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2010年07月08日
名盤/V.F & H.M.A
続・名盤を探しに行こう!「あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.95(2002年 3月掲載)
ちょっと間違いを起こすと、神経質になるというのは、いくつに
なっても変らない。
どこかで、もっとふてぶしくしてりゃいいものを!
それにしても、すっかり忘れてしまった名前が載っていてビックリ!!
閑話休題。
アート・ロックにニュー・ロックの他に、たしかアシッド・ロック
なんてヤバイ呼び方もあったような。
「キープ・ミー・ハンギング・オン」は、GSの連中がこぞってカヴァー
していて、それが元で火がついたように記憶している。
このドラマチックなアレンジは、日本人好みの見本(!?)、
なんて言いたくなるような1曲。
書いてある通り、確かにこの「ROCK&ROLL」を聴いた後、他のこの手
を音を聴きたいとは思わなかった時があった。
そのくらい、当時としては、チョー重量級のヘヴィーさを感じさせた
アルバムだった。
このCDを見つけた時は、迷わずゲットでした。
ただ音の分離が良すぎて、ナンか~な!って感じでした。
ファッジは、後々、ほかのアルバムもアナログで手に入れている。
それにしても、このジャケット・デザイン、潔くていいでしょ!
ハード・ロック(!?)も、ちゃんと聴いていました。
例のダブッて書いた一件以来、結構神経質(ったって酔っ払いオヤジだから
タカが知れている)になって作品を選んでいます。
と言うより、その膨大なリスト(ちょっと大袈裟)と睨めっこしながら選盤
している訳。
だから前号のパティのように、冷静に前にアレを書いたので云々、な~んて
書いちゃうんですよ。
それでもって、そのリストを眺めていてハタと気が付いた。
所謂ハード・ロックが無い!
おリゃ~、ロックの歴史を語る上で欠かせないハード・ロックが無い。ヤバイ!こり
ゃ~ロッキー和田さんに怒られる。な~んてネ。
ちゃんと聴いていますよ。ハード・ロック。
例えばレッド・ゼッペリン、ディープ・パープル、う~ん、あと誰だっけ。もう、
すんなり名前が出ない程度の聴き方みたい。
と言うか、俺がロックを聴き出して間もない頃、ハードとかヘヴィ・メタルって呼び方な
かったもんなぁ~。
60年代末に聴き出した時は、前述のアーティストに加えてクリームとかジミ・ヘンド
リックスとか、そうそう、ハードだろうがヘヴィだろうがサイケだろうが、そんな新興
勢力はまとめてアート・ロックとかニュー・ロックって言っていたのです。
60年代末と言えば、まさしくロック黄金時代。次々と紹介される未知なるアーテ
ィストに一喜一憂しつつ、日々ロック三昧。
そんな中で「俺はこの手のロックは卒業!」って思わせたのがヴァニラ・ファッジの連中。
彼らの「ROCK & ROLL」を聴いた時に、もうハードもヘヴィもいらない。
と本気で思った。

そのヴァニラ・ファッジは67年にモータウン・ナンバー「キープ・ミー・ハンギング・オン」をカヴァー
してヒットさせ、我が日本でも知られるようになったバンド。
当時の広告なんかには、確かアート・ロックの旗手云々とかのコピーがついていた
ような気がする。
欧米ではシンフォニック・ロックとか呼ばれたようで、確かにクラシカルなアレンジが耳に
つくが、そこはプログレ風味とは一味違うサイケっぽさだったりして。
件のアルバム「ROCK & ROLL」は、そのものズバリ、彼らにとってはストレートな
ロックに挑んだものだった。そこには、ヘヴィーとハードを併せ持った豪快なサウンドが
刻まれ、結構あの当時は、このレコードを聴いた後は、他のこの手の音を聴く気
になれなかったように記憶している。
10年程前にドイツのレーベルからCD化された後仲々目にしなかったが、最近
輸入盤CDが出廻っているので、気になった方は、早めにゲットしておいた方
がいいかも・・・・・。
日本ではラウドネスってとこだと思うが、我が家のレコード棚を探しても無かった。
あったのはHEAVY METAL ARMYって、如何にもな名前のバンド。

あの当時の錚々たる面々が組んだバンド。悪くはない!って事で、また来月。
■資料■
VANILLA FUDGE / ROCK & ROLL / 1968年度作品
HEAVY METAL ARMY / 1 / 1981年度作品
Vol.95(2002年 3月掲載)
ちょっと間違いを起こすと、神経質になるというのは、いくつに
なっても変らない。
どこかで、もっとふてぶしくしてりゃいいものを!
それにしても、すっかり忘れてしまった名前が載っていてビックリ!!
閑話休題。
アート・ロックにニュー・ロックの他に、たしかアシッド・ロック
なんてヤバイ呼び方もあったような。
「キープ・ミー・ハンギング・オン」は、GSの連中がこぞってカヴァー
していて、それが元で火がついたように記憶している。
このドラマチックなアレンジは、日本人好みの見本(!?)、
なんて言いたくなるような1曲。
書いてある通り、確かにこの「ROCK&ROLL」を聴いた後、他のこの手
を音を聴きたいとは思わなかった時があった。
そのくらい、当時としては、チョー重量級のヘヴィーさを感じさせた
アルバムだった。
このCDを見つけた時は、迷わずゲットでした。
ただ音の分離が良すぎて、ナンか~な!って感じでした。
ファッジは、後々、ほかのアルバムもアナログで手に入れている。
それにしても、このジャケット・デザイン、潔くていいでしょ!
ハード・ロック(!?)も、ちゃんと聴いていました。
例のダブッて書いた一件以来、結構神経質(ったって酔っ払いオヤジだから
タカが知れている)になって作品を選んでいます。
と言うより、その膨大なリスト(ちょっと大袈裟)と睨めっこしながら選盤
している訳。
だから前号のパティのように、冷静に前にアレを書いたので云々、な~んて
書いちゃうんですよ。
それでもって、そのリストを眺めていてハタと気が付いた。
所謂ハード・ロックが無い!
おリゃ~、ロックの歴史を語る上で欠かせないハード・ロックが無い。ヤバイ!こり
ゃ~ロッキー和田さんに怒られる。な~んてネ。
ちゃんと聴いていますよ。ハード・ロック。
例えばレッド・ゼッペリン、ディープ・パープル、う~ん、あと誰だっけ。もう、
すんなり名前が出ない程度の聴き方みたい。
と言うか、俺がロックを聴き出して間もない頃、ハードとかヘヴィ・メタルって呼び方な
かったもんなぁ~。
60年代末に聴き出した時は、前述のアーティストに加えてクリームとかジミ・ヘンド
リックスとか、そうそう、ハードだろうがヘヴィだろうがサイケだろうが、そんな新興
勢力はまとめてアート・ロックとかニュー・ロックって言っていたのです。
60年代末と言えば、まさしくロック黄金時代。次々と紹介される未知なるアーテ
ィストに一喜一憂しつつ、日々ロック三昧。
そんな中で「俺はこの手のロックは卒業!」って思わせたのがヴァニラ・ファッジの連中。
彼らの「ROCK & ROLL」を聴いた時に、もうハードもヘヴィもいらない。
と本気で思った。
そのヴァニラ・ファッジは67年にモータウン・ナンバー「キープ・ミー・ハンギング・オン」をカヴァー
してヒットさせ、我が日本でも知られるようになったバンド。
当時の広告なんかには、確かアート・ロックの旗手云々とかのコピーがついていた
ような気がする。
欧米ではシンフォニック・ロックとか呼ばれたようで、確かにクラシカルなアレンジが耳に
つくが、そこはプログレ風味とは一味違うサイケっぽさだったりして。
件のアルバム「ROCK & ROLL」は、そのものズバリ、彼らにとってはストレートな
ロックに挑んだものだった。そこには、ヘヴィーとハードを併せ持った豪快なサウンドが
刻まれ、結構あの当時は、このレコードを聴いた後は、他のこの手の音を聴く気
になれなかったように記憶している。
10年程前にドイツのレーベルからCD化された後仲々目にしなかったが、最近
輸入盤CDが出廻っているので、気になった方は、早めにゲットしておいた方
がいいかも・・・・・。
日本ではラウドネスってとこだと思うが、我が家のレコード棚を探しても無かった。
あったのはHEAVY METAL ARMYって、如何にもな名前のバンド。
あの当時の錚々たる面々が組んだバンド。悪くはない!って事で、また来月。
■資料■
VANILLA FUDGE / ROCK & ROLL / 1968年度作品
HEAVY METAL ARMY / 1 / 1981年度作品
Posted by keith yoshida at 11:17│Comments(0)
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