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2009年12月10日
名盤/Bob Dylan & 斉藤和義
続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.84(2001年 04月掲載)
掲載誌からのリライトが終わったから、ペースが上がると思ったら大間違い!
別にサボッていた訳じゃなくて、ただ、気持ちがこれに向わなかっただけです。ハイ!
前にも書いたと思うが、紙ジャケットシリーズの作品は、アナログ盤(オリジナル盤)
を持っている人には、あきらかにそのミニチュア版であり、それが可愛いいので、
初期の頃は、思わず手にしてしまう事もあった。
ディランは、何故だかクリスマス・アルバムをリリースした。
売り上げはチャリティーだそうだが、どうも買う気になれない。スミマセン!
この原稿を書いた時点で「欲望」から四半世紀で、それから現在までカウントすると、
プラスもうひと昔(今のスピード感で言うと!)ほど過ぎている訳で、そりゃ、
歳を取る訳ですよね。(ディランだけじゃない)
で、コピー通り、影響力を未だに持っているディランってホント凄い人なんだと。
まぁ、こうした先人達がいるお陰で、まだまだ音楽をやっている人もいる訳で、
彼らが敷いたレールは、いい見本となっている。
斉藤和義、相変わらずライヴは未見状態です!
未だ計り知れない影響力を持つディラン!
ジョージ・ハリスンの「ALL THINGS MUST PASS」のニュー・センチュリー・エディションが売れている
らしい。CD SHOPで淡い色合いのパッケージを見たとたん、僕も思わず買ってしまった
んだけど、ありゃ~、アナログ盤を持っている人でも、現物を見てしまったら、買いたい
衝動に駆られるよ。それくらいカワイイと言うか、愛おしさに溢れたパッケージだし、何より
もカラー化で、何かありそうな気配がプンプン。
アナログ盤を引っ張り出して聴く事も殆ど無かった作品だけに、何やら懐かしいし、
新しい発見があったりで、それはそれで面白い。
そうそう、先月の続きじゃないけど、こんなところでジョージもボブ・ディランの
「IF NOT FOR YOU」をカバーしていたんだ。っつう事を聴いてて思い出した。
そのディランと言えば、彼の歌の題材として取り上げたボクサー“ルービン・カーター”の物語を
映画化した「ザ・ハリケーン」が、昨年末からレンタルビデオ屋に並んでいる。
勿論、ディランが唄った「ハリケーン」は映画の中で使われている。
ディランと言えば“フォークの神様”呼ばわりされる程、その存在感が凄い。ところが僕の
ような洋楽育ちの音楽ファンでも、仲々ディランを聴くまでの道のりが遠い事もある。
60年代後半日本中をフォーク・ブームが席巻していた頃、僕はフォークに対して“しみったれ
た四畳半”的イメージしか持てず、その延長の為か、どうしてもディランの世界に足を踏み入
れる事が出来なかった。
そんなディランをグッと身近に引っ張ってくれたのは、もしかしたら1971年のジョージのバン
グラデシュ・コンサートかも知れない。以降、買い漁る事買い漁る事。次々とディランのアルバムを
手に入れる事になる。
さて、この「ハリケーン」を収録したアルバム「欲望」は、レコード店で偶然そのジャケットを発見した
記憶がある。僕のディランに対するマークの仕方が悪いのか、いつもディランの作品は突然目
の前に現れるような気がする。

アルバムから「ハリケーン」と「コーヒーもう一杯」の2曲が、日本でもヒット・チャートに登場した記憶が
ある。もしかしたらこれは「風に吹かれて」や「Like A Rolling Stone」などのそれ以前の代表
曲より凄い状況だったんじゃないか・・・・・、と今更ながら思っている。
このアルバム「欲望」から4半世紀が過ぎたが、ディランは相も変わらず頂点にたちつつ走り
続けている。凄い!
例の四畳半的世代からディラン・フォロワーは山ほどいるが、そういった御大達に敬意をはらい
つつ、近頃ディランを彷彿させたシンガーと言えば斉藤和義。
この自作自演歌手がその豊かな音楽性を垣間見せてくれたのが、昨年発表したアルバム
「COLDTUBE」。

一度、彼のライヴを観てみたいと思っている今日この頃です。
■資料■
BOB DYLAN/欲望(1976年度作品)
斉藤和義/COLDTUBE (2000年度作品)
Vol.84(2001年 04月掲載)
掲載誌からのリライトが終わったから、ペースが上がると思ったら大間違い!
別にサボッていた訳じゃなくて、ただ、気持ちがこれに向わなかっただけです。ハイ!
前にも書いたと思うが、紙ジャケットシリーズの作品は、アナログ盤(オリジナル盤)
を持っている人には、あきらかにそのミニチュア版であり、それが可愛いいので、
初期の頃は、思わず手にしてしまう事もあった。
ディランは、何故だかクリスマス・アルバムをリリースした。
売り上げはチャリティーだそうだが、どうも買う気になれない。スミマセン!
この原稿を書いた時点で「欲望」から四半世紀で、それから現在までカウントすると、
プラスもうひと昔(今のスピード感で言うと!)ほど過ぎている訳で、そりゃ、
歳を取る訳ですよね。(ディランだけじゃない)
で、コピー通り、影響力を未だに持っているディランってホント凄い人なんだと。
まぁ、こうした先人達がいるお陰で、まだまだ音楽をやっている人もいる訳で、
彼らが敷いたレールは、いい見本となっている。
斉藤和義、相変わらずライヴは未見状態です!
未だ計り知れない影響力を持つディラン!
ジョージ・ハリスンの「ALL THINGS MUST PASS」のニュー・センチュリー・エディションが売れている
らしい。CD SHOPで淡い色合いのパッケージを見たとたん、僕も思わず買ってしまった
んだけど、ありゃ~、アナログ盤を持っている人でも、現物を見てしまったら、買いたい
衝動に駆られるよ。それくらいカワイイと言うか、愛おしさに溢れたパッケージだし、何より
もカラー化で、何かありそうな気配がプンプン。
アナログ盤を引っ張り出して聴く事も殆ど無かった作品だけに、何やら懐かしいし、
新しい発見があったりで、それはそれで面白い。
そうそう、先月の続きじゃないけど、こんなところでジョージもボブ・ディランの
「IF NOT FOR YOU」をカバーしていたんだ。っつう事を聴いてて思い出した。
そのディランと言えば、彼の歌の題材として取り上げたボクサー“ルービン・カーター”の物語を
映画化した「ザ・ハリケーン」が、昨年末からレンタルビデオ屋に並んでいる。
勿論、ディランが唄った「ハリケーン」は映画の中で使われている。
ディランと言えば“フォークの神様”呼ばわりされる程、その存在感が凄い。ところが僕の
ような洋楽育ちの音楽ファンでも、仲々ディランを聴くまでの道のりが遠い事もある。
60年代後半日本中をフォーク・ブームが席巻していた頃、僕はフォークに対して“しみったれ
た四畳半”的イメージしか持てず、その延長の為か、どうしてもディランの世界に足を踏み入
れる事が出来なかった。
そんなディランをグッと身近に引っ張ってくれたのは、もしかしたら1971年のジョージのバン
グラデシュ・コンサートかも知れない。以降、買い漁る事買い漁る事。次々とディランのアルバムを
手に入れる事になる。
さて、この「ハリケーン」を収録したアルバム「欲望」は、レコード店で偶然そのジャケットを発見した
記憶がある。僕のディランに対するマークの仕方が悪いのか、いつもディランの作品は突然目
の前に現れるような気がする。
アルバムから「ハリケーン」と「コーヒーもう一杯」の2曲が、日本でもヒット・チャートに登場した記憶が
ある。もしかしたらこれは「風に吹かれて」や「Like A Rolling Stone」などのそれ以前の代表
曲より凄い状況だったんじゃないか・・・・・、と今更ながら思っている。
このアルバム「欲望」から4半世紀が過ぎたが、ディランは相も変わらず頂点にたちつつ走り
続けている。凄い!
例の四畳半的世代からディラン・フォロワーは山ほどいるが、そういった御大達に敬意をはらい
つつ、近頃ディランを彷彿させたシンガーと言えば斉藤和義。
この自作自演歌手がその豊かな音楽性を垣間見せてくれたのが、昨年発表したアルバム
「COLDTUBE」。
一度、彼のライヴを観てみたいと思っている今日この頃です。
■資料■
BOB DYLAN/欲望(1976年度作品)
斉藤和義/COLDTUBE (2000年度作品)
Posted by keith yoshida at 12:11│Comments(0)
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