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2024年03月13日

黒人のカントリーチューン(!?)

ラジオから、ちょっと違和感と書いたら語弊があるかもしれないが、
まぁ、カントリーなんだけど、カントリーとして聴くには「んッ?」となるよう曲が聴こえてきた。
速攻で頭に浮かんだのがBeyonceの新曲「Texas Hold’em」の事。
何故なら米国のカントリー専門ラジオ局から放送を拒否されているとニュースになっていたからだ。
On AirされていたのはDJの曲紹介で、その曲と解った。

米国のラジオ事情を知らない人にとっては、
カントリー専門とか、放送拒否とか、
そして今更ラジオ?って感じになり、
「何のこっちゃ!」となってしまうかも。
彼の地アメリカでは日本と違って、
ラジオは今も音楽の情報源として活きていて、
音楽を売っていくには外せないモノだと云う。
如何せんラジオ局数が1万を超える程あるラジオ大国。
その中にはカントリーだけ、R&Bだけ、ロックだけ、
そしてヒット曲ばかりかける局があると云う。
言わば、音楽好きな聞き手は選び放題だ!
国の中が分断する中でのBLM。
日本に居る者には分からない事が多い差別問題。
黒人音楽がポピュラーミュージックのメインストリームになったとは云え、
崩しきれない白人の保守層が厳しく立ちはだかっているのだろう。
そこを切り崩して新たなマーケットを開拓しなければ
Taylor Swiftには勝てない!(笑)と、ビヨンセが思ったかは別にして、
まぁ、開拓の余地はあると判断したのだろう。
その第一弾が今回の一曲と勝手に解釈している。
第一弾とは書いたものの、実は彼女のアルバムを聴いた事がない。
だから、既発のアルバムでカントリーに接近したものがあったのかどうかは不明。
勝手に解釈ついでに言うと、これは2019年の“Lil Nas X”「Old Town Road」の大ヒットがあったから一歩踏み込む事が出来たのでは?と。
リルのHip Hopとカントリーという組み合わせは、
当時、いやいやHip Hop史の中で斬新だった。
ましてや大成功したのだから、それが彼女をカントリーへ接近の背中を押す一因になったとしてもおかしくない。
「Texas Hold’em」は、結果的には成功したようで、
アメリカでは大ヒットチューンとして、チャートを賑わしている。
これに続いて間もなく発売されるニューアルバム「Cowboy Carter」
カントリー色が濃い内容になっているのかは不明。
もしそうであれば、且つてR&Bシンガー達が臨んだカントリー作品の結果は知らないが、ビッグヒットとなる可能性が高いので、
その動向に注目してみるのもいい。
因みにHip Hopとカントリーの組み合わせは、
リルが演る以前に、
2006年に日本でBENNIE K「Joy Trip」と云う曲でトライしていて、
何ら違和感のないポップなナンバーに仕上げていたのを記憶している。
何も注目はされなかったが、BENNIE K、
カントリーを取り入れるのが、ちょっと早過ぎたな
  

Posted by keith yoshida at 14:40Comments(0)音楽

2024年03月02日

再評価の波?

あれから40年も経ったのか!と、
思わず遠くをみてしまったのが、
Talking Headsの映画「Stop Making Sense」4Kレストア版の公開記事を見つけた時だ。


80年代のロックシーンを体現してきた、
恐らく殆どの人が、
この映画を観たか、
噂を聞いたか、或いは何らかの情報に接しているはずだ。
ヘッズは、誰もがそうだったように「Remain in Light」でやられた人が多いはず。
それまでニューヨークのパンク、ニューウェーヴシーンの代表格的存在から、これで完全に抜け出して、
バンドそのものがロックシーンの中で確立した感がある。
勿論、その前のBrian EnoDavid Byrneのコラボアルバム
「My Life In The Bush Of Ghosts」や、
アルバム「Fear of Music」で、
目敏く予兆を見逃さなかった人も居たとは思うが!
それにしても40年とは・・・。
個人的には遠くても20年前のような感覚でいたので、
ちょっと驚いた訳だ。
記事を読んで、
当時の映画を観た時の衝撃や、
追体験としてのサントラ盤にのめり込んだ事を思い出した。
そのサントラ盤は、拡張版でCD化された際は、
あまり話題にならなかったように記憶している。
やはり映像があっての事なので、
このタイミングで評価する波が押し寄せているんだろうか?
で、何でも「Stop Making Sense」のトリビュートアルバムも発売されるらしい。
それにしても今の若い世代が、
あの映画を観た時にどう反応するのだろうか?
まぁ、観に行っているのは熱心な音楽ファンだけだとは思うが・・・。
  

Posted by keith yoshida at 11:07Comments(0)音楽

2024年02月03日

CD屋にて・・・

CDストアのオワコン化が止まらない。
但し、これはいち音楽ファンとして言っている事だ。
何故そう思ったのかは、
某チェーン店を訪れた際に、俺の居場所じゃないと感じたからだ。
場所柄そうせざるを得ない店なのかもしれないが、
完全に音楽ファンにとっては不要と思える品揃いだった。
近年の日本の音楽のメインストリームとも言えるアイドルとアニメばっかりが目に入り、
アーティストものが洋楽・邦楽共に殆どない状態だ。
商売だから売れる物を扱うのは当り前だが、
これじゃ音楽好きは寄ってこない。
且つてはCDストアならではの発見があった。
店員のレコメンドや置かれたフリーペーパー、
そして知らないうちにリリースされた作品などなど。
それらをお店で発見して、
慌てて手に入れていた事が幻のように頭の片隅に残っている。
もう、そういったお店は大都会でしか無理なのかもしれない。
そんな事を考えた後日、
渋谷のタワーレコードがリニューアルオープンするとのニュースが飛び込んできた。
アナログ盤フロアの増強と85万枚の在庫量がリニューアルの売りらしい。
インバンドも見込んでの、大都市ならでは店構えとも言える。
人口減少が続いているとは言え、札幌もそれなりの都市だ。
且つてのタワーレコードPIVOT店のような、
幅広い在庫を抱えたお店が一軒あっても良いのでは?とも思ってしまう。
時間潰しを兼ねてぶらりと行っても、
何らかの発見があって楽しめる場所としてのCDストアだ。
無理かなッ!
でぇ、買いそびれていたEzra Collectiveのアルバムは、
結局、CDをAmazonで購入した。

音楽好きはネット通販で、
豊富なカタログを相手にショッピングしていた方が楽しいのかもしれない。
CDは破損や不良品などの心配が殆どなく、
配送扱いでも問題がないのがレコード盤との大きな違い。
それにしても新譜や新規にリリースされる旧譜のアナログ盤の高い事。
CDの倍の価格だもね〜。
諸事情があっての事とは理解しているが、
頻繁にブツを買う人にとっては、結構な金額だ。
もう少し安くはならないのだろうか?
レコードでもCDでもカセットでも良いんだが、
ブツで音楽を聴くと云う行為が廃れないようにする為に、
タダ同然で聴けるネットへの対抗策の一つとしてどうだろうか?
時代の流れとは云え、このままネット上で安易に聴かれ続けたら、
益々ポップ・ミュージックそのものが軽いモノに成り下がり、
娯楽を文化に押し上げてくれた先人達に申し訳ないだろうに!
もっとも日本のメインストリームになっている音楽をやっている連中の殆どは、
音楽が本業じゃないので、
それ程音楽が置かれた状況を気にしている訳じゃないだろう。
ある意味、形だけ整ったモノを出しておけばいいんだから。
さて、間もなくThe Beatlesがシングル「抱きしめたい(I Want To Hold Your Hand)」で、
日本デビューした日、2/5を迎える。
今年で60周年だ。
この60年間の進化を止めない為、
そして無駄にしない為に、
何とかしなくちゃとは思うが・・・。
  

Posted by keith yoshida at 15:05Comments(0)音楽

2023年12月07日

まさしく今年の人

Taylor Swiftの映画が凄いらしい。
内容もそうだが、製作や公開の仕方も画期的なようで、
そんなこんなのが一緒になっての“凄い!”である。
そんな記事をいくつか読んだ。
彼女の事を追っている訳ではない。
ニュースなどを読んでいれば目に入るだけであって、
その見出しが気になる事が多いので、
ついつい読んでしまう訳だ。
そうなった切っ掛けは、
何年も前の事になるが“ストリーミング”との一戦だ。
それ以来、この娘自体が結構な強者か?
或いは後ろに優秀なマネージャーが付いて操っているのか?
のどちらかとは思っていたが、
どうも本人っぽいな~、と。
ストリーミングの一件以前は、
単なるカントリー畑出身のシンガーとしてみていた。
同じカントリーを踏み台にして頂点を極めたアーティストとして、
Linda Ronstadtがいた。
違いはポップスターを目指したかどうかで、
リンダの場合はそうではなかった。
でぇ、テイラーはそこを目指した結果が今である。
アルバムは1枚、
あとは時折ラジオから聴こえてくる曲くらいしか聴いた事がない。
ちょっと前の事だが映画「ザリガニの鳴くところ」を観ていて、
流れる曲が気になったので調べたら彼女だった。
ラジオもそうだが、
曲が聴こえてくれば耳が奪われる事が多いのも事実。
が、その程度のつきあいなので、
彼女の音楽自体を語れるほど知らない。
それにしても桁外れの成功の仕方だ。
ライヴへの動員は当然であって、
原盤権で揉めた結果の再録盤までことごとく売れている。
そんな事が伝わりきっていなのか、
日本では今一つ盛り上がりに欠けている雰囲気が漂う。
年明けには5年ぶりとなる東京ドーム公演があるので、
その欠けているものを払拭する切っ掛けになるのか?
注目しておこう。
因みに映画は札幌では公開されていないようだが、
配信での公開が発表された。
ただ3時間もあるらしいので、
俺のような興味本位だけで観たい人にとっては、
それがちょっと引くところだ。

そうそうそう、今日ニュースになっていたが、
アメリカの週刊誌「タイム」が選ぶ「今年の人」は彼女だった。
相応しいと思う。
  

Posted by keith yoshida at 15:10Comments(0)音楽

2023年11月23日

サンプル盤=見本盤=テスト盤=白盤

検盤すると「何だサンプル盤だ!」となったのが、
Willie Colonのアルバム
「willie colon and mon rivera/there goes the neighborhood (se chavo el vegindario)」

中古盤屋では良くある事だが、
基本的にはサンプル盤は非売品なので買わないと決めていた。
が、最近は中には二度と出会わないような盤もあるかも!
と云う気持ちになり、
当り前のように貴重盤らしきものと、
少数派で数が出回らなかったのでは!
と思われるモノは買うようにしているが、
それでも躊躇する事が多い。
そんな流れがあっての冒頭の検盤シーンと云う訳。
ウィリー、そしてサルサは詳しくはないが嫌いではない。
何故なら、昔と言っていい程古い話なのだが、
サルサが日本で盛り上がった時、
喫茶店や呑み屋でレコードで聴いていたからだ。
それ故、多少は知っているアーティストは居るし、
そこで見たジャケットの数々は記憶に残っている。
が、本気で聴こうと思った時は、
すでにCD時代に入っていた。
それ故、後追いでCDを購入し、多少は持っている。
その程度のお付き合いだ。
で、レコードはやっぱり手に入れておいた方が良いかなッと思い、
出会った時に手に入れるようにしている。
サンプル盤だったウィリーのアルバムは、
まぁ、次回訪店した時に売れ残っていたら購入すればいいと帰宅後に決めた。
後日行ってみると残っていたので、迷わず購入。
で、行ったら掘る!が決まり事。
早速掘り出したら、ナント、今度はRay Barettoの盤に遭遇。
サルサ続きで買わなきゃ!となってしまった。
こうして処分して数が減ったはずのレコードが増えていく今日この頃。
増える一方なので、また処分する事を考えなきゃ、
とは思うが、これが思うだけで終わってしまう。
もう聴ける時間は限られているのにとは思うが、
現物を目にすると手が出てしまう。
さぁ、どうしよう・・・。

P.S.)ウィリーのライナーノーツは故・中村とうよう氏。
勉強になります。ありがたい!
  

Posted by keith yoshida at 22:04Comments(0)音楽

2023年11月04日

ジャケ買いはしない!

18年も間が空いたのだから、
一週間や10日くらいの差なら、
一度の瞬きより短いのと同じ。
と思って10/20発売のThe Rolling Stonesのアルバム「Hackney Diamonds」はアナログ盤で予約購入する事にした。

生産の都合なのか入荷の都合なのかは分からないが、
デジタル物の発売より遅れて手元に届く予定だ。
冒頭に書いた通り、その位であれば全然気にしなくていい。
予定通り10月末に届いた。
現物を手にしてネット上で見た際に書いた、
ジャケットデザインが良くないのを実感。
と云っても個人の好みだから、
「いいじゃん!」と思う人も居るかもしれない。
が、これじゃレコード時代のジャケ買いはしないだろう。
さて肝心の中身だが、思いのほか良かった。
ライヴ同様、ファンが描いている通りのストーンズの音だ。
今はロックには厳しい時代だ。
取り入れるべき新しい動きが無いような気がするからだ。
(俺が知らないってのもあるかもね!)
R・ストーンズは新しい動きをキャッチして、
それを咀嚼して自分達のモノにして、
その時代のロックを示してきた。
ある意味、この前の原点に戻ったブルーズがその答えだったのかもしれない。
あれからもう7年も経っているが・・・。
で、新作は今のところ充分に楽しんでいるし、
良くターンテーブルに乗る。
頻度で言うと「A Bigger Bang」以上かも!
それにしても時代とは言え、
あれだけネット上に曲を小出しにされると、
アルバムを初めて聴いた時の驚きや喜びが半減する。
これはライヴも同じで、
何であんなにセットリストが出回るんだろう。
知りたがるヤツが多いって事か?
ライヴって、チケットを手に入れた時から、
あの曲やこの曲演ってくれないかなっ、
と思い毎日を過ごしながら当日を迎え観に行くもんだろう。
それで好きな曲や聴きたかった曲が聴けたら嬉しいし、
感動が増す。
何かネット社会になってから、
そういたった事が失われているようだ。
セットリストは事前に知ってのライヴ。
若い世代はそれが当たり前と思っているのかしらん。
何かな~である。
ライヴと云えば、
「Angry」はBLMで封印された「Brown Sugar」の代わりになるんだろうか?
と云うより、ツアーをやるんだろうか?
リップサービス(!?)で日本にも来たい!とは言っていたようだが。
さて大量露出された情報の中に、
今回収録された曲数の倍以上の曲がレコーディングされ、
その多くが未完成のまま残されているらしく、
それでもう1枚アルバムが創れる云々の話。

なんか楽しみを残してくれているな~(笑)
  

Posted by keith yoshida at 10:29Comments(0)音楽

2023年10月19日

bounceとintoxicate

久し振りにタワーレコードに行ってきた。
が、店内をグルッと一回りして終わり。
何も買わなかった。
で、掲題の2冊のフリーペーパーを手土産にして帰ってきた。
この2冊を手にしたのも久々の事で、
まぁ、お店に行っていないのだから当たり前。
タワーレコードが全国チェーンとして大きく飛躍してから、
行く度に手にしてきた2冊だが、
愛読していた訳じゃない。
で、この2冊と云うよりバウンスの方は、
記事を読む事は殆どなく、
ひたすらページを捲って眺めるだけだったな~、と。
今回手にしたのは通算478号。

CDバブル期を通過した当時の頃のモノと較べると、
そのページ数は半減した感じだ。
その半減前は、相当ヴォリュームのあるタダの雑誌って感じだった。
ふと当時の頃を思い出して思ったのが、
今のネット上のニュースに似ていると。
アプリなんかで読むニュースだ。
情報が多すぎて、
ヘッドラインと写真で“読むか?読まないか?”の判断をしている。
正しく、このバウンスの見方(読み方)の
眺めるだけだったに通じると。
そのバウンスに代わって読むようになったのがイントキシケイト。
クラシックやジャズなどが中心に掲載されている、
所謂、大人向けのフリーペーパーだ。
こちらも読むと云っても限られた記事だけだった。
タダって事で、そんなぞんざいな扱いをしていたが、
発行するにはそれなりにお金はかかっていただろう。
タダと云ってもネットもフリーペーパーも間接的にはお金を払っている。
ネットに繋げるのに払っているし、
広告主がユーザー代わりに費用負担している。
それと同じ事が音楽を聴く事でも起こっているのが、
今の時代のリスニングスタイルの一つだ。
だからタダで聴ける音楽もぞんざいな扱いになってしまうのかなっ?と、
考えても答えが見つからないような疑問が湧いてきた。
考えてもしょうがない。
それが時代の流れだから。
それにしても今回行ったお店は、
俺のように音楽そのものを求めている人には居心地が悪かった。
あれだけアイドルやらK-POPが大々的に展開されていたら、
音楽(文化)の臭いがしない。
まぁ、立地条件がファミリー層向けのお店だったのでしょうがない。
因みに、その後に行った紀伊国屋書店の居心地の良い事。
空気感が違って落ち着いて探し物が出来た。
  

Posted by keith yoshida at 11:33Comments(0)音楽

2023年09月30日

新作の話じゃない!

ジャニーズ問題の話題は参戦者続出で花盛りが続いている。
10/02に二度目の会見を開くらしいが、その後はどうなる事やら。
それよりもThe Rolling Stonesだ。
凄い勢いでネット上の情報露出が続いている。
そんな情報洪水の中で発見したのが、
新作とは無関係な「無情の世界」のコーラスのリハ―サル風景の映像。

視た瞬間、ちょっとした感激を覚えた。
「ん、感激?」となる人も多いかもね。
大体こんな映像が残っているとは知らなかった。
何でも映像を記録してしまう今と違って、
60年代末のアーティストの活動ぶりは、
ライヴ以外はどれだけ映像に記録された事か?
簡単に記録出来ない時代の事情を考えると、
それらは限られている。
でぇ、この映像。
もしかして過去にも流出した事があるかもしれないが、
公式リリースされた映像作品にも収録されていた記憶がないので、
個人的に、これが初対面。
誰が映したのか?
個人か?
公式か?
コーラスを担当したロンドン・バッハ合唱団の面々の関係者かもしれないな~。
思い入れが強い時代のモノなので、
思わぬ事やちょっとした事で感激する。
ミックがあんな風に指揮してやっていたんだ!と。
こうして視る事が出来た事は素直に嬉しい。
ゲップが出る程溢れているライヴ映像などには
中々向き合う気にはなれないが、
この手のものなら大歓迎だ。

P.S.)それにしても公開された新作のジャケット。
写真からすると、今作もデザインとしてはダメだな!と。(笑)
  

Posted by keith yoshida at 11:38Comments(0)音楽

2023年09月11日

この寂しさは?

ジャニーズ問題花盛りって感じで、
ネットのニュースを見れば溢れている。
が、テレビは通り一遍の報道的扱いのような感じ。
そもそも何年も前に分かっていた事を、
金儲けの為にダンマリを決め込んで報道として取り上げなかったのだから、あなた達も同罪でしょ!と言いたい。
そして反省の度合いも薄いような感じだ。
それにしても次から次へとこの問題に参戦する輩の多い事。
と書いている俺も、その中の一人か?(笑)
まぁ、音楽関連の事に関わった人、関わっている人なら、
何かしら思うところがあって当然。
山下達郎の一件も同じだ。
が、ここはそういう事を書く場ではないので書かない。
それよりもThe Rolling Stones
アッと言う間にアルバム発売日まで発表となった。
新作の情報を正式に公表してからのここに至るまでのスピード感と新旧メディアの使い方は勉強になった。
先行シングル「Angly」は聴いたしMVも視た。
音や映像については、
それなりの人がそれなりの事を語るだろうから、それに任せる。
一連の流れの中で個人的に何を思ったかと云うと「寂しさ!」。
何かと云うとアーティスト写真だ。
“3人”だ!
長年、5人か4人の写真を見てきたのだから、
この写真を見たら寂しいだろう!

時の流れを考えれば、そうなる事は分かるがそれにしてもな~。
いずれアーティスト写真が更新されなく日が・・・止めよう!
あと1ヵ月程でアルバムが届く。
何だかんだと云っても、
未だにワクワクするし、
その中身はやっぱり楽しみだ。
  

Posted by keith yoshida at 11:23Comments(0)音楽

2023年08月31日

全貌まで、あと一週間・・・

噂の段階から一段ギアを上げたようだ。
「何が?」となると思うが、
The Rolling Stonesの新作アルバムのリリースの事だ。
メンバーの動向などから小出しに漏れ出た情報が届いていたが、
ここにきてネットのニュースサイトは、
ロンドンのローカル紙に掲載された広告を基に騒ぎだしている。
昨日、久々にR・ストーンズのオフィシャルウェブサイトを見たら、
その広告の主であるガラスの修理屋「Hackney Daimonds」がトップページに!
そこには弱いガラスなので注意を!の文字とハンマーの絵も。
クリックするとガラスが割れて、何やらカウントダウンの表示が!
9/6が終着点らしい。
この広告の主「ハックニーダイアモンズ」がアルバムタイトルか?
ネット上で他を探ると収録曲らしき情報も。
先行配信曲はあるのか?
如何せんオリジナル曲による新作アルバムは18年ぶりだ。
謎解きゲームのような広告から始まったリリースへのカウントダウン。
そのカウントダウンの先に何があるのか?
あと1週間待てば全貌が解る。
それにしてもローカル紙から全世界へ瞬く間に広がった情報。
ネット時代、ネームバリューがあれば、
こうゆうやり方もあると云う事だ。
  

Posted by keith yoshida at 09:43Comments(0)音楽

2023年08月22日

聴かなくても良かったかなっ・・・と

以前と云っても相当前になるが、
メラニーで書いた“知らないままでいい!”ですが、
その知らないままで良かったかもと思えるのは
Melba Mooreと云う女性。
名前だけ憶えていて、何となく勝手に女優だと思っていた。
それが中古盤屋で彼女の名前が書かれたアルバム見つけて、
シンガーだったのか、と。
折角なので、一応聴いてみようかと手に入れた。

聴く気になった決め手はLaura Nyroの曲を取り上げていたから。
それだけで期待感が高まる。
黒人で60年代末の音だ、それなりのR&Bを期待する。
が、聴こえてきたのはR&Bと云うよりポップスだ。
それも劇場型的と言ったらいいのか、
何かそんな感じがするアレンジも聴こえたりもする。
良く見るとジャケットには
“Hair's First Black Leading Lady Sings Easy To Be Hard & Let The Sunshine In”
と書かれている。
そうかメルバはミュージカル“Hair”の出演者だったのか!と。
そりゃ~女優と思ってもしょうがない。
頭の片隅にあったモノがスッキリした。
“ヘアー”はミュージカルで、ヒッピー世代と云うか、
1960年代末のカウンターカルチャーを知っている人にとっては、
懐かしいはずだ。
ここで使われた楽曲「輝く星座」がビッグヒットしたし、
映画化もされた。
そしてミュージカル自体、
日本の役者による日本版の公演もあった。
確か映画は観たような気がするが・・・。
冒頭の知らないままで云々は、
今の音楽を聴く上で、特に必要がなかったと言う意味で使った訳で、
作品の出来不出来からではない。
だから知らないままと云うより、聴かないままで良かった!
と書いた方が適格な表現とも言えるので掲題にした。
よく考えるとミュージカル自体“ロック・ミュージカル”だ。
そのシンガーであるならR&Bを期待しちゃいけない。
期待した思考回路の初歩的ミスだな!
  

Posted by keith yoshida at 11:30Comments(0)音楽

2023年07月07日

21年前の作品の新装版!

すでに忘れられた存在とも言える、
The Rolling Stonesのベスト盤「Forty Licks」が
アナログ盤とデジタルで今月リリースされる。

今更と思うが、どちらもその形態では初リリースだ。
ストリーミングはドルビーアトモス・バージョンでの配信らしい。
と言われても殆ど方がそれを聴ける環境ではないと思う。
レコードは輸入盤で4枚組の限定品。
もう完全にコレクター向けの仕様だ。
思えば発売当初、
ベロマークのマウスパッドが欲しくて限定盤のCDを手に入れた。
所謂、オールタイムベストなので重宝もした。
が、その後も新編集のベスト盤が何枚か出たので、
冒頭の存在が忘れられたと書いた。
これは今年リリース予定の新作アルバムへの賑わし!を狙ったモノ?
それとも市場でCDが品薄?な事もあって、
CDよりも今のLPの市場性!を考えてのリリースなのか?
いずれにしても今回は買う事はないだろう。
それにしても結成40周年記念から21年も経ったのか!
  

Posted by keith yoshida at 16:01Comments(0)音楽

2023年06月16日

ビートルズとR・ストーンズ

The Beatlesの27年ぶりの新曲が出るかもしれないと
ポール・マッカートニーがインタビューで語ったようだ。
ポールはThe Rolling Stonesの今年リリース予定の新作に参加していると、ちょっと前に話題になった。
が今度は、その新作にBill Wymanが参加との情報が!
故チャーリー云々で参加らしい。
この記事を読んで考えた。
London/Decca時代の未発表の音源が残っていて、
それがBrian Jonesの在籍中であれば、
今の進化したテクノロジーで、
R・ストーンズもオリジナル・メンバーでの新曲を発表出来る!と。
な~んてバカな事を一瞬考えた。
そもそも、そんな古いモノを出したがらないよな。
っう事で、何とも暇人的発想。
それよりも新作アルバムはホントに出るのか?
の方が肝心だ。
何やら作業は進んでいるらしい。
ビートルズはNHK-TVで放送されている
「映像の世紀バタフライエフェクト ビートルズの革命」が面白い。
と云うよりも面白過ぎる。
昔のベスト盤“赤盤・青盤”に沿って2回に分けて放送。


1回目は今週放送済みだが、
来週月曜日に青盤の時代の放送がある。
散々語られた事も多いが、
それらを含めて視ていると、
改めて思う事が一杯ある。
そして何よりも彼らと同じ時代に生きた事、
生きている事を幸運と思った。
ありがたいね!
と云う事で、見逃した人は、
今度の月曜日は見逃さないように!

  

Posted by keith yoshida at 14:05Comments(0)音楽

2023年05月15日

Khruangbin × Leon Bridges

妙な組み合わせだったので気になっていた。
が、リリースされたのはEP「TAXAS SUN」だ。
アルバムのリリースまで待とうと思ったが、
いつまでたってもその噂が聞こえてこない。
で、しょうがないからEPを手に入れたが、
EPの購入はいつ以来だろう?
R・ストーンズの「biggestmistake」以来かもしれない。
(これはEPじゃなくてシングルか?)
CDは何時生産中止になっても可笑しくないし、
ストリーミングで聴く気にはなれないってゆうのもあるので、
CDを手にいれる訳だ。
(アナログ盤はモノによっては高い!)
あっ、この二組は、
ここ何年かの間に出会った新人の中で割と追っかけているアーティスト。
一人はR&B、一組は現代版ザ・ベンチャーズと言われるバンドだ。
そんな組み合わせなので冒頭で“妙な組み合わせ”と書いた。
CDは子供の絵本に出てきそうな絵柄の紙製のパッケージデザインで、
何気に可愛いらしい。

で、やっぱり4曲だと物足りない。
それと、妙な組み合わせ故の、
もっとケミカルな力が働いての、
「おぉぉぉ!!!」となるような音が出てくるかと思ったが、
思っていた通りの音。
ま、いいんだけど。
それにしてもCDストアへは行かなくなった。
これも通販だ。
音楽文化を発信しているような店がなくなり、
行きたくなるような店がないからしょうがない。
  

Posted by keith yoshida at 13:22Comments(0)音楽

2023年04月08日

行ってきました!

ニュースになる程話題性があったらしい中古盤屋の開店。
と書くとダメで、
今時は中古盤屋ではなく“アナログ盤ショップ”と書くのが良いらしい。
先月末開店した“FACE RECORDS SAPPORO”を覗いてみた。
確かに場所がステラプレイスなので、
中古盤屋よりもアナログ盤ショップと言う方がピッタリだ。
開放的なお店云々とニュースにはあったが、
ようは通路的な場所にあって、
通りすがりに寄れると云う事。
見たのはワールド系とジャズを少々。
洋楽ポップス全般や日本モノもあったが見なかった。
価格は1,000~2,000円台を中心に、
貴重盤や人気盤などはそれ相応の価格。
お買い得盤や捨て盤的な安価モノは殆どなかったような気がする。
全体の在庫量は多くはない。
ま、開店仕立てなので、今後の拡充に期待!ってところか。
アナログ盤が話題に上がるようになってから久しい。
今年に入ってからは、新聞の折り込みチラシの中に、
アナログ盤の買い取り広告チラシが入っていた事もあった。
そんなに需要が増える程盛り上がっているのか?
とも思ったが、実際のところはどうなんだろう。
ま、いい。
いつも通り初めて行った店に対しての個人的な礼儀としている購入だが、
レシートにあるCharlie Parkerのアルバムをゲットしてきた。

こうしたアナログ盤屋が増える事は、
音楽ファンにとってはありがたい。
音楽文化の臭いを失いつつあるCDストアに代わる場所となり得るかもしれない。
  

Posted by keith yoshida at 10:17Comments(0)音楽

2023年03月29日

オーティスの息子達!

中古盤屋で薦められたアルバムが3枚あった。
どれも“The Reddings”とある。
全然知らないアーティストで黒人のグループだ。
気になる発売年をジャケットで見ると80年代だった。
そのお薦めを丸ごと買う事はない。
が、折角薦めてくれた店主の顔を潰さないように、
取り敢えず1枚だけ手にする事に!
名前が気になるから帰宅後ネットで調べてみたら、
ナント、Otis Reddingの息子達だった。
オーティスに子供が居たのを知らなかったし、
ましてやプロとしてデビューしていたとは・・・。
オーティスの熱心なファンではないけれど、
あれだけのシンガーなので、それなり聴いていたので、
名前が出ていれば、その情報には目を通したし、
そして耳も立てた。
そんな感じだったが、
この子達の存在についてはスッポリと抜け落ちていた。
まぁ、いい。
何故、3枚まとめて買わなかったのかは、
80年代のディスコ系の音であれば、それ程聴く必要がないから。
で、適当に選んだ1枚がデビュー作の「The Awakening」だった。

聴くと、どうしても唄声に耳がいく。
が、ヴォーカルが弱いなっ、と。
オーティスの息子って事で期待してしまったのがいけなかった。
唄力が凄けりゃ、
もっと騒いでいたはずで存在を知っていた可能性は高い。
熱心なR&Bファンには知られた存在かもしれないが、
意外と不発に終わったのかもしれない。
このように未知の音楽、そしてアーティストは尽きない。
新作も大事だが、旧作の抜け落ちたモノを補う事も大事。
ホントに尽きないな~!
  

Posted by keith yoshida at 17:59Comments(0)音楽

2023年03月09日

頭の中のパワープレイの謎?

久しぶりに頭の中で突然鳴り出すやつの話。
Melanieと云う女性シンガーがいる。
ウッドストック世代であれば知っているとは思う。
彼女のヒット曲「Lay Down」は、
周期的に頭の中で鳴る1曲だ。
この周期が何で起こるかは謎なのだが、
その周期の中の定番の1曲でもある。
この曲を収録しているアルバム「Candles In The Rain」を引っ張り出したら、発売は1970年だった。

これを手にしたのは、時はすでにCDの時代で、
懐かしくて中古盤屋で、レコードで手に入れた。
メラニーは、所謂シンガー・ソングライター(SSW)
今となってはSSWと云う言葉は浸透していて、
音楽を聴く人達の間では知れ渡っているが、
このアルバムが出た当時の日本では、
そんな言葉は通用しなかったのでは?
と思い考えた。
SSWと云う言葉が使われ出したのは、
多分、Carole King
そしてJames Taylorらの活躍があっての事と記憶している。
日本では荒井由実以降の事かもしれない。
だから、いずれもメラニーのチョイ後の事になる。
聴きながら、ゴスペルやクワイヤなどに触れたのも、
これが最初かもしれないと思った。
何を言いたいかと云うと、
初めてのモノをいくつか知らず知らずのうち体験していたと云う事。
そして、その知らずの事が、
後の自分の音楽生活の根っこを形成する要素になったのではと。
好みの音楽を作る大事な年齢は、男は13才から16才
女は11才から14才で決まると云う研究結果があったが、
ほぼ合致しているところもある。
そしてこれは周期の謎に関係しているのかもしれないと。
そんなたわいのない事を考えてしまった。
まぁ、他人様には関係のない話だ。
ところで彼女はまだ活動しているのだろうか?
ネットで調べれば解る事だが、
それはしない。
何故なら余計な情報まで知る事になるから。
誤解を恐れずに言うと、
記憶の中にある美しいものだけを残しておきたいから。
な~んてね!(笑)
ホント、知らないままで良い事もあるって事。
  

Posted by keith yoshida at 10:00Comments(0)音楽

2023年02月16日

ライヴ盤の行方?

The Rolling Stonesのライヴ盤を聴きながら考えた。
これだけ映像を簡単に視る事が出来る世の中になり、
ライヴの映像や音源も大量にネット上で公開されている中、
ライヴ盤は存在する意味があるのかなっ、と。
そのR・ストーンズも公式・非公式問わず大量に映像が露出されている。
視ようと思えばいつでも視る事が出来る状態なので、
好きな人なら毎日視ているだろう。
今回聴いていて新鮮味を全く感じない事に気づいた。
新作「GRRR LIVE!」を聴いても、
全くワクワクしない。

当り前だよな。
似たようなモノを体験済みなんだから。
ネット社会以前は、ライヴ音源は勿論の事、
映像も殆ど視る事が出来なかった。
正直、飢えていた。
それ故、ライヴ盤とテレビ出演は貴重だった。
それこそテレビは噛りついて視たし、
高いお金を出してブートレグのライヴ盤を手に入れていた。
今の若い世代は映像と一体となって音源に接する。
音楽を聴く事は、その映像を視るのと同次元だ。
映像も多分山ほどある中のモノを自由に視ているはずだ。
その人達にとって音だけのライヴ盤は、
逆に新鮮なのか?
それとも物足りさのある不良品なのか?
どうなんだろう?
“音楽+想像力”で楽しんできた身でも、
ライヴ盤の場合は、
今は映像がなければ「ちょっと・・・」となってしまう。
そんな術を持ってなきゃ、ちょっとキツイかもしれない。
だからこの「GRRR LIVE!」もCD単体でも売っているが、
値は張るが、本命の映像版を手に入れた方がいい。
オマケ(失礼!)でライヴCD付いてくるから。
そのオマケを単体で販売してくれたと思った方が自然だ。
それにしてもネット上に溢れる映像や音源はありがたいが・・・。
与え過ぎよりも飢餓状態を作った方が良いかもね!

  

Posted by keith yoshida at 10:17Comments(0)音楽

2023年01月29日

また一つ星を失った・・・

Tom Verlaineが亡くなった。
彼はTelevisionでPunkに向かわせてくれた存在。
俺にとってのパンクはPattiでもPistolsでもなく、
テレビジョンだった。
彼らのアルバム「Marquee Moon」が始まりだった。

聴いた瞬間にノックアウトされ、
そこからパンクシーンをみるようになった。
後のCD化の際、
タイトルチューンの長尺版が収録されたので、
直ぐに手に入れた1枚でもある。
トムのソロ作品も何枚かを聴いたが、
ある意味、どの作品も美しかった。
近年疎遠になったと云え、
D・クロスビー同様、
時折引っ張り出しては聴くアルバム達だ。
訃報に接して、
とても残念な気持ちになった。
冥福を祈る。
  

Posted by keith yoshida at 21:30Comments(0)音楽

2023年01月23日

続かなくていいよ・・・

著名なアーティスト達の訃報が続いた。
その中でも寂しい気持ちになったのが、
David Crosbyの報せだった。
彼を知ったのはCrosby,Stills & Nashからだ。
The Byrdsの存在は知っていたが、
メンバーの事など知らなかった。
C,S & N、そしてNeil Youngが加わったC,S,N & Y
ソロ活動、グレアム・ナッシュとのユニット、
そして参加した数々のセッションと、
その付き合いは割と長いし多い。
一番の思い出は、評論家の誰だかは忘れたが、
デヴィッドはリズムギターの名手だと、
何かに書いていた事。
C,S & Nに出会った頃は、
まだ派手に弾くリードギターが華の時代で、
弾きまくるギタリストが注目されていた。
そんな時にリズムギターに目を向けさせる切っ掛けとなった一文だ。
彼の最初のソロアルバム「If I Could Only Remember My Name」
は、未だに時折引っ張り出しては聴く1枚だった。

鎮魂歌のように響くアルバムを聴きながら、
冥福を祈ろう。
  

Posted by keith yoshida at 11:23Comments(0)音楽