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2009年12月16日

名盤/Maria Muldaur & こなかりゆ

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.85(2001年 05月掲載)


名盤の定義ネ!
全然無いです。ただ、年数が経って、当時評価されなかったものが、
実は色々な意味で凄い作品で、それが後々にまで伝わって、名盤と
呼ばれるようになったてぇのはあるかも・・・。
それと、たくさん売れて多くの人達に支持された作品ってのもあるけど、
実は勢いで時代に乗ってしまって、何百万枚も売れただけで、中身が
駄目!(特に日本の場合)ってのもある訳で、ま、この辺は判断が難しい。
いずれにしても書いてある通り、自分の愛聴盤は、誰がナント言おうと、
その人にとっては名盤には違いないのですが・・・・・。
マリア・マルダーはデビュー当時、相当夢中になって聴いた。
何年か前にライヴで来ていたような・・・。
観に行ってないので、既に自分にとって完全に過去の人という訳。
それと、こなかりゆにそうゆう事を感じたんだ。ふーん。
ここで紹介した作品は、一時良く聴いたし出来も良かったように記憶している。
あまり光が当たらなかった存在のように思うけど、どうなんでしょ?
「彼女、今はどうしているんだろう?」と書いてある通り、この時点で活動が
どうなっていたかも不明。
もしかして、今でもどこかで音楽をやっているかもね。

スタイルとしての古さが新しいオールドタイム・ミュージック!

 とある人に「ここでとり上げている日本のアーティストの作品も名盤なんですか?」
との実に単刀直入な質問をされた。
 う~ん困った。と言うより前にその事については書いているんだけれどな~!
と言っても、それを読んでいない読者も多い訳だから、ここでもう一度説明する
しかないのかなと・・・・・。
 名盤の主役はあくまでも洋楽です。基本的には、日本のアーティスト達が影響を受けた
であろう作品を選んで、その影響下の日本人の作品を一緒にとり挙げる。っつう形式
で書いています。が、結構日本のモノについてはあやふやです。ハッキリ言って!
 ですから洋楽はそれなりに信用していいのですが・・・・・・。ってな感じです。
勿論、中には正真正銘名盤と言われている作品もありますよ。
 大体名盤の定義なんてないんですから。一杯売れて世間から認められたものとか、
評論家の誰それさんが絶賛したとか、何年かたってから高い評価を得たとか、何か
そんな事のどれかに当てはまらにゃいかんとかないですから。
 ここでとり挙げているのは、あくまでも主観です。個人的に好きとか良いとか
思っているアルバムを紹介しているだけですから。
 とか何とかうだうだと書いていたら紙数がなくなってきたので、早速今月の本題に
入らせて頂きます。
 後の祭りな話だけど、ジェフ・マルダーが札幌に来ていたらしい。らしいじゃなくて、
ライヴを観た人が「良かった!」と言っていたので本当の事だ。(観れなかったのは、
ちょっとだけ心残りです)
 でぇ、そのジェフの事を書くと思ったら大間違いで、彼の元妻のマリア・マルダー
デビュー作の事を今月は書きます。
 何年か前にBrand New Heaviesでヒットした「Midnight at the Oasis」って曲は御存知で
しょうか。そのオリジナルを唄っていたのがマリア・マルダーなのです。

 彼女のデビュー・アルバム「オールド・タイム・レイディ」は70年代のシンガー・ソングライター・ブームが続
く最中の73年にリリースされた。前述の「真夜中のオアシス」のヒットもあって、一気にアルバム
が売れ、マリアは時代を代表する女性シンガーの一人として一躍時の人となったのと同時
に、それまでそんなに注目されていなかったオールドタイム・ミュージックが俄かに話題になった
りもした。そんな事を思い出しつつ久々にレコードを引っ張り出して聴いてみたが、それが
意外な程古さを感じさせないものだった。と言うより「古いけど新しい!」って思えるほど
新鮮だった。これはこの時代にちょっとした穴的存在の音楽かもっ。なんて思ったりして。
 まぁ、新作も出るらしいので、これは併せて要チェックでしょう。

 何年か前にこなかりゆの「おばあちゃんは女の子」を聴いた時、そう言えば真っ先にこ
のマリア・マルダーを思い出した。マーク・リボーらが参加したミニ・アルバム「Hokey Dokey」は結構良
かったのに・・・・・・。今、彼女はどうしているんだろう(!?)

■資料■
MARIA MULDAUR / オールド・タイム・レイディ (1973年度作品)
こなかりゆ / Hokey Dokey (1998年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 15:20Comments(1)名盤を探しに行こう!