さぽろぐ

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2008年09月30日

名盤/STEVIE WONDER & 今井美樹

続・名盤を探しに行こう/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.38(1997年6月号掲載)


ローラ・ニーロの訃報に触れているが、この間、PINK FLOYDのRichard Wright
が亡くなったのが、ちょっと悲しかった。
ライヴを観た時の、彼のカッコイイ!印象がずぅ~と残っていて、新聞でその記事
を見た時に、それがまるで昨日の事のように蘇ってきた。
カッコイイ!と云えば、ポール・ニューマンも亡くなってしまった。
好きな俳優の一人で、結構作品は観た記憶がある。
どちらもご冥福を祈りたい。
閑話休題。
スティーヴィーさん、全然聴かなくなっちゃたな!
なんで?っていうか、ナンカ、何も感じなくなっちゃたんだもん。
ま、そういう事あるさ。また、いつの日にか、猛烈に聴きたくなる事もあるでしょう
から、その時まで封印を!
今井さんは、それこそ今、どんな活動をしているのでしょうか?
さっぱり分かりません。
この名盤を書き始めて3年も経っているのに、相変わらず下手ぴな文章と誤字
脱字ですね・・・。
恥ずかしいけど、まんま掲載するのが信念だから、隠しようがない。
人間、才能は無くても、何度も繰り返してりゃ~、多少は進歩するだろう!
と思っていたが、どうも進歩が遅すぎる!と自己反省。
それとも手抜きで書いていたか!(ワォー!)
こうして掲載を続ける限り、恥をかき続けるんだろうな~。

当時耳蛸の絶頂期のあの作品。聴き直してみると、やっぱりスッゲ~いいわ!!!
スティーヴィーさん。


実は先月の原稿を書いている最中に訃報が届いた。
以前にこの名盤でも取り上げた事がある女性シンガー・ソングライター
“ローラ・ニーロ”が4/8に卵巣癌の為に逝去された。先月の段階でこの事に
触れようと思いつつ、紙面が尽きた為に書けなかった状態だった。
大好きなアーティストだっただけに新聞でその記事を見た時は、年がいもなく、
ちょっとしたショック状態に陥ってしまった・・・。
今は彼女が残した数多くの作品達に感謝の気持ちで一杯で、彼女のご冥福を
心から祈りたい。
そんな訳でローラのあの作品と、輸入盤で発売されたばかりの初のベスト盤
「STONED SOUL PICNIC」が、連日我が家のプレイヤーを占領している日々が
続いている。
とは言うものの、この連載の為に何かを捜さなきゃならない。って事で、そんな
ローラ漬け間隙を縫って頻繁に鳴っていたのがStevie Wonder
「Songs In The Key of Life(邦題:キー・オブ・ライフ)」

何故かと言うと、それなりの理由がありまして・・・。それは後述する事にしましょう。
それにしても、あまりにも名盤過ぎて書くに書けない!この辛さ。なんネ。
実はこのアルバム、数年前からアナログ盤を捜していて、仲々良い状態の盤
に巡り逢えないまま今日に至っている作品なのです。
76年の発売当時はスティーヴィーの絶頂期のど真ん中。どこに行っても頻繁に
この作品の曲を耳にするという異常事態だったように思える。
なんたって72年発表の「Taking Book」以降、「Innervisions」「Fulfillingness’
First Finale」と怒涛の名作ラッシュで、ヒット・チャートを賑わすわ、グラミー賞は
バカスカ獲得するわの天下無敵状態。
そんな状況の延長線上で出された作品が売れない訳がない。
所謂、そんじょそこらのバカアホでもスティーヴィー大好き状態が進み、飲み屋
に行けばアルバムが、テレビを点けると誰かがカヴァーして唱って、ラジオからは
ヒット・チューンが・・・・・。ねぇ、凄いでしょう。こんなに持て囃されたのです。
だから、レコードを買わなくても、何となく耳蛸状態で覚えちゃうんだな。これが。
そんなアルバム、誰がわざわざ買いまっか。って事ですよ。
そんな訳で俺はずぅ~と持ってなかったんだけど、前述したようにここ何年かは
中古盤屋で、あわよくば良い状態の物をゲットしたい!と、の~んびりと接して
いたのです。
そのの急転~んびりが急転直下のCD購入。何故、何故、何故の嵐の答えは
今井美樹さんでした。
ん(!?)ですよね。皆さんは。結びつきが希薄でしょ。でも彼女の新曲「DRIVE
に連れてって」のカップリングが「KNOCKS ME OFF MY FEET」。
勿論「キー・オブ・ライフ」収録の名曲のカヴァーって訳。そして、それの出来が、
すっげぇ~良いの。
それで、どうしても原曲を聴きたくなって・・・・・。
ってな訳で、当初の目論見とは違ってCDで手にしたけど、本当にいい曲が一杯
入っているわ。「ある愛の伝説」「愛するデューク」「可愛いアイシャ」etc・・・・・。
どこから切っても、こりゃ名盤と呼ぶに相応しい出来だ。と改めて思った次第。
皆さんも、もし今だにこれを聴いた事がないようでしたら、この夏のボーナスで、
ぜひお買い求め下さい。いきなり買っても絶対損しないから。ハイ。
片や今井さんはというと、そりゃ「A PLACE IN THE SUN」でしょ。

そうそう「MISS YOU」が入ったやつ。これが今のところ彼女のベスト作品じゃない
でしょうか。
冒険心にあふれた「flow into space」以降、音楽的によりアーティスティックなもの
を求めた今井美樹。
そんな彼女の音楽欲求を具現化する助っ人は、布袋寅泰。
そしてこの作品には坂本龍一も参加して、一層クオリティの充実を計っている。
“唄うモデルや女優”といった、デビュー以来付きまとった陳腐な肩書きに変わって
“アーティスト”として語られる事が目立ち出したのも、この作品の前後辺りからだった。
間もなく届けられる新作。ちらっと聴いた何曲かは、凄くいい雰囲気の仕上がりで、
もしかしたらこの「A PLACE~」を超える最高・・・・・、なんて余計な期待は抱かないで、
彼女みたいに自然体で待ちましょう。

STEVIE WONDER/SONGS IN THE KEY OF LIFE
オリジナルのアナログ盤はLP2枚組+17cmシングル盤というヴォリュームだった。
300曲ものレコーディングされた中からの選りすぐりナンバー(!?)。そりゃ悪いモノが
出来るハズがない。個人的には現在スティーヴィーの再評価中。
そのキッカケはこの作品だった。

今井美樹/A PLACE IN THE SUN
作品を重ねるごとに、そのシンガーとしての成長振りを如実に感じさせられる。
初期の初々しさも今井美樹の魅力なら、ここで聴かせる成熟度も彼女の魅力。
この作品を引っ提げたツアーも素晴らしい出来で、永遠の俺の記憶に残る
ステージの一つだった。
  

Posted by keith yoshida at 13:11Comments(0)名盤を探しに行こう!

2008年09月29日

番外編/飯がわりに一撃を!/勝ちゲームがみられるのかしらん。

市原、大分と2試合いい戦いをしたのに、ホント、かわいそうな負け方
をして・・・。
多分、ちょっとの差なんだろうけど、そのちょっとの差がJ1ではデッカイ
だろうな~、と痛感している今日この頃。
昨日も“日本一諦めの悪い集団”と掲げた熱烈サポーター達の思いも
届かず負け!
果たして俺達はホーム残り3試合で、勝ち試合を観る事が出来るんで
しょうか?
対戦相手をみると、可能性があるとしたら、同じく調子が悪い柏か?
こんなに負け続けて悲しい思いをしているのは、柳下監督1年目の
最下位になった時以来だな。
ま、そうは言いつつ、ホーム試合には足を運びますけど・・・。
  

Posted by keith yoshida at 12:08Comments(0)Consadole

2008年09月17日

もうひとつの活動休止。

9/7に東京新木場に行ってきた。
活動を休止するというELLEGARDENのライヴを観る為に。
驚いたのは、新木場駅の改札を出てから、会場のSTUDIO COASTまでの
道のり。
多分1kmくらいだろうが、ずぅ~と、手作りのプラカードを持った
若者達が連なっていた。延々!とですよ。
そのプラカードは「チケットを譲って欲しい!」旨を書いたプラカードで、
もうとにかく、最後?のELLEGARDENを観たいのだ。
声を嗄らして叫んでいる者や半べそかいている者など、それはまるで
微かな望みを持ちながら、誰かの救いを待っているかのようだった。
某国民的バンドのように、活動休止を発表してから、マスコミに大々的
に取り上げられる事もなく、休止前のこの日も(うざい!)テレビ
カメラが入る事もなく(多分)、あくまでもバンドとオーディエンスと
云う繋がりで成立している世界を守っている。
あぁ~、このバンドらしく、最後までファン優先なんだ。
そうだよな、結局はそこに支えられているんだもな。
本当は、こういうバンドの現象をちゃんと捉えて、一般に教えてあげる
のが、マスコミの使命。
(多分、ここ何年か日本一の動員数を誇るバンドのハズだから、ワイド
ショーのエンタメ情報とかで取り上げてもいいのに・・・)
寄ってくるモノだけ、そして利害関係優先の胡散臭い関係が無いって事か?
このバンドにとって、上っ面だけ舐めて好き勝手な事を言ったり、売れて
いる間は持ち上げたりするマスコミ関係者なんて不要って事でしょ!
ライヴ自体の事云々は抜きにして、ELLEGARDENは何処にいくのか?
ま、バンドを長く続けるって事は色々あるからね。
この先、どうなって行くは分からないけど、細美がステージで言った
「このバンドと心中します!」って言葉を信じて、活動再開を待つ事
にしよう。

後日談
・チケットを手に入れようとするプラカードの面々に、細美がペット
ボトルの水を、コンビニから買えるだけ買って、自ら配っていたらしい。

・入れないファンの為に、スタッフが、会場の扉を開放して音を聴ける
ようにしたとか・・・。
  

Posted by keith yoshida at 11:50Comments(0)音楽

2008年09月16日

番外編/飯がわりに一撃を!/もう諦めているの?

どうみても、勝てないないな~、と思った13日の清水戦。
調子を上げてきた清水に、いいようにやられて、何も出来ない。
ナンカ、必死で戦う!という姿勢が感じられないまま1点取られて、
後半に突入。
あまりのつまらなさに、途中でテレビ観戦を止めて、出掛けた。
結果、3-1で負け。
それでも1点取ったんだ!
クライトン不在だと、こんなもんか?
翌日の千葉vs東京V。
前半、千葉が東京にいいようにやられて手も足も出ない状態。
どうにか、前半の猛攻をしのいで“0”で抑えて後半に。
東京の得点は時間の問題で、千葉の負けを確信して、テレビ
観戦を止める。
途中経過をみようと、テレビを点けると千葉が先制していた。
完全に前半と逆になって、東京が防戦で手一杯状態。
結果、2-0で千葉が勝利。
前半で1点取られるかどうかの差か?それともハーフタイムの
適切な指示・対応の差か?
いずれにしても、デッカイ“差”だわ事!
これで20日のホームでの千葉戦、勝っても最下位は変わらず。
個人的には、J2落ちは覚悟しているけど、残り試合、もっと必死
に戦う姿勢を見せろよ!それとも、もう諦めているの・・・?
とにかく、残留への僅かな可能性を、少しでも延ばせよ。
  

Posted by keith yoshida at 10:59Comments(0)Consadole

2008年09月05日

果たしてインスタントラーメンとの繋がりは?

「モ・モ・フ・ク」と聞いて、どこかで聴き覚えがあるな~と。
そんなタイトルの事など忘れていたある日、渋谷の某レコード
店で、暇にまかせてアナログ盤を掘っていた。
店内BGMが変わり、妙にナマナマしい音が・・・。
「あぁ~、この声、俺、知ってる!」と思いつつ、そして、音も
気になりつつも、モクモクとアナログ盤掘りは止めない。
それから暫く経って「あぁ~、これっ、きっとコステロの新譜だ!」
と、漸く、声の主がエルビス・コステロと理解する。
「今時、随分とレアな感触の音だこと!」なんぞと心の中で呟き
つつも、その新譜と思われるBGMのジャケットをチェックする事も
なく、確か、収穫もなく、その場を去ったのが、多分、今年の4月
の事だと思う。
Elvis Costelloのアルバム「MOMOFUKU」がアナログ盤先行で
発売されたのも、この頃の事なのかしらん。

「モモフク」と知っていたのは、雑誌記事か何かで、日清の創業者
云々、というのを見た覚えがあったから。
最近、そのCD(残念ながらアナログじゃない!)を良く聴いている。
コステロは、多分、名盤か何かの時に、多作なので、適当に間引き
して聴いていると書いたが、これは久々の新譜らしい・・・。
バカラック、いやいやアラン・トゥーサン以来か!そのどっちかと
の共演盤以来だな、俺にとっては。
(大体、この後に何かリリースしていたの・・・?)
ちょっと昔のロックな感触、いやいや、コステロの本質はこれでしょ!
と思う程の快作なんだな~、これが。
そして確かにアナログ盤が似合いそうな音!
何でも、先行発売されたアナログ盤を買うと、無料でアルバムの音が
ダウンロードも出来る仕掛けになっていたとか!
そういうオマケの仕方って、良いんじゃない!
と言う訳で、本当はiPodじゃなくて、ちゃんとスピーカーで音を鳴ら
して、空気を震わせながら聴いた方がいい1枚です。
因みに、iPodに取り込むと、共演のThe ImpostersがThe Attractions
となってしまう。
最初に登録したヤツが間違えたんだろうな~。
迷惑な間違いだ事!
  

Posted by keith yoshida at 10:41Comments(0)音楽

2008年09月01日

男が惚れる?ジャケット!

ジャケット話の続きです。
前回のジャケットのインパクトで思い出したが、どうしても欲しくて
探していたGal Costa「INDIA」のLPを、とうとう手に入れました。
これも、以前に我慢出来ずにCDで買ってしまった“Oily Rags”同様、
アナログを買おうと思ったら無い!
探しても探しても無いので、CDで買っちゃった1枚。
だって、このジャケットですよ!

どう考えても、絶対、あの30cmの大きなサイズが欲しいわな~。
肝心のジャケットは、横がちょっと傷んでいたが、補修すればいい程度。
何よりも覚悟していた価格の10分の1でゲット!出来たのが嬉しい。
音の針飛びもなく、ちゃんと聴ける。
ありがたや!ありがたや!
  

Posted by keith yoshida at 11:37Comments(0)音楽