さぽろぐ

趣味・エンタメ  |札幌市北区

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2009年12月28日

ヴァン・モリスンに火がついた(!?)

暇に任せて、観ていない映画を何本か借りて観た。
その中の一作「奇跡のシンフォニー」と言う作品の中で、
主人公が口ずさむ歌!
あっ!聴いた事ある!俺知っている!と頭の中でグルグル
廻るんだけど、タイトルが出てこない。
(こうゆう事、度々ある!)
早送りしてエンドロールのクレジットを見たい衝動を抑え
つつ、画面を注視!
暫くして漸く思い出した!と言うか判明。
Van Morrisonの「moondance」でした。

なんていい曲なんだ!と改めて思った次第で、早速、レコードを
棚から引っ張り出して、久々にアルバムを全部聴いた。
なんか、こんな出会いが無ければ、なかなかターンテーブルに
のる事もなかったかもしれないレコード。
で、これをきっかけにヴァンの`70年代の作品「HIS BAND AND THE
STREET CHOIR」や「SAINT DOMINIC’S PREVIEW」、そして
「Tupelo Honey」などなど、次々と引っ張り出しては日々聴いている。
(併せてTHEM時代も!)
「moondance」もそうだが、どの作品も40年ほど時間が経ったのに、
古さをあまり感じさせない音だった。
(流石にTHEMは、いかにも`60年代のビートバンドって感じだけど・・・)
そんな訳で、今はちょっとヴァン・モリソン再発見の旅とはいかない
までも、聴き込んでいないアルバムをちゃんと聴こう!と思っていて、
それが結構楽しい時間になっている。
`60年代から始めると`70、`80、`90、`00年代と、ディケードで言うと
5区分と膨大な数の作品を聴かなきゃならないのは大変だけど、
こういう機会でもないと見直す事もないだろう。
それにしても40年程前に、僅か2,000円程度で買ったアルバムが、
未だに楽しめるっていうのは凄い事だな~と、改めて思った。
やっぱり、こうして形で残っているのがいい!って事です。
(DATAだとね・・・)
あッ、それとストーンズの「Get Yer Ya-Ya’s Out!」の40周年盤。
オリジナルリリース音源は当然の事のように良いんだけど、今回追加と
なった未発表の5曲、そしてB.B.KingとIke & Tina Tuner収録盤、
更にボーナスDVDの映像と、どれを取っても素晴らしいです。
映像には亡くなったジミにジャニスにジェリー、そしてイアン・ステュ
アートまで映っていて、なんかジーンときてしまいました。
40年待って、漸く当時噂となっていた完成形を手に出来るなんて、
これは長生きして良かったわ!って1枚です。ホントに!ハイ!
  

Posted by keith yoshida at 10:54Comments(0)音楽

2009年12月16日

名盤/Maria Muldaur & こなかりゆ

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.85(2001年 05月掲載)


名盤の定義ネ!
全然無いです。ただ、年数が経って、当時評価されなかったものが、
実は色々な意味で凄い作品で、それが後々にまで伝わって、名盤と
呼ばれるようになったてぇのはあるかも・・・。
それと、たくさん売れて多くの人達に支持された作品ってのもあるけど、
実は勢いで時代に乗ってしまって、何百万枚も売れただけで、中身が
駄目!(特に日本の場合)ってのもある訳で、ま、この辺は判断が難しい。
いずれにしても書いてある通り、自分の愛聴盤は、誰がナント言おうと、
その人にとっては名盤には違いないのですが・・・・・。
マリア・マルダーはデビュー当時、相当夢中になって聴いた。
何年か前にライヴで来ていたような・・・。
観に行ってないので、既に自分にとって完全に過去の人という訳。
それと、こなかりゆにそうゆう事を感じたんだ。ふーん。
ここで紹介した作品は、一時良く聴いたし出来も良かったように記憶している。
あまり光が当たらなかった存在のように思うけど、どうなんでしょ?
「彼女、今はどうしているんだろう?」と書いてある通り、この時点で活動が
どうなっていたかも不明。
もしかして、今でもどこかで音楽をやっているかもね。

スタイルとしての古さが新しいオールドタイム・ミュージック!

 とある人に「ここでとり上げている日本のアーティストの作品も名盤なんですか?」
との実に単刀直入な質問をされた。
 う~ん困った。と言うより前にその事については書いているんだけれどな~!
と言っても、それを読んでいない読者も多い訳だから、ここでもう一度説明する
しかないのかなと・・・・・。
 名盤の主役はあくまでも洋楽です。基本的には、日本のアーティスト達が影響を受けた
であろう作品を選んで、その影響下の日本人の作品を一緒にとり挙げる。っつう形式
で書いています。が、結構日本のモノについてはあやふやです。ハッキリ言って!
 ですから洋楽はそれなりに信用していいのですが・・・・・・。ってな感じです。
勿論、中には正真正銘名盤と言われている作品もありますよ。
 大体名盤の定義なんてないんですから。一杯売れて世間から認められたものとか、
評論家の誰それさんが絶賛したとか、何年かたってから高い評価を得たとか、何か
そんな事のどれかに当てはまらにゃいかんとかないですから。
 ここでとり挙げているのは、あくまでも主観です。個人的に好きとか良いとか
思っているアルバムを紹介しているだけですから。
 とか何とかうだうだと書いていたら紙数がなくなってきたので、早速今月の本題に
入らせて頂きます。
 後の祭りな話だけど、ジェフ・マルダーが札幌に来ていたらしい。らしいじゃなくて、
ライヴを観た人が「良かった!」と言っていたので本当の事だ。(観れなかったのは、
ちょっとだけ心残りです)
 でぇ、そのジェフの事を書くと思ったら大間違いで、彼の元妻のマリア・マルダー
デビュー作の事を今月は書きます。
 何年か前にBrand New Heaviesでヒットした「Midnight at the Oasis」って曲は御存知で
しょうか。そのオリジナルを唄っていたのがマリア・マルダーなのです。

 彼女のデビュー・アルバム「オールド・タイム・レイディ」は70年代のシンガー・ソングライター・ブームが続
く最中の73年にリリースされた。前述の「真夜中のオアシス」のヒットもあって、一気にアルバム
が売れ、マリアは時代を代表する女性シンガーの一人として一躍時の人となったのと同時
に、それまでそんなに注目されていなかったオールドタイム・ミュージックが俄かに話題になった
りもした。そんな事を思い出しつつ久々にレコードを引っ張り出して聴いてみたが、それが
意外な程古さを感じさせないものだった。と言うより「古いけど新しい!」って思えるほど
新鮮だった。これはこの時代にちょっとした穴的存在の音楽かもっ。なんて思ったりして。
 まぁ、新作も出るらしいので、これは併せて要チェックでしょう。

 何年か前にこなかりゆの「おばあちゃんは女の子」を聴いた時、そう言えば真っ先にこ
のマリア・マルダーを思い出した。マーク・リボーらが参加したミニ・アルバム「Hokey Dokey」は結構良
かったのに・・・・・・。今、彼女はどうしているんだろう(!?)

■資料■
MARIA MULDAUR / オールド・タイム・レイディ (1973年度作品)
こなかりゆ / Hokey Dokey (1998年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 15:20Comments(1)名盤を探しに行こう!

2009年12月10日

名盤/Bob Dylan & 斉藤和義

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.84(2001年 04月掲載)


掲載誌からのリライトが終わったから、ペースが上がると思ったら大間違い!
別にサボッていた訳じゃなくて、ただ、気持ちがこれに向わなかっただけです。ハイ!
前にも書いたと思うが、紙ジャケットシリーズの作品は、アナログ盤(オリジナル盤)
を持っている人には、あきらかにそのミニチュア版であり、それが可愛いいので、
初期の頃は、思わず手にしてしまう事もあった。
ディランは、何故だかクリスマス・アルバムをリリースした。
売り上げはチャリティーだそうだが、どうも買う気になれない。スミマセン!
この原稿を書いた時点で「欲望」から四半世紀で、それから現在までカウントすると、
プラスもうひと昔(今のスピード感で言うと!)ほど過ぎている訳で、そりゃ、
歳を取る訳ですよね。(ディランだけじゃない)
で、コピー通り、影響力を未だに持っているディランってホント凄い人なんだと。
まぁ、こうした先人達がいるお陰で、まだまだ音楽をやっている人もいる訳で、
彼らが敷いたレールは、いい見本となっている。
斉藤和義、相変わらずライヴは未見状態です!

未だ計り知れない影響力を持つディラン!

 ジョージ・ハリスンの「ALL THINGS MUST PASS」のニュー・センチュリー・エディションが売れている
らしい。CD SHOPで淡い色合いのパッケージを見たとたん、僕も思わず買ってしまった
んだけど、ありゃ~、アナログ盤を持っている人でも、現物を見てしまったら、買いたい
衝動に駆られるよ。それくらいカワイイと言うか、愛おしさに溢れたパッケージだし、何より
もカラー化で、何かありそうな気配がプンプン。
アナログ盤を引っ張り出して聴く事も殆ど無かった作品だけに、何やら懐かしいし、
新しい発見があったりで、それはそれで面白い。
そうそう、先月の続きじゃないけど、こんなところでジョージもボブ・ディラン
「IF NOT FOR YOU」をカバーしていたんだ。っつう事を聴いてて思い出した。
 そのディランと言えば、彼の歌の題材として取り上げたボクサー“ルービン・カーター”の物語を
映画化した「ザ・ハリケーン」が、昨年末からレンタルビデオ屋に並んでいる。
勿論、ディランが唄った「ハリケーン」は映画の中で使われている。
 ディランと言えば“フォークの神様”呼ばわりされる程、その存在感が凄い。ところが僕の
ような洋楽育ちの音楽ファンでも、仲々ディランを聴くまでの道のりが遠い事もある。
 60年代後半日本中をフォーク・ブームが席巻していた頃、僕はフォークに対して“しみったれ
た四畳半”的イメージしか持てず、その延長の為か、どうしてもディランの世界に足を踏み入
れる事が出来なかった。
 そんなディランをグッと身近に引っ張ってくれたのは、もしかしたら1971年のジョージのバン
グラデシュ・コンサートかも知れない。以降、買い漁る事買い漁る事。次々とディランのアルバムを
手に入れる事になる。
 さて、この「ハリケーン」を収録したアルバム「欲望」は、レコード店で偶然そのジャケットを発見した
記憶がある。僕のディランに対するマークの仕方が悪いのか、いつもディランの作品は突然目
の前に現れるような気がする。

 アルバムから「ハリケーン」と「コーヒーもう一杯」の2曲が、日本でもヒット・チャートに登場した記憶が
ある。もしかしたらこれは「風に吹かれて」や「Like A Rolling Stone」などのそれ以前の代表
曲より凄い状況だったんじゃないか・・・・・、と今更ながら思っている。
 このアルバム「欲望」から4半世紀が過ぎたが、ディランは相も変わらず頂点にたちつつ走り
続けている。凄い!
 例の四畳半的世代からディラン・フォロワーは山ほどいるが、そういった御大達に敬意をはらい
つつ、近頃ディランを彷彿させたシンガーと言えば斉藤和義
 この自作自演歌手がその豊かな音楽性を垣間見せてくれたのが、昨年発表したアルバム
「COLDTUBE」

 一度、彼のライヴを観てみたいと思っている今日この頃です。

■資料■
BOB DYLAN/欲望(1976年度作品)
斉藤和義/COLDTUBE (2000年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 12:11Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年12月04日

飯がわりに一撃を!/ 曽田ヂカラその2!ほか・・・

曽田選手の引退セレモニーでの挨拶が素晴らしかった!ってのを
後日聞いて、サッサと札幌ドームから去ったのを悔やんだ。
歳と共に涙腺が緩くなって!と前回書いたが、ナンか男が涙を流し
ている姿を見られたくない!との思いでのあの行動だったが、結構、
その男泣きを誘っていたらしく、周りに号泣していた人が一杯居た!
との話を聞いて、一緒に泣きゃ良かった!と思った次第。
どこかにそのスピーチの映像残ってないかな~。
話は変るが、昨日の日刊スポーツに中山雅史選手に、コンサドーレが
オファーを出していた!との記事。
色んな意味で良いと思います!と言うか大歓迎です。
歳は関係ない!
どう進展するか注目です。
で、ジュビロ・サポからの情報は、明日、また中山がベンチ入りする
可能性が高いとの事。
(ジュビロ内でインフルエンザが流行っているらしい)
コンサの最終戦は勿論だけど、浦和vs鹿島も観なきゃ!とチャンネル
サーフィンな一日になりそう!

  

Posted by keith yoshida at 16:10Comments(0)Consadole