keith yoshidaの新・飯がわりに1枚！（Again）

前にチョイと書いたレーベル“Asylum Records”ですが、
その本が出ていたんですね！
図書館で何気に本棚を目で追っていたら飛び込んできました。
「アサイラム・レコードとその時代」っていう背表紙。

ほい！と手にとってみると、表紙にはあのレーベルマークと
JUDEE SILLから始まる所属アーティスト名がズラッ～と書かれていた。
何十年前に出版されたものかと見ると、ナント2006年！
以外にも新しい(!?)。
なんでこの年に発刊されたのかは不明。
さらに翻訳ものではなく、日本での編集出版なので、
相当、物好きがお金を持っている人を上手く担ぎ出しての
発刊って事なんでしょうね！（笑）
ロス周辺の良質な音楽を届けた優良レーベルってイメージが
強かったが、ザッ～と本を眺めてリリース作品を
見ていると、本国アメリカでは、驚く事に“Traffic”や
イタリアのプログレ・バンド“P.F.M.”も扱っていた。
そんな事は全く知らなかった。
さらにエレクトラ・レーベルに吸収されたまでは知っていたが、
その後、この本が発行された前年の2005年には、
なんとソウル／ヒップホップ系のレーベルとして復活云々と
あった。
朝から日中に聴くのには最適な軽快で爽やかな音楽で知られた
このレーベルが、なんと、どちらかと言うと夜から真夜中が
お似合いの音楽のレーベルになっていたとは、ちょっと驚いた！
当然の如くレコードレヴューも載っている訳で、
1971年から1999年の間にリリースされた作品で、
執筆者の面々が実際に入手出来たアルバムを
173枚レヴューしている。
その殆どが手に入れたり聴いた事のある作品だったので、
自分自身がアサイラムにドップリと漬かっていた時期が
あった事を再確認した次第。
ついでに言うと、当たり前のように、いくつか知らない
アーティストやアルバムがあったのも事実。
読むにつれて、それらの持っていない作品を聴きたい
欲求が強くなり、無い物ねだり状態に！
これがアナログ盤探しのエネルギーに変換されて、また
いそいそと中古盤屋に通うんだろうな～。
ま、通う良い理由が出来たと勝手に喜んでいるのですが！
  

まだまだ終わらないアナログのアーカイヴ作業。
この間見つけたのがサントラ盤「More American Graffiti」。
さすがに選曲は見事ですが、ナント言ってもこのジャケット！
ハードロック・バンドのジャケットじゃないんだからさ・・・。
これでだけで買う気が失せる！！！
(まぁぁ、CD化はされていないと思うけど・・・)

ところでこの映画を観た記憶がない。
「American Graffiti」は当然観ているけど、
どう思い出そうとしても、シーンの一片も出てこない。
レンタル屋で探してみたが見つからずじまい。
もしかしたらDVD化されてないのかしらん。
さてこのサントラ盤を聴いていて、音がいいな！と思ったのが
CREAMの1曲「Strange Brew」。
この曲が収録されているアルバム「Disraeli Gears」は、
発売から相当あとに中古盤で買った1枚。

それは薄っぺらなジャケットに入った国内盤で、
邦題は変らずの「カラフル・クリーム」。
サイケ時代を象徴するようなジャケットの絵柄が、
そのタイトルの出所なんだろうけど、LP盤のジャケットを
今の感覚で見ると、色合い的にはカラフルっというよりドギツイ。
ジャケット裏面は朝妻一郎氏の解説（ライナーノーツ）で、
歌詞カードは入っていなかった。
これは紛失、或いは始めから付いてなかった！
どちらなのか不明。
でぇ、時を同じくして、偶然にも何年か前にデジタル・リマスター
されたCDを手に入れた。
あっそうなの、ジャケットってこんな風になっていたんだ。
と、初めてアートワークの全貌をみた。
最初に日本で発売された時って、手抜きでアルバムを
作っていたんだと、改めて納得。
（当時、こんなパターンが多かったような・・・）
情報量が少ない時代だと、こんな事も許されていた！
いやいや、まだまだ発展途上だったって事でしょう。
今ならCD化の際には、いかにオリジナルに忠実か！
って事が大事で、こんな事は許されない。
音はデジタル・リマスター版が一番良い！な～んて事はなく、
音圧やレコード針特有のノイズを除くと、
当然、CDの方が細部までクッキリ感はあるんですが、
どっちもどっち！
この辺は好みの問題かと。
まぁ、リマスターするごとに、アナログ音源の再生音に
近づけている訳だからそうなるんでしょうね。
こうした音の問題になると、良く言われる音が圧倒的に良い！
と評判のオリジナル盤の音を聴きたくなる。
が、クリームに限らず、それらはMONO盤同様、
高いから中々手が出せない！のが現状。

  

ふひぇー、終わっちゃいましたね～。
川崎戦での踏ん張りも最後まで持たなかった！
打たれっぱなしで、良くしのいでいたと思いますが、
やっぱりね～。
それにしてもJ2に降格決定となったが、驚く程、
自分の中での感情の動きはなかった。
（見切りをつけたのが早かったからか？）
新聞などには早々と総括(!?)したような記事が載りだしたけど、
これも何度も目にしたような光景。
残り試合が7試合あるので、そこでプロとしての意地を
みせるような・・・。
そうですね、お金を払って応援、そして観にくる人たちに
対して、それに見合うような試合をして欲しい。
急に改善されるとは思えないし、どうモチベーションを
保って戦うのかは分らないが、あと7試合、
とにかく情けない試合だけはしないで欲しい。