keith yoshidaの新・飯がわりに1枚！（Again）

　とあるベテラン・シンガーのコンサートを、何気にボケッと観ていたら“ニューオーリンズ”って言葉が飛び込んできた。

完全に油断していたから、どうゆう話の流れで出て来たのかは不明のまま、次の曲を唄いだしてしまった。
聴き進むにつれて“あれっ！”って感じに。
曲はどう聴いても「Mr.Bojangles」じゃありませんか。
そして続いて唄われたのは「聖者の行進」と来たもんだ。
ニューオーリンズ繋がり？
おい待てよ。「ミスター・ボージャングル」って、ニューオーリンズに関係あったけ？
なんて言う疑問が、ちっちゃい頭の中を駆け巡る。
気になったから調べなくちゃ！と、帰ってから家でレコード棚を・・・。
勿論探すのは作者で自ら唄っている“JERRY JEFF WALKER”のアルバム。
おそらくこの歌を最初に聴いたのはニッティ・グリティ・ダート・バンドのはずだけど（あまりにも多くの人達がカバーしているので・・・）、オリジネイターの方が色々と便利かなっ、と思った次第。
でぇ、探し出したのはアルバム「FIVE YEARS GONE」。
何故か、タイミング的に如何にものタイトル。
曲名をそのままタイトルにしたアルバムもあるけど、このアルバムに「ミスター・ボージャングル」のオリジナ
ル・ヴァージョンが収録してある。
ライナーを読むと、ジェフは生粋のニューヨーク子で彼の地とは関係無し！って事が判明。
じゃあ歌詞の内容か？と言う事になるが、訳詞は付いていないので良く分かりません。
（昔のレコードって、解説は付いていても訳詞が付いていないものが多かった）
ただこの「ミスター・ボージャングル」って、黒人の名タップダンサー“ビル・ロビンソン”の事を唄った歌らしいので、そのビルが彼の地と関係があるのかなっ、と。
まぁ、中島美嘉も何故かニューオーリンズしちゃっている現象もある訳だから、あまり深く考えない方がいいか！って事にして下さい。
それより、こんな機会でもなけりゃジェリー・ジェフ・ウォーカーのこのアルバムと再会しなかったかも知れないと思うと、それはそれで良かったのではと。
30年程前に「名盤復活キャンペーン」で蘇った渋〜いこの1枚。
再び、じっくりと味わってみます。

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