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趣味・エンタメ  |札幌市北区

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2009年09月28日

飯がわりに一撃を!/快晴!?快勝!高原大当たり!

この時期、あんなに天気が良い厚別も珍しい。
ほとんど無風、ジャンパーを2枚持っていったけど、全く不要で、
逆に長袖のシャツを脱ぎたいくらいの、気持ちのいい陽気だった。
こんな好コンディションの中で、サッカーを観られるなんて思ったら、
主審が家本だって。
これを聞いて、何かイヤな予感がしたのは俺だけじゃないはず。
その中で、前半から実に落ち着きはらった戦いぶりで、ここ何試合
かでみせていた、立ち上がりの悪さがない。
古田の潰れ役で、キリノのごっつぁんゴールで先制!
その後、吉弘のファールでPKに!
隣の望遠カメラで覗いていたオヤジが「ありゃ触ってないぞ、PKじゃない!」
と、思わず叫んでいた。
いくら叫んでも決めるのは審判。家本だからな~。
高原のPK阻止!これが今試合のキモ。
キーパーって、当たるとその試合は当たりっぱなし!
こういった現象は、他の試合でもみられる。
不思議なもんだ。
ちょっと前に、高原の完封を!と書いたら、ナント、すでに三試合。
それも連続で・・・。
さてさて、来月の厚別のナイターは寒いだろう。
覚悟して行かねば!
  

Posted by keith yoshida at 12:29Comments(0)Consadole

2009年09月24日

名盤/J.Joplin & カルメン・マキ& OZ

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.77(2000年 9月号掲載)


どんとの訃報について書いてあるが、今年の忌野さんは、後々まで、
ナンダカンダと追悼の形で色々とマスコミなどが騒いでいる。
ここまで愛されていたとは知らなかった。
まぁ、そこにどれだけの愛情があるのかは分らないけど、清志郎に限らず
死後に起きるこうした現象をみるたびに、生前にもっとやっておけよ!
と言いたくなる。
そうすれば、多少は日本の音楽状況が良くなっていたかも知れないのに・・・。
それにしても個人的には、未だに進んで聴く事が出来ない!ので、
もう暫くは封印しておきます。
ウッドストック40周年という事で、関連商品が出回っているが、
この間、CD SHOPでみたジェファーソン・エアプレーンの映像のヨーマ・
コーコウネンが、ちらっと観ただけど、相当格好良かった!
あれは発掘映像なのかな?
ディレクターズカットのDVDを持っていても、もう何年も観ていないので、
すっかり忘れています。
ジャニスも、今はほとんど聴かなくなったアーティストの一人。
たまに引っ張りだすのは、このアルバムじゃなくて「Kozmic Blues」の方!
遠くなった70年代のロックは、未だ掘り出しモノ多し!
こりゃ、尽きる事がないかも!とも思ってしまう今日この頃です。

70年代は遠くなりけり。そして、ジャニスは静かに眠り続ける。

某音楽雑誌に“どんと”の大特集が載っていた。
今年の1月に、彼の訃報を聞いた時は全然信じられなかったし、
今だにその実感が沸いていない身には、ようやくそれが現実だと
認識させるのに充分な内容だったし、アーティスト“どんと”が、
こんなにも多くの方々から愛され、支持されていたという事実が
分かって嬉しかった。
この名盤~でもローザ・ルクセンブルグ、そしてボ・ガンボスと、
彼が歩んだ道の一端を紹介する事が出来たが、何せCDが発売されて
いなかったりで、読者の皆さんには御迷惑をかけた。
が、これを機に、全て再リリースという、素晴らしい事態となったので、
今のうちに、是非手に入れておいて下さい。
そう言えば、以前、某アーティストのラジオ番組の手伝いをしていた時に、
毎年この時期(これを書いているのはお盆に入る直前です)になると、
決まって死んだアーティストの特集をやっていた事を思い出した。
そして曲がオンエアーされている間、良く話したのが“このアーティスト
が生きていたら、どうなっていたと思う?”なんて事。
そんな話の筆頭に出てくるアーティストと言えば、ジミ・ヘンドリックス
でありジム・モリソンでありジョン・レノンであり、そしてジャニス・
ジョプリンであった。
この他にも大勢のアーティストが亡くなっているが、やはり主役となり
うるのは、僕らがポピュラー・ミュージックを聴き始めた60年代に、
もっとも刺激的な音楽を届けてくれた人達だった。
そして、前述したアーティストの中で、唯一この名盤~に登場していない
のがジャニス・ジョプリンだ。
先日、季節柄か彼女の「SUMMERTIME」がラジオから流れてきて、一瞬
聴きいってしまった。
今でも身に染みる熱唱だ。と、つくづく思った。
彼女自身のオリジナル・アルバムは、たったの2枚しか残っていない。
(死後に出たライヴ盤やサントラ盤は除く)。そして、彼女の名声を
高めたビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーの「Cheap
Thrill」を加えても3枚っきり。
一気に全部聴いて欲しい枚数だけれども、初心者にはヒット曲「MOVE
OVER」や「ME & BOGGY McGEE」が収録された遺作「PEARL」がお薦めか。

まぁ、そこから遡って「Cheap Thrill」に辿り着いてくれれば、ジャニス
も喜んでくれるだろう。
そんな世界中のロック・シンガーを目指す女性達が憧れたジャニス同様、
70年代の日本で、ロック・シンガーを目指す女性達の憧れの的だったのが
カルメン・マキ

その神秘的な瞳を隠すロングヘアーを振り乱して唄う姿は、今でも胸に
焼き付いています。
勿論、名曲「私は風」は大好きです!


Janis Joplin / Pearl (1971年度作品)
カルメン・マキ & OZ / カルメン・マキ & Z(1975年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 15:57Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年09月17日

40年の時を経てようやく完全な形で登場か!!!

The Beatlesに、すっかり踊らさている間に、なんとストーンズの
リリース情報が!
The Rolling Stonesのライヴアルバム「Get Yer Ya-Ya’s Out」が、
発売40周年って事で、40th Anniversary Deluxe版を11月25日に
発売するらしい・・・。
中身は3枚のCDとDVD、あとフォトブックなんかが付くとの事。
CDはオリジナル通りの選曲に加えて、「アンダー・マイ・サム」などの
未収録曲を収録したものと、ツアーで共演したB.B.キングとアイク&
ティナ・ターナーを収めたものの計3枚とか。
この情報をみて、B.B.とかを収録するというのは、当初、ストーンズ側
が考えていた、このライヴ盤本来の形じゃないのか、と思った次第。
確か1枚をストーンズ、もう1枚をB.B.達の演奏を納めた2枚組での
リリースを考えていたはず。
そんな記事を、遥か昔にみた覚えがある。
ウッドストックもそうだが、あの当時収録した音源や映像が、きっと
倉庫に山ほど眠っていて、その中から未発表で貴重なものを一生懸命
発掘している人が居るのだろう。
ありがたい事だけど、これだけ次々と気になるモノが出続けると、追い
かけるのも大変。
吟味してからモノを買わないと、CD貧乏再び!って事になりそうだ。
でぇ、ストーンズは、てっきり2009年の最新リマスター版のリリースから
もれたアルバム「Exile On Main Street」のデラックス版が先に出ると
思ったのに、このリリース情報が本当なら、嬉しい誤算ですわ。
  

Posted by keith yoshida at 17:01Comments(0)音楽

2009年09月16日

名盤/ LENINE & 宮沢和史

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.76(2000年8月号掲載)


外タレのライヴねぇ~。
札幌には、ホント、旬な来日ミュージシャンが来る事が少ない。
近頃だと、oasisなんかは良く来てくれたな~って感じ。
これは集客が出来ないからなのか?
それともいい会場が無いからなのか?
ま、移動費など、ほかの都市と較べたら高くつくから、動員が出来
ないと招聘元は辛いって現実があるのは分るが・・・。
ベックは、狙いでやっていたのかどうか知らないが、何か学園祭の
出し物みたいなライヴだったように記憶している。(失礼かな?)
未だに音楽に刺激を求めているのは変らないんだけど、なかなか、
これってモノには遭遇しない。
(俺の聴き方が足りないのは知りつつ書いてるんだけれど)
すでに世界中から寄せ集めるだけ集めてしまったのでしょうかね。

チョッピリ刺激的な音楽を求めている方は、一度聴いてみなさい。
 
久し振りに外タレのライヴを観た。
ひとつは札幌でも観る事が出来た“BECK”。そしてもうひとつは東京で
観た“LENINE(レニーニ)”。
思い起こせば、外タレのライヴを観るのは‘98年のストーンズの
“BRIDGES TO BABYLON 1998”以来2年振り。
こんな洋楽の文章を書いている割には、お粗末な勉強振りなので、
反省しなければ!と思いつつ、所謂、ライヴを観たいと思わせるタマ
が居ない洋楽界が悪い。と、開き直る。
それにしても、ベックにしてもレニーニにしても、その本国を含めた
活躍振りをみると、実に“旬”なアーティスト。
特に札幌には、そのアーティストが活躍中の旬な時期のリアル・タイム
で来る事が少ないので、ベックのライヴを観れた事はラッキーとしか
言いようがない。
そんな訳で、如何にもベックの話になりそうだが、今月はもう一人の方、
そう、レニーニについて書こうと思っている。
レニーニにと言っても、多分、多くの読者の方はご存じないと思うが、
今やブラジルのコンンテンポラリー・ミュージック界の第一人者。と
言っても過言ではない存在。
ブラジルと言えば、当然サンバやボッサノヴァが真先に頭に浮かぶのが、
音楽ファンには一般的だろうが、あの国にも、我が日本同様に、
世界のポピュラー・ミュージックの流れに乗った音楽がたくさんある。
それがロックの潮流であったり、ヒップホップであったりブラック・
ミュージックであったりと、影響を受けているものは種々雑多。
そして彼らが作りだすものは、それらとブラジル音楽をミックスした、
究めて優れたハイブリッドな音楽。
そんな音楽を作っている一人にレニーニがいる。
彼が1997年に発表したアルバム「未知との遭遇の日々」には、そんな
時代性をたっぷりと吸収した音楽が詰まっている。

ロックやファンク、そしてヒップホップをぶち込んで、ブラジル音楽が
本来持っているパーカッシヴさと融合したサウンドは、充分に刺激的で、
それこそ未知との遭遇だ。
この刺激がクセになってハマッてしまった人も多いハズ。
ライヴでは、思いのほかファンク色の強い演奏を連発し驚いたが、そう
言えば、もう一人の近代ブラジル音楽の担い手カルリーニョス・ブラウン
が最近のインタビューで、ブラジルには元々ファンクのような音楽があった
・・・・・云々という記事を思い出し、何ら不自然な事じゃないな~と納得。
そんな訳で、音楽の刺激が欲しい方は、是非一度、このレニーニを聴いて
みて下さい。
そんなブラジルに逸早く目をつけたのが宮沢和史
彼の熱病的ブラジルへの憧れを詰め込んだのがアルバム「アフロ病」

レニーニもブラウンも参加し、一人の日本人をバックアップ。
仲々の聴き応えの作品に仕上がっている。
因みにこのアルバムのオリジナルは、ポルトガル語ヴァージョンの方です。
念の為!


LENINE / 未知との遭遇の日々(1997年度作品)
宮沢和史 / アフロ病(アフロシック) (1998年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 14:54Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年09月11日

09.09.09が過ぎて・・・

ヤァ!ヤァ!ヤァ!と言ってる間に、The BeatlesのリマスターCD
の発売週になっていた。
迷いに迷ったが、結局、ガマン出来ずにと言うか、限定盤なら
無くなる可能性が有る!という脅迫観念からMONO BOXを
買っちゃいました。
でぇ、まずはiPodに入っているビートルズを全部入れ替え!!!
これは盤面にキズなどがないかをチェックする意味もあって、
まともに聴きながらチェックしていたら、それなりの時間がかかって
しまうので、こういった箱物を買った時には、便利なiPodの使い方です。
正常に入れる事が出来たので、盤自体は問題なし。
(以前にBuffalo SpringfieldのBOXで、盤に僅かだがヒビがはいって
いた事があった)
で、iPodでは聴かずに、家でヘッドホーンで聴く。
あれも聴きたい、これも聴きたし!で、ホント、目移りしてしょうがない。
単品(1曲ごと)か!アルバム丸ごとか!と迷ってしまう。
適当に何曲か選んで聴いた後に、やっぱ、アルバム毎ですな~、と最初に
選んだのが“White Album”。

モノラルはアナログ盤だと、相当、その音が違って聴こえるとは聞いた事
があるが、モノ専用カートリッジみたいなものがないCDだと、果たして
どうなんでしょうか?と。
ザァーと聴いた感じ、音が良くなっているのは当たり前だが、なによりも
モノラルだ!という違和感が全く無い!
既存のCDのステレオ盤とちょっと比較してみると、そのステレオ盤の方が、
むしろ作りものっぽくて不自然に聴こえてしまう。
な~んて書くと大袈裟か!
「Helter Skelter」はサイズが短くなっているようだし、多分、細かく
比較していくと、色んなところが「ああだっ!こうだっ!」と、続々と
出てくるんだろうな~。
そういう事は、やはり音楽専門書などでの評論家の意見に任せる事にして、
ひたすら彼ら4人が気にしたというモノラルミックスでのビートルズの世界
を楽しもうと思うし、当分楽しめるのは間違いないBOXです。
  

Posted by keith yoshida at 17:11Comments(0)音楽

2009年09月10日

名盤/ Emeline Michel & ピラニアンズ

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.75(2000年 7月号掲載)


エメリーヌは去年、輸入盤で新作が出回っているのを雑誌記事で
読んで買いに行ったが、札幌でも東京でも探し出す事が出来なかった。
しょうがないから、それ以前に出たアルバムの国内盤がたまたま
あったので、それを手にいれた。
その後も、その新作を探してはいるが、なかなかなくて、未だ手に
していない。
きっと入荷が少ないのだろう。
で、このアルバムは、ホントに思い出したように、今も時々聴いている。
国内の某女性アーティストとあるが、誰だったっけ?
思い出す事が出来ません。
自分で書いておきながら、こうだもんね。無責任極まりない!
なんか凄く気になる。
廃盤云々で言うと、この時点でも廃盤だったと思うけど、現在も
同じく廃盤状態。
但し、活動を再開しているピラニアンズは、ベスト盤か何かに
このアルバムの収録曲が入っているので、そちらを手に入れれば
聴く事が出来る。っつうか、ネット上で試聴可能。
またエメリーヌは、同じくネット上で、「FLANM」のPVが観る事が
出来たりして、なんだかんだ言っても便利な世の中ですわ!

真夏じゃなくて初夏に心地好いハイチの女性シンガー。

あれやこれやと考えているうちに締め切りが迫ってしまった。
久し振りに味わう強迫観念に、ちょっと参ったな~。ってのが正直な
ところ。
何だかんだと言っても、ここんとこ快調に出て来た、書く切っ掛けが
出て来ないんです。
こういう時には季節物に頼るのが一番などと勝手に思い込み、安易な
がらも思いを巡らす。
初夏の気持ち良い風を受けながら聴く!ってのをテーマにしたらどう
でしょう。と、楽をしたい気持ちを応援する悪魔が囁く。
締め切りという崖っぷちに立たされた者にとって、その囁きは悪魔
じゃなくて天使のそれだ。(音楽の神様、ごめんなさい!)
そんな訳で、初夏の云々で出て来たのが、もう何年も前に愛聴して
いたエメリーヌ・ミッシェルという女性シンガーの「フラーム」という
アルバム。

よく自分でも、こんな名前を覚えていたなと感心しつつCDを捜すと、
懐かしくも愛嬌のある笑顔が映ったジャケットが出て来た。
ほんお3~4年前の作品と思っていたが、10年も前の作品だった。
参考までにライナーを読むと、この作品の前年に「コンビット~
バーニング・リズム・オブ・ハイチ」というハイチのポップ・ミュー
ジックのコンピレーション・アルバムがリリースされ、その編集を
手掛けたのが、映画監督のジョナサン・デミだと言う。
映画監督などに興味はないが、デミの名前にこんなところで出会うとは
思わなかった。
何の事はない、先月ここでちょっとだけ触れたトーキング・ヘッズの
映画「ストップ・メイキング・センス」の監督だ。
さて、普段まったく縁のないであろうハイチのポップ・ミュージック
=ヘイシャン・ミュージック。
遡ればワールド・ミュージックが最初に盛り上がった頃に、俄に注目
された事もあって、それがメインストリームになる事はなかった。
ハイチのポップ・ミュージックについて詳しく語る事が出来なくて申し訳
ないが、ダンス的要素が強いのは確か。
このエメリーヌのアルバムは、そんな要素が強いが、それは決して汗だく
で踊るそれではなく、どちらかと言うと、軽やかにステップを踏む感じ。
タイトル・チューンは、近年のかの地の代表的なリズム“ズーク”で、
他のどの曲も南国的な臭いが薫り、彼女の瑞々しい唄声ともに、心の中に
涼風を送ってくれる。
でぇ、国内に目を向けると、某女性アーティストのあのアルバム。って
事で、捜したが見つからず。
ピンチーヒッターで、手近にあったピラニアンズ“サボテンマン”
引っ張り出してみた。

仲々、この時期にはいい感じ。ってなところで紙数が尽きた。
尚、時間が無かったので調べる余裕無し。両作品共、発売時のCDナンバー
などを記した。廃盤になっていたらゴメンナサイ!


Emeline Michel / FLANM (1990年度作品)
ピラニアンズ / サボテンマン(1994年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 14:03Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年09月07日

飯がわりに一撃を!/寝てるなよ!こらっ!

ハイハイ!勝ちました。
ホーム連戦前、良いサッカーと勝利の瞬間を観て楽しみたい!と
書いたが、水戸戦でガックリ来た分、昨日の逆転勝利で多少はそれが
持ち直した感もある。が、何かね~。
愛媛戦、完全に前半は寝てたもんね。
珍しく風上に立った前半なのに、攻撃があぁじゃ意味ない。
(寝てるから攻撃も何もあったもんじゃないけど・・・)
どこでどう目覚めるかと思って観てました。
それにしても下位相手とは言え、2点差を後半でひっくり返すなんて、
素直に凄い事じゃないですか。
で、気が付けば、場所未定の1試合を含めてホームでの試合は
残り6試合。
J2降格なんのその!
アホだから、今年は一杯試合を観る事が出来ると喜んでいただけに、
流石に残りが少なると淋しいもんだ。
これは観た満足感が足りないって事なのか?
さてさて次節は甲府。
水戸同様、上位陣との戦いは厳しいものがあるけど、いい試合を
してくれる事、そして勝利を祈るのみ!
あッ、高原が完封出来る事も!
  

Posted by keith yoshida at 14:22Comments(0)Consadole

2009年09月04日

名盤/John Lennon

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.74(2000年6月号掲載)


凄いタイミングで、このキャッチコピーだ事。
巡り合わせと言うか、何と言うか分りませんが、ビートルズの
リマスターCDの発売が直前に迫って、これが出てくるとは・・・。
人が迷っているってぇ時に、こういう背中を押すような言葉は効く!
間違いなくそうなんだから、それは分っているって!
さてさて、ヘッズの本来持っているものを表現するのに16年って、
それはどんな劇場のシステムだっけ?
もうすっかり忘れてしまいました。
映画と言えば、ストーンズの「SHINE A LIGHT」は、IMAXシアター用
もあるんだっけ?
何か、インタビューでそのような事を言っていたような気がする。
IMAXは、札幌ファクトリーにあった時に観たけれど、あれだけ
スクリーンがデカイと、どこをどう観ていいやら。
デカけりゃいいってもんじゃない!のを実体験した訳だけど、あるなら、
それで観たい気もする。
で、驚異のサウンド蘇生術とあるが、ホント、良くなって蘇ってしまう
から困る。(困るってぇのは、買いたくなっちゃうから)
中には、あの当時意図したサウンドはこうだったなどと言うアーティスト
もいたりして、じゃあ、長年聴いていたのは、志し半ばって訳!とも聞き
返したくなる。(テクノロジー的な問題だからしょうがないけど・・・)
頭を柔らかくして、新しいオリジナルと考えるのもありかと思うが・・・、
ま、深く考えないで「いいか!」と言う事にしましょ。


オリジナルに拘る事なかれ!素直にいい音なんだから・・・・・

 トーキング・ヘッズの名作映画「STOP MAKING SENSE」が、デジタル
処理したニュープリントでこの春上映されている。
この作品が発表されたのが84年の事。当時、公開されたものの、このデジ
タル処理のプリントとサウンドに対応した劇場がなく、デビット・バーン
にとっては不本意な公開のされ方をされていただけに、ようやく納得出来る
状態になった訳だ。
それにしても、その作品本来が持っているモノを表現するのに16年も
掛ってしまうなんて・・・・・。
そう言えば、CD化による過去の作品のリミックス&デジタル・リマスタリング
には目を!いやいや耳を見張るものがある。
CDというパッケージに見合った録音技術なりテクノロジーがなかった時代
のものを、それに見合うように作り直す。と言ったら語弊があるだろうか。
まぁ、簡単に言ってしまうと、多分そういう事なんだろうけど。
そしてそれと同時に、当時録音はしていたんだけれどミックスの際に
カットされた音なんかもあって、それを新たに加えたり別の楽器に差し替え
たり、はたまた音そのものを抜いたりとかする作業なんかが、ここで言う
リミックスって訳。
そのリミックス&デジタル・リマスタリングで、つい先頃話題となったのが
ジョン・レノンの名盤「imagine」

2000年に因んでミレミアム・エディションと名付けられたこの1枚、本当
に音がいい。
当然「Yellow Submarine Songtrack」が出た時に、それは予想出来た事
だけど・・・・・、実際に聴いて、改めてそう実感したのは事実。
とは言うものの、オリジナルはアナログ盤しか持ってない身なので、
CD音源の比較対象はベスト盤に収められた曲のみなんですが・・・・・。
まぁ、今の音になっているという点では、非常にジョンのヴォーカルを
含めて各楽器の音像がはっきりしている事かな。
CDについているオノ・ヨーコのインタビューによると、リミックスを
手掛けたピーター・コビンが“制作当時の精神から離れず、音を良く
する”的な作業を良くやってくれた。みたいな事が書かれていた。
まぁ、これ程のアルバムになってしまうと、原曲を壊すような下手な
リミックスなんて出来っこないしネ。
「imagine」はじめ「Jealous Guy」[Oh My Love]などなど、全10曲どれが
欠けてもアルバム「imagine」が成立しない程、今では一つの塊と化した
この作品。
躊躇していたアナログ盤から買い直しするも良し、初めてジョンの音楽に
触れる為に買うも良し、是非宇多田ヒカル同様、日本の一家に一枚な
アルバムにして下さい。
という訳で、賛否両論はあるものの、今後もリミックス&デジタル・
リマスタリングという驚異のサウンド蘇生術を施した名盤が多数リリース
されると思うので、それはそれで楽しみな今日この頃なのです。

John Lennon / imagine (1971年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 15:07Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年09月03日

名盤/ O.V. WRIGHT & S・Delicious

・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.73(2000年 5月号掲載)


この間、某中古盤屋でJunior Walkerの2枚組アンソロジーを
廉価で見つけました。
安かった理由は、盤面が反っていた為で、検盤した時に“これは?”
とも思いましたが、昔、このように反っていたアナログ盤を、
寝押しで直した事を思い出し、改めて買う事にしたのです。
寝押しなんて、今の若い人達は知らないよね。
(お父さんお母さん、いやいや爺さん婆さんに聞いてみたら・・・)
ま、なんともアナログでアナクロな事でしょ。(笑)
と言う訳で、寝押しして、ある程度直ったら聴くとします。これは!
ここで書かれている、体系的に音楽を聴いていく!という事が、
近頃は、よっぽどの音楽好きじゃないとしないようで、何とも探究心
の無さ!
色々なアーティストが影響を受けたり、良く聴いている音楽なんかを、
雑誌のインタビュー記事などで読むと、無性にそれが聴きたくなる!
聴いたら聴いたで、色々と勉強になる事が多い。
その連続が結局は自分の音楽生活の財産になる訳で、それはそれで
楽しい事なんだけどな~。
ま、いいか!
アメリカンコーヒーがいつの間にか駆逐された(!?)ように、濃いものの
復権はあるのか?
なんて全然関係ない事を引き合いに出しちゃ駄目で、ようするに、
近年の薄味な洗練されたソウルに変って、たまにはドップリと!
っていうのもいいのでは!って事です。

濃いめのソウル・ミュージックはお好きですか?

前号で、日本のロック・シーンでは欠かせない存在“はっぴいえんど”
について、全くと言ってもいい程触れれなくて、ちょっと消化不良。
また何かの機会に彼らについては書きます。
それで“後追いとなったバッファロー~”云々は、結局、体系的に好き
なミュージシャンを追及すると、必ず出てくる問題で、リアル・タイム
で聴けなかった悔しさや、もっと早くに知っていたら的残念さの度合い
が、何とも、それはそれでいいのです。(勿論、次のバネになる。って
いう意味で。)まぁ、そんな事を繰り返して豊かな音楽生活が築き上がる
のです。な~んてネ。
でぇ、私の場合、スタートラインが“THE ROLLING STONES”なもんで、
やたらこの“後追い”を、後々まで鍛え上げられた訳でありまして、
・・・・・(分かるひとには分かりますよネ。)で、説明は省きます。
そんな彼らが初期にカバーしていたR&Bに「That’s how strong my
Love is」ッつう曲がありまして、結構お気に入りなんで調べたらオー
ティス・レディングに辿り付いた訳。ストーンズは、他にもオーティス
作品をカバーしていたから、こりゃまとめて勉強せねばいかん。など
と思いつつ日々を過ごすうちに、かの「That’s how strong my love
is」のオリジナルはO.V.ライトなる人物、という事実が分かった。
うら若き俺には、そんなマニアックな人まで知りません。って事で、
半ば諦めていた時に突如と現れたのが、O.V.ライトの「INTO SOMETHING」
というアルバム。

メンフィス・ソウルの名門“HI RECORDS”が再開後にリリースしたのが
この作品。
当時、発売と同時に、全ソウル・ファンが輸入盤屋に押し掛け買い求めた。
(ちょっと大袈裟!)って位、噂が噂を呼んだヤツ。
件の「That’s how~」は、「GOD BLESSED OUR LOVE~男が女を愛する時~
That’s how~」のメドレー形式で再演されており、それこそサザン・
ソウルの名バラードの名唄って訳。
この作品で、どっぷりとサザン・ソウルの魅力の虜になった人も多いはずで、
この後、O.V.をはじめ多数のサザン系の作品が、日本の市場に出廻った
ように記憶している。
さて、この当時、今のような全国的な人気を誇っていなかったR&Bが、
唯一熱かった地域が関西方面。
ブルーズをはじめ、浪速系の黒っぽい旋風が全国を駆け巡った中、真打ち
的に登場したのがスターキング・デリシャス
そんな彼らの唯一アルバムが、ようやくCD化された。

タイフーン・レディ“大上留利子”の見事な唄いっぷりと、ブラス・セク
ションを加えたバンドによる大きなうねりのある演奏。そして何よりも、
商売っ気無しのブラック・ミュージックへのリスペクト精神を感じさせる
事。これがソウルで、今時の雨後の竹の子状態の魂は別もん、とは訳が
違う。という事で、機会を作って聴いてみて下さい。
勿論、「That’s how~」演ってまんねん。


O.V.WRIGHT / INTO SOMETHING(CAN’T SHAKE LOOSE) (1977年度作品)
Starking Delicious / Starking Delicious(1977年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 12:34Comments(0)名盤を探しに行こう!

2009年09月01日

名盤/ B・Springfield & はっぴいえんど

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.72(2000年4月号掲載)


音楽映画と言えば、近頃はWoodstockが40周年って事で、未公開
シーンがふんだんに盛り込まれた記念盤がリリースされたんじゃな
かったっけ!
ニール・ヤングのBOX同様、気にはなるが、なかなか買うまでには
至らない。
結局ニール・ヤングは、何年か前の来日の際に観る事が出来たので
いいのですが、バッファローは、何年か前のBOXを手に入れたが、
意外と聴いていないのが正直なところ。
同じく、ここで載り上げ「ちゃんとデビュー作から聴きましょう!」
なんて書いている割には“はっぴいえんど”も、紙ジャケットに
なった時にまとめて買ったが、あまり聴き込むって事をしなかった。
あぁ~、単なる物欲から買っているだけじゃん!って思われるのが
嫌だね。
気持ち的には、いつもたっぷりと聴くぞ!って買って帰るのだけど、
なんせ色々と誘惑が多いから・・・。
そんな中、この間書いたザ・ビートルズのリマスターCDも、買ったは
いいが・・・って事になりそうで、相変わらず迷っているのですが、
気持ちはどんどん“買わなくちゃ!”って方になっています。

70年代のカリフォルニア・サウンドの源とも言えるバッファロー達の
存在


 当たらないと定評がある音楽映画だが、この号を読んでいる頃には、
札幌でも公開され、思わぬヒットになっているかも知れない「ブエナ・
ビスタ・ソシアル・クラブ」。
まだ観ていないけど、いくつかの映画評では上々の評判なので“思わぬ
ヒット”なんて書いたけど、ひょっとして、ひょっとしているかも知れ
ない。ちょっとした楽しみです。ハイ。
この「ブエナ・ビスタ~」同様、前評判が良かった音楽映画に、以前に
この欄でも触れたニール・ヤングの「YEAR OF THE HORSE」があったが、
あれは結局、予想通りハズレだったんですよネ。
昨年末、その「YEAR OF THE HORSE」がレンタル・ビデオ屋に並んでいる
のを発見。う~ん、ビデオになっても借手はいるんかい?と思っていたら、
結構レンタル中の札が付いていてひと安心。
是非是非、お近くのレンタル屋でお手にとって下さい。ついでに勢いで
借りて観て下さい。
さて、そのニール・ヤング。前号のクラプトンとは対象的に、今だに
追っ掛けているミュージシャンの一人。
新譜が出たといってはCD SHOPに走り、来日情報には聞き耳を立てる。
ってな具合で、未だ観ぬ“生”の姿を夢見てやまぬロックン・ローラー
の一人。
そのニールが、故郷カナダから旅立ちロサンジェルスで再会したスティ
ーヴ・スティルスと共に始動させたのが“Buffalo Springfield”なる
伝説のバンド。
何故伝説かと言うと、2年弱の活動期間で、残したアルバムが3枚、
トップ10ヒットが「For What It’s Worth」が1曲。ってな感じで、
仲々立派な成績なんだけど、そのあまりにも短い活動期間故に、
バッファロー~の良さに気付いた時は、すでに空中分解って訳。
本国アメリカでもそんな感じだから、我が日本なんて悲惨なもの。当然、
活動期のリアル・タイムでのリリースは無し。僕の記憶が正しければ、
国内盤がリリースされたのはバッファロー~から派生したC,S,N&Yが
爆発的に売れた後の70年代に入ってからの事。
彼らが残した僅か3枚の中の2作目に当たる「Again」は、発売当時、
ビートルズの「サージェント・ペッパーズ~」的な位置付けで語られた
作品。

個人的には、それこそC,S,N&Y以降に辿りついた音楽だけに思い入れは
いま一つだが、リアル・タイムで聴いていたら相当ショックを受けたに
違いない作品。
あの有名な「Satisfaction」のギター・リフを拝借した「MR.SOUL」はじめ
「BLUEBIRD」「ROCK&ROLL WOMAN」など超有名曲揃いだが、何と言っても
ニールとスティーヴンの存在感が凄いし、後のPOCOへと繋がるリッチー・
ヒューレーが居た事も見逃せないなど、70年代のカリフォルニア・サウンド
の事を思うと胸が熱くなる1枚。
紙数が尽きてしまったが、このバッファロー~の影響の下始動したのが、
あの“はっぴいえんど”

日本のロックを語る上ではずせない人達。ちゃんとデビュー作「はっぴい
えんど」から聴きましょ。

Buffalo Springfield / Again (1967年度作品)
はっぴいえんど / はっぴいえんど(1970年度作品)
  

Posted by keith yoshida at 18:39Comments(0)名盤を探しに行こう!