さぽろぐ

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2009年02月25日

これは未CD化作品ですよね?

この間のDelaney & Bonnieの続きじゃないけど、いわゆるSWAMP繋がり
というか、その流れ、いやいや同時期か?に盛り上がった音楽にSouthern
Rockがある。
その中のバンドの、偶然見つけたレコードの話です。
MOSE JONESの2枚目のアルバム「MOSE KNOWS」がそれだ。

このモーズ・ジョーンズは、アル・クーパーが興したレーベル“Sounds of
the South”(サザーンロックの専門レーベルだったはず)からの第一弾アー
ティストで、アルがプロデュースまでも担当し、それこそ鳴り物入りでデビュー
したバンド。(が、売れたのは第二弾のレーナード・スキナードの方)
買い逃したそのデビュー盤は、長年探して、何年か前にジャケットに落書きが
あるような酷い状態のモノを手に入れたが(ま、音がちゃんと聴けりゃ~
いいか!です)、あまりパァーとせず(笑)、しばらくその存在すら忘れていた。
暇つぶしに入った中古レコード屋で、偶然、この2枚目に遭遇。
安かったので買っといた。
(後で欲しくなっても、中々ブツが見つからないという事が多々あるので・・・)
両作品ともと言うより、結局何枚リリースしたのかは不明だけれども、
多分、この人達の作品ってCD化されていないハズ。
再評価する程のモノじゃないってぇのも、2枚を通して聴くと解らないまでも
ないが、あれ程マニアックなモノをCD化しているんだから、何かに格好
付けてリリースしても可笑しくないのでは思ってしまう。
何でもかんでも名盤、名盤の連発で掘り尽くした感もある洋楽の旧譜関係
だけど、やっぱ、まだまだ未CD化の作品って一杯あるんだろうな~。
そんな事をちょっとだけ考える切っ掛けになった1枚でした。
  

Posted by keith yoshida at 15:33Comments(0)音楽

2009年02月18日

名盤/井上陽水& BOZ SCAGGS

・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.59(1999年03月号掲載)


前回の名盤のところに書いたニール・ヤングのアーカイヴシリーズの
BOXのDVDの10枚組って、映像と言うよりDVDオーディオらしい・・・。
う~ん、良く考えりゃ「そうか!」と思うけど、一体、ホントはどう
なんでしょう。
知っている人が居ましたら、ちゃんと教えて下さいな!
さてと話が変って今回の名盤です。
これはハッキリと覚えている。
何がって?ようするに陽水とボズを結び付けた瞬間!
完全に呑み屋で一人呑みしている時に、BGMとして流れていた
ボズの唄を聴いてですね。
その唄い方を聴いていて、誰かに似ているな~と。
何かイージーに思えるけど、物事ってそんなもんです。
ボズも、前に書いたブルース・スプリングスティーン同様、全く聴く
事がなくなった。
ま、たまにラジオから聴こえてくる分にはいいんですけど、改めて
アルバムを出してまでとはいかない。
時々新譜を出したりしているようだけど、それって日本向けに
作ちゃってる訳じゃないですよね。
本国ではどんな活動しているのか、さっぱり分からないもんで。
レストラン経営云々で、この人の情報は止まったままです。
それにしても「SILK DEGREES」以降の何作かは、とんでもない
くらい夢中になったのに・・・・・。
井上陽水は今年デビュー40周年だそうです。
まだまだバリバリの現役で、たま出てくる新作アルバムは、きちんと、
その時代感覚を租借した音になっていて、驚く事がある。
どこで勉強しているんだろう?
あの時代、一度、挫折から立ち直るには、フォークで出るのが近道
だったのかなっ?と今更ながら考えてしまう。
作風からすると、本質はフォークじゃないよな~、この人は。

見事に“大人の音楽を齧った!”と思わせた顔役(!?)のアルバム。

A.O.Rである。と唐突に書き出しても困っちゃうよね。
なんの事はない“Adult Oriented Rock”の略である。ものの本によると
「大人向きのロック」と、実に分かり易く書いてあった。
突然こんな事から書き出してしまったけど、A.O.Rって、いまだに音楽を
表現する時に使う事がある。読者の方も、何度か出会った事があるでしょ。
“大人向きロック”ってどんなんだろう。と、ふと考えると、これが漠然
としている。果たして今の時代に適当な表現の言葉なんだろうかと。
このA.O.Rって言葉が生まれたのは70年代中頃の事だったと記憶している。
背景的には60年末から70年代初頭のイギリス~アメリカのニュー・ロック
やらプログレ、ウェストコーストらの勢力が一段落した後、シンガー・
ソンングライターやシティ・ミュージックが勢力を延ばした時と同時位
だろう。
まぁ、ロックンロール・ミュージックが誕生してから、ビートルズを経由
して巨大産業化していく過程で育った子供達が、そこそこの大人になって、
いつまでもガキの音楽“ロックンロール”なんぞ聴いてられない。
と言ったかどうかは分からないけど、多分、そんなマーケットに向けて
作られたのが、このA.O.Rだったのかも知れない。
その第一人者と言い切っていいのかどうかは分からないが、真先に浮かんで
くるのは“ボズ・スキャグス”だ。
で、当然、その後のシーンに多大な影響を及ぼした大ベストセラー・
アルバム「SILK DEGREES」の事になると思うでしょう。ところがどっこい、
捻くれ者だから違うんだな。これが。
前号のスプリングスティーン同様、その人気が爆発する直前がいいんだな。
何故か・・・・・。
と言う訳で、ボズの場合、絶対的に「SLOW DANCER」なのです。

このアルバム、日本で発売された当時「シスコの顔役」などと言う物騒な
邦題を付けられていた訳で、レコード店であのジャケットを見たら、タイ
トルのイメージと相まって、そりゃ~、それなりのインパクトがあったのは
確かだ。
元々R&B的な資質を持ち、そういった方向性を模索していたボズにとって、
このアルバムで出会ったプロデューサー“ジョニー・ブリストル”との
相性はドンピシャだった。
今回、この原稿を書くにあたって久々にレコード棚から引っ張り出して
聴いてみたが、正に名曲名演名唱の3拍子揃い踏みの連続で、名盤「SILK
DEGREES」なんのその。って感じなのです。
CD化に伴って、あの売らんが為の再発の劣悪デザインのジャケットが一掃
され、オリジナル・ジャケットになって価格も廉価のいい事づくめ。
男も惚れる(!?)あの水着姿をみつつ、ボズの歌声に酔って下さい。
そんなボズの名曲達を聴きながら、こんな歌い方する日本人がいるな~、
と顔が浮かんできたのが井上陽水
まぁ、日本のA.O.Rの先駆者と言っても過言じゃないでしょ。
真先にフォークへの拘わりをすてて(!?)ロック的なアプローチを開始後数年。

徐々に陽水流A.O.Rは進化を遂げ「LION & PELICAN」という名盤を産み出す
訳。あの「リバーサイドホテル」(ヒットしたのは6年も後の事)が収録された
アルバムだ。ってな所で、またも紙面が尽きてきた。
陽水については、再度何かの機会に取り上げたいと思う。
そしてボズ、陽水両者共、あのサングラスが大人を演出する上で欠かせない
小道具だったりして・・・・・。そんな訳ないか~。


BOZ SCAGGS / SLOW DANCER (1974年度作品)
井上陽水 / LION & PELICAN (1982年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 10:50Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年02月13日

名盤/CRAZY HORSE & 玉置浩二

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.58(1999年02月号掲載)


馬年の“うま”は午って書くんですよね。
こうして恥を晒し続けなきゃいけないのが、この再掲載のちょっと辛い
ところ。
ニール・ヤングと言えば、ようやく「THE HEART OF GOLD」を観る事が
出来た。
アルバム「Prairie Wind」同様、長閑に流れる感じの映画で良かったです。
近々発売されるアーカイヴシリーズのBOXは、なんとDVDの10枚セット
らしいので、観るのが大変だし、価格もそれなりになるので・・・・・、
って事で、考えちゃう人が続出なんだろうな。
当然、俺もです。
なんせこの不況!連日の悲しい報道。当事者や切羽詰った人には申し訳
ないけど、もう、うんざりですわ。

ニールと、言わば一心同体的なあのバンドが残した、数少ない中の
名作。


東京で見逃してしまった映画「YEAR OF THE HORSE」を、年末にシアタ
ー・キノで観る事が出来た。
“兎年”が間近に迫っているっていうのに、よりによって“馬年”の
映画を観るなヨ。と思わず訳分からずな人が言うかも知れないけど、
ニール・ヤングの映画だって事で許して下さい。
でぇ、映画の入りは予想通りパァーと見渡した瞬間に、指の数で充分
足りる。っつう入りで、流石ニール・ヤング。
動員するには対象がロートル過ぎます。
ついでに言っちゃうと、観ていた人の中には、ニール・ヤングじゃなく
て、ジム・ジャームッシュが監督した映画だからって観に来た映画ファン
だっているかも知れない。
そうそう、誰だか忘れたけど、映画の中でバンドのメンバーが言って
いたように“スカした映画”だと思って観に来る映画マニアがね・・・。
それにしてもニール・ヤング太ったな。映画のハイライト・シーンとも
言える「LIKE A HURRICANE」の時、20年位前の姿をダブらせるんだけれ
ども、そりゃ見事に使用前・使用後的落差で、若い時のニールの美しさ
が際立っていた。
ん~ん、やっぱりロック・スターはミック・ジャガーのように、幾つに
なっても体型を保って恰好良くなくちゃ。なんて思った次第で・・・。
まぁ、音の方は、そりゃ無敵の本物のロックンロール。改めて生のステ
ージを観たいと思った次第です。ハイ!。
そのニル・ヤングは置いといて、バックを勤めていたクレイジー・ホース
の面々。こちらも負けず劣らず年輪を感じさせる存在感だったのは確かで、
ご覧になった方の脳裏に、しっかりと、その名前を刻み込んだに違いない。
彼らの活動歴は古く、前身の“ロケッツ”を入れると、すでに40年近い
キャリアがある。が、発表したアルバムは僅かしかない。
と言うより、俺が知っている限りでは4枚。もしかしたら、もう1~2枚
出ているのかも知れない。
そして、なんと言ってもデビュー作「クレイジーホース」である。

何故なら、名曲「I DON’T WANT TO TALK ABOUT IT」が入っているからで、
俺、この1曲の為にレコードを捜しまくったもんね。
あぁ~この曲、ロッド・ステュワートの名盤「ATLANTIC CROSSING」に収録
された名バラード「もう話したくない」の原曲なんです。
洗練されたロッド版に較べると、実に素朴な感じで、ライ・クーダーの
スライド・ギターもいいんだな~。これが。
もう、本当にこれ1曲だけの為に買っても損はしない。なんて言ったら、
他はどうでもいいみたいじゃん。まぁ、ニール・ヤングのファンは是非聴く
べき1枚だし、アメリカン・ロックのルーツものを追及している方にも、
お薦め。ってアルバムかなっ。
このようにバックを勤めて注目されたバンドって多数あるけど、我が日本
での成功例と言えば、井上陽水に見出された“安全地帯”がいる。
安全地帯と言えば“玉置浩二”って位、彼が際立っているけど、彼が発表
したソロ作「カリント工場の煙突の上に」には、同年代だったら共感しそう
な風景が一杯描かれていて、涙腺を刺激する。

と言うところで紙面が尽きてきた。そんな訳で、出所は“裏方”という事
で、今月はまとめました。


CRAZY HORSE / CRAZY HORSE(1971年度作品)
玉置浩二 / カリント工場の煙突の上に(1993年度作品)

  

Posted by keith yoshida at 11:04Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年02月12日

虫の知らせ!

ちょっと古い話になるが、昨年末、新聞の訃報欄に“Delaney Bramlett”
の名前が載っていた。
亡くなったのには驚いたが、それよりも驚いたのが、失礼な話だが、
彼がこんな一般紙に載った事。
もっとマイナーな存在と言うか、マニアックな存在と言うか、ようするに
本当に音楽好き、それも一部の限られた音楽を好きな人にしか知られて
いない存在だと思っていたので、まさかここに載るとは!と言う訳。
もちろん、その場で冥福を祈りながら、頭の中に次々と浮かんでくる
アルバムジャケットが、俺をレコード棚へ駆り立てたのは言うまでもない。

“虫の知らせ!”と書いたのは、実は去年の秋口に、何故か唐突に
“Delaney & Bonnie”を聴きたくなり、集中的に聴いていた時期があり、
それを知人に「最近、やたらディレイニー・アンド・ボニーを聴いてい
るんだ!今、聴き直すとスッゲェー格好いい!」なんて話していた事が
あったから。
もしかしたら、この頃、ディレイニーは病魔と闘っていたのかも・・・。
なんて考えすぎか!
で、iPodでも聴きたいな!と思いベスト盤でも買おうとCD SHOPへ。
ところがパァーとみたその選曲が、いまいちな感じがして買わず仕舞い。
ま、こういう事もありゃな~。で、そのうち新たに選曲、そして音質が
向上したブツが出回るかも(Rhinoさん頼みます!)、な~んて期待を抱き
つつ、当分はレコードを聴いてガマンしますわ。
で、写真も何もないのは淋しいので、多分、一番最初に買ったアルバム
“Motel Shot”のジャケットを載っけときました。
渋くて、なかなか馴染めなかった作品でした。ハイ!
  

Posted by keith yoshida at 13:19Comments(0)音楽

2009年02月09日

飯がわりに一撃を!/間もなくですな~!

試合日程が発表された。
これを見ると、いよいよ迫ったって感じ。
昇格争いのライバルNo.1“仙台”とのホームでの開幕戦。
その後、鳥栖、甲府、そして湘南と、頭4試合は当面の強敵が
並んでいる。
ここで開幕ダシュ出来ればナントヤラで、あ、毎年似たような
事を言ってますな~。
まずは仙台!やっつけなければ!ホームなんだから。
  

Posted by keith yoshida at 11:18Comments(0)Consadole

2009年02月02日

飯がわりに一撃を!一件落着!!!

あと一か月あまりとなった開幕。
何やら、今年のメンツを見ていると、今季は相当イケるの
では!な~んて思っているサポも多いはず。
そんな中で起こったクライトン騒動。
結果はいい方向(!?)に治まったけど、相当ヤキモキしやした。
何で残ったんだろう?と当然の疑問を持ちつつ、居ると居ない
とでは大違いの存在だけに、単純に残って嬉しい!とだけ思って
いて、その裏にある、諸々の事情なんて考えなかったもんネ。
新戦力のダニルソンとかキリノなんかは、報道によると、相当
イケそう!みたいな感じだけれども、この時期は大体そんな
いい報道ばっかだから、あてにならない。
だから読めるクライトンは大切なんです。
ま、昨年もクライトンは合流が遅れたけど、あれだけの活躍。
だからあまり遅れているのは気にはならなかったけど、まさか
あんな事になっているとはね。
さてさて、本日、今季初の対外試合!
明日のスポーツ紙が楽しみです。
  

Posted by keith yoshida at 12:51Comments(1)Consadole