さぽろぐ

趣味・エンタメ  |札幌市北区

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2011年02月21日

記憶にありません!

雑誌をめくっていたらEaglesが3月に来日する
という記事が出ていた。
それを読んで「そういえばイーグルス観たな~」と。
調べてみると、観たのは1995年11月に東京ドーム
で行なわれた“Hell Freezes Over Tour”。
で、2004年10月には札幌ドームに“Farewell Tour”
で来ていて「さよなら!」と言っている。(笑)
俺は、これには行っていない!
なんか、こんなにライヴを観た事を忘れているのも
珍しい。
いわば探せば記録はあったが記憶には残っていない!
東京ドームのステージがどうであったとか、曲順が
どうであったとか、メンバーが誰それなどなど、
そんな記憶が全くない。
考えてみると、この一連の流れで記憶に残っているのは、
札幌に来る事が決まった時に、「俺は行かないよ!」
と知り合いに話した事くらいかなっ。
大体、あのアルバム「Hell Freezes Over」も、
全然印象に残っていない。
70年代にあれだけ聴いたバンドなのに・・・。
そうそう、あの時代のアメリカン・ロックの隆盛時に、
「Hotel California」と「One Of These Nights」は、
それこそ夢中になって聴いたアルバム。
カセットテープにベスト盤「Greatest Hits 1971-1975」
と同じ選曲で録音して楽しんだりもした。
が、そこは自分なりに拘って、LP盤にはなかった
「Doolin-Dalton/Desperado(Reprise)」を「Desperado」に
繋げるワザまで使って悦に入ったりもした!(笑)
こんなに愛情を注いで聴いた時期があったのに、なんで
東京ドーム公演を覚えていなんだろう。
普通、「ホテル・カリフォルニア」を生で聴いて感激した
とか、「Take It Easy」を一緒に口ずさんで楽しかったとか、
観に行ったライヴそれぞれに、なんらかの思い出が
残るものだけどな~。
完全にズッポリ抜けてますな~、これは!
ま、こんな事もあるということです。
せっかくなので、この機会にあまり聴き込まなかった
デビュー・アルバムを聴く事にします。

「テイク・イット・イージー」の生ギターの音が
心地好いこと!
  

Posted by keith yoshida at 10:06Comments(0)音楽

2011年02月13日

絶滅シリーズ!

CDを色々探していたら「絶滅シリーズ」と銘打たれた
The Rolling StonesのCDが出て来た。
このシリーズ、いわゆるブートレッグなのですが、
何故か発売期限(1991年12月31日)が設けられた上に、
売上の一部を、動植物を絶滅の危機から救うために
WWF Japanに寄付するという、他人のフンドシで
ナンチャラのくせに、せめてもの罪滅ぼし感
丸出しなシロモノ。
おいおい海賊盤だぜ、不法行為をやっておいて、
寄付とかのいい顔するなよ!
その前にアーティストに払わなきゃ!
(順番で言うと、その前に下りるはずもない許諾だけど・・・)
こんな海賊行為の作品にもJASRACのステッカーが!
そうそう、いつからか忘れたけど、海賊盤にも
日本著作権協会の手が延びて権利を行使している。
ちゃんと分配されているのかなっ?
分らんけど、どっちもどっちだ!
そういう堅い事は置いといて、結構いい選曲で、
気になるヴァージョンなどが入っていたので、
ストーンズの5枚のうちの4枚を買っておいた。
曲名は同じでも同じ演奏はない!だの、当時、
未CD化の曲など、ファンとしては気になる内容と
言うより、もろ購買意欲に火を点けるコピーが踊って
いたから、不本意ながら買った訳。
ほかにThe BeatlesとLed Zeppelinも似たような
感じで発売されていたが、そちらには手を出していない。
公式にCD化されていない曲は、案の定、いやいや
当たり前のように針起しで、時々プチップチッと
ノイズが入る。
「まぁ、こんなもんでしょ!」と、海賊盤なんだからと、
その代償を実感。それなりに納得するしかなかった。
こうまでして手に入れたモノが、近年のアーカイヴ
作業流行りのお陰で、キチンと正規盤を手にする事が
出来るようになった。
この4月には、1971年以降のローリング・ストーンズ・
レーベルの45枚のシングル盤がBOX仕様で登場する。
あの「I Think I’m Going Mad」も手に入るだろうし、
貴重なカップリング曲やらシングル・ヴァージョンも
手に入れる事が出来るのは嬉しい!
で、結局何を言いたかったと言うと、この「絶滅シリーズ」は、
その後、中古盤屋を含めて目にする事は無くなった訳で、
本当に絶滅したようだ。
まぁ、マニアが手に入れたモノだけに、よっぽどじゃなけりゃ
手放さないってのもあるけど、それだけ内容が魅力的
だったって事ですか!
ちなみにストーンズ・シリーズのKeith Richards編の
タイトルは「Rock`n’Roll Dynamite」。
(ダサいタイトルでしょ!)
選曲は「Happy」や「You Got The Silver」などの定番曲に
加えて、「Memory Motel」や「Run Rudolph Run」といった、
ストーンズやソロでの演奏も収録した全12曲の優れもの。(笑)
で、ジャケットはこんな感じでした。

これが売られていた頃だと思うけど、ずいぶん、半正規盤
(そんな言葉があるのかは不明で、結局はブートだと思う)
というべきか、いかにもの安売りCDが一杯出回っていて、
それ専用のCDショップまであったり、路上でも堂々と売ら
れていた。
今考えると、当時は、CDはオイシイ商売だったんでしょうね。
今は正規盤の旧譜が、その時を遥かに凌ぐ低価格で
売られていて、音楽ファンにはありがたい状況だが、
CD不況が叫ばれる中、較べてしまうと隔世の感ですな~。
  

Posted by keith yoshida at 15:14Comments(0)音楽

2011年02月08日

S-O/ONE NITE BLUES

今月23日に発売予定の仲井戸麗市のリスペクトアルバム
「OK!!! C’MON CHABO!!!」を一足先に聴く事が出来た。

奥田民生、ザ・クロマニヨンズらの錚々たる面々が、
古井戸、RC SUCCESSION、そして仲井戸のソロ時代の
作品から、それぞれ1曲づつカヴァーした、全13曲が
収められているアルバムだ。
あぁ~、清志郎同様、こんなにミュージシャン仲間から
愛されているなんて知らなかった。
まぁ、聴いて誰がどうのこうのって事は抜きにして、
聴き進んでいくうちに、単純にアルバム「THE仲井戸麗市BOOK」
がやたら聴きたくなり、倉庫から引っ張り出してきた。

この「THE仲井戸麗市BOOK」を名盤で載り上げたのは、
DEREK & THE DOMINOSのアルバム「LAYLA」の時。
何で一緒かと言うと、チャボの歌にドミノスの名前が
出て来るのがあったからで、それ以外の理由はなかったはず。
(実は別の作品でも考えていたのですが・・・それも単純な
理由で!)
それは置いといて、リスペクトアルバムを聴いていて、
ナンカ、皆さんきっと一生懸命持ち味を出してカヴァー
してるんだろうけど、物足りないと言うか、う~ん、そうそう、
このアルバムには入っていない、あの「ONE NITE BLUES」が、
無性に聴きたくなったので、引っ張り出してきた訳。
チャボが持っていた毒々しさと言うか、なんか、その音楽の
底に渦巻いているモノを感じたくて・・・。
この辺の味わい深さって、あの世代特有のモノか?
それともキャラクターの違い!と言って片付けていいものか。
1985年リリースと言うと、チャボは33~34才の頃。
「ONE NITE BLUES」
それにしても少年院を題材にした歌なんて・・・である。
ましてや、これってシングルカットされている。
このニール・ヤングを彷彿させるようなサウンドが、
今、聴いてもいいね~。
この曲を含め、サウンドの強靭さとメッセージ性など、
へなちょこな音楽に慣れた耳には辛いかも知れないけど、
最後には「さらば夏の日`64 AUG.」という
インストゥルメンタルナンバーで、それまでの興奮を
鎮めるかのように、優しくアルバムを締めてくれる。
久し振りに聴いて、リスペクトアルバムを聴いた人達が、
ここに一度でも辿りついてくれると嬉しいな!
と思った次第。
それと、今回、アルバムクレジットを見直していたら、
当時、気が付かなかったのか、それともすっかり忘れて
しまった事なのか分からないけど
「Inspired by“TELEVISION”」の一文を発見。
これって、あのTELEVISIONの事なのかなっ?
そうなら、これまた素敵な事だ!
  

Posted by keith yoshida at 10:10Comments(0)名盤スピンオフ

2011年02月01日

今さら“ベリー!”

そういやぁ~、去年、Chuck Berryがデビュー55周年
とかで、CHESSレーベルに残したアルバムが紙ジャケット
SHM-CD盤で出し直されていた。
そんな中、発掘したと言う程のモノでもないけど、
CHESSから出ていたLP 3枚組ボックス「VERY GOOD!!」
をゲット!

ご覧のようにジャケットも中々イカシタ1枚でしょ。
考えると、俺、チャック・ベリーのレコードって、
ナント、サントラ盤の「HAIL!HAIL! ROCK’N’ROLL」
しか持っていないという、情けない状況。(多分)

それは、この辺の大御所って、結構色んなところで聴いて
いるので、すでに持っているような錯覚になっているのが
原因だと思うけど、それにしても“今さら!”である。
「そりゃ基本は揃えなくちゃ!」
との責任感から買った訳だけど、
それを全く聴かずに棚に入れっぱなしで、ようやく
年が明けてから聴いた。
こうした抑えられない物欲から、去年買ったままで
聴いていないアナログ盤が結構ある。
それらは、雪に閉ざされた冬の間に聴く!
という正しい雪国ライフの鉄則(!?)に従って、
ボチボチと聴いている今日この頃な訳(笑)。
で、ベリーですが、当然ながら知らない曲も入って
いて(なんせ、全50曲ですから!)
「あ、こんな曲も演ってたんだ!」
と、新たな発見を楽しみつつ、あの専売特許の
ギター・リフと、ちょっとしたオールディーズ感を、
たっぷりと体に浴びて楽しんでます。
ちなみに、去年、DVD化された映画「キャデラックレコード」
で描かれたスキャンダラス(!?)なエピソード。
もうすっかり忘れていた事なので、こちらも“今さら!”って感じ。
ま、映画としては描かないとならない面白味スパイスだった
かも知れないけど・・・。
  

Posted by keith yoshida at 13:39Comments(0)音楽