さぽろぐ

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2021年03月24日

「真夜中のドア」を開けて「POCKET PARK」を探せ!

あまりにも最近この松原みき「真夜中のドア」が話題に挙がるので、
シングル盤を探してみた。
好きな曲は邦楽でも廃棄せずに多少は持っているはず。
と云う事で探してみたが、出て来たのは、
その後に発売された「愛はエネルギー」
それならば「アルバム『Pocket Park』は?」となって、
我が家の倉庫へ。(真夜中ではなく真昼間に行った!)

それにしてもアルバムタイトルを良く覚えていたもんだ。
でぇ、当時は「真夜中~」が収録されているので、
アルバムを持っていればシングルは処分して良いと考えていた。
これは他のアーティストも同じだ。
それ故、シングルは処分してしまったと思われる。
探すと直ぐに「Pocket Park」は出てきた。
ジャケットは痛んでいるが、まぁまぁの状態。
でっかいポスターも封入されていて、アイドルみたい。
何故かレコードの取り出し口が通常の反対の左側。
収録曲の中に「愛はエネルギー」があるのも判明。
何故「真夜中~」は処分して、
こっちのシングルが残っていたのかは謎。
クレジットを見ると、
当時の売れっ子スタジオミュージシャンらがバックアップ。
そういう時代もあったな〜と、今との違いを、ちょっと痛感。
才能がある人が増えたのと、
機材の目覚ましい進化の合わせ技による賜物の現在。
時代の流れと片付けるのは簡単だが、
どっちが良いのかは別にして、
音楽って、こんな風に創っていたよな〜と。
ちょっと懐かしむ自分がいる。
何十年振りかで針を落としてみる事にしますか!
ふ〜ん、“フュージョン×歌謡曲”ってところか。
歌謡曲の要素が勝っている部分が多いのですが、
あの当時としては精一杯洋楽に近付く為に力を注いだ結果がこの作品。
そんな感じがした。
因みに、人気にあやかって、
今月末にはアルバムの復刻盤が重量盤でリリースされる。
ポスターも復刻されて付いて、
音も最新技術で良くなっているとの事だが・・・・・。
中古盤市場でどうなのかは知らないけど、
アナログ盤を探している人は、
こっちを手に入れた方が手っ取り早いかもね。

  

Posted by keith yoshida at 10:23Comments(0)音楽

2021年03月21日

飯がわりに一撃を!/思いもよらぬ恥ずかしい負け方

百年の恋も冷めてしまう敗戦!
中止になったガンバ戦の代わりに神戸戦に行こうかと思っていたが、
行かなくて良かった。
ネットで途中経過を見ていて、
誤情報か?と思える程点数が動いていて、
何度見直した事か!
珍記録云々の報道もあるが、
兎に角情けない。
と書く俺以上に、選手やスタッフの皆さんの方が
そうなんでしょうが!
終わった5試合で一区切りして結果だけみると、
シーズン前に大方の識者達が予想した10位前後より、
もしかしたら下に行くのでは・・・と。
どう立て直してくるか?
2週間後に期待しましょう!
  

Posted by keith yoshida at 09:59Comments(0)Consadole

2021年03月08日

アートロックの雄?

シングル盤の事で言うと、この人達の事を書かない訳にはいかない。
それは“Vanilla Fudge”
ヴァニラ・ファッジが日本で陽の目を見たのは“GS”の力があっての事と
記憶している。
そのGSは“グループサウンズ”の略で、
The Venturesから始まったエレキギター・ブーム、
そしてThe Beatlesの来日公演を経て、
一気に増殖した、今で言うバンドの初期の姿の一つである。
ビートルズの来日公演は1966年の事なので、
その後僅か2〜3年という短い期間、
日本中を熱狂の渦と化した一大ブームでもあった。
このブームが産み出したモノは多く、
今のロックシーンやポップスに関わる音楽そのものや、
それらの裏方の方までもが、ここが起源だったのかもしれない。
何故ヴァニラ・ファッジがGSかと云うと、
彼らの「You Keep Me Hanging on」は、
このGS達の多くが競うようにカヴァーした事が、
日本でのスマッシュヒットの原動力になったと言えるからだ。

オリジナルのシュプリームスのヴァージョンのままであれば、
誰もカヴァーしなかっただろう。
それ程ヴァニラ・ファッジのヴァージョンはインパクトがあり、
思わずカヴァーしたくなるものだった。
とは云うものの大仰な作り、過剰アレンジとも言えるが・・・。
でぇ、そのカヴァーした演奏を聴いて、そのコピー元とも言える
彼らのシングルを手に入れた。
相当夢中になって聴いた記憶があるし、
その後「Some Velvet Morning」もシングル盤で買っている。

こちらはアルバムを買う金がないので、
取り敢えずシングル盤を!って事で手に入れたものと記憶している。
ヴァニラ・ファッジは当時“アートロック”や“ニューロック”と云うジャンルに分類された。
それはロック史の中では輝かしい1970年前後の、
所謂“ロックの黄金時代”と言われた頃の事だ。
彼らのアルバムをリアルタイムで手に入れたのは、
1969年に発表された「ROCK’N ROLL」

ヘヴィーな演奏の曲も収まっていて、
個人的には、このアルバムをもってハードやヘヴィーといった、
今で言う“ラウド系”とも言えるロックを卒業した。
最初がこれで、他のアルバムは後追いで手に入れたのもあってか、
やはり聴く頻度で言うと、この「ロックンロール」。
「キープ・ミー・ハンギング・オン」が収録された
デビュー作は殆ど聴く事はない。
でぇ、今回シングル盤を引っ張り出して驚いたのは、
「キープ~」ではなく「サム・ヴェルヴェット・モーニング」の方。
収録時間が“7分30秒”もあったからだ。
シングルの片面って、こんなに収録出来たんだっけ?
5分辺りが限界だったのでは!と。
それで長尺の曲は、
1曲をA、B面で“Part 1”と“Part 2”に分けて収録し、
それをシングルとして発売していたのでは!
或いは33・1/3回転のコンパクト盤仕様にしたとか・・・。
あぁぁ、勿論シングルヴァージョンって手もあった。
そんな事を思い出しつつ「サム~」ジャケットを見ると、
“アート・ロック・シリーズ”の文字が。
そしてシングル盤なのに、両盤共簡単な解説が付いていた。
「キープ・ミー~」の解説を読むと“前衛ロック”なる言葉の記述が。
まだ“プログレッシヴ・ロック”って言葉が産まれていなかったか、
産まれていても、
それに該当しなかったのがヴァニラ・ファッジだったのかもしれない。
アートロックと云う言葉自体、直ぐに使われなくなったが、
当時聴いていてアートロックって言葉が
妙にしっくりとハマったバンドだったのには違いない。
アートロック・・・ロック黄金時代の痕跡の一つとも言えるかも!
  

Posted by keith yoshida at 12:03Comments(0)音楽