keith yoshidaの新・飯がわりに1枚!(Again) › 名盤を探しに行こう! › 名盤/ THE BAND & MOONRIDERS
2010年05月09日
名盤/ THE BAND & MOONRIDERS
続・名盤を探しに行こう「あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.93(2002年 1月掲載)
THE BANDは、時折、いっぱい聴きたくなる時がある。
そんな時は、この「南十字星」よりは、やはり「Music From Big Pink」を!
そしてアナログ時代のベスト盤、あとはCDのBOXものをタマに!である。
ザ・バンドに限らず、次々とデジタル・リマスターされる作品を聴いて、その
音の良さに喜んでいた頃の話ですね。これは!
金欠病になるほど、以前はCDを買っていたけど、近頃は枚数が極端に
減ってしまった。
ま、気になる新譜が少ないのと、旧譜の買い直しを止めたのが、その大きな
要因。
これは俺だけじゃなくて、他にも同じような人が、それなりにいるって事だろう。
だからCD不況!になったって事か。
俺もその不況に一役買っているって訳ですかね!(笑)
手を変え、品を変えて売り上げを伸ばしたいレコード会社にとって、次の一手は
なんなんでしょうか?
紙ジャケも高音質・高品質それぞれのCDも、目新さがなくなってきているし、
USBや配信も、どうもイマイチ先が見えない!
何でもユニヴァーサルミュージックは、SACD+SHMの高額CDを出すらしい。
限りなく原音に近くて、アナログの質感だとか!
気持ちは動くが・・・・・です。ハイ!
あとムーンライダーズは、今年のRISING SUN ROCK FESTIVALに出演しますね!
観れたらいいな~とは思っています。
芳醇な音楽を奏でるバンドに成長した後の彼ら!
重複掲載の懺悔ついでにと言っちゃ何だが、振り返ると実に様々な作品を載り
挙げた事に我ながら感心する。まぁ、それはそれで置いておいても最初の掲載が
「THE BAND」と「はちみつぱい」ってえのが、どう考えても?なんです。
それがこの連載に相応しいと思ったのかどうか、今思い出してみようと思っても
記憶が曖昧過ぎて定かじゃないのです。ただ最終回は何を書く!って明確な目的
があったのは確かで、それは今も継続して頭の中にしっかりとしまい込んであるの
で、それはそれで最終回をお楽しみに!
さてそのザ・バンドですが、21世紀に入ってからオリジナル・アルバムがデジタル・リマスター
され、更にそれに数々のボーナス・トラックを加えてリイッシューされた。
その全てを買い揃えた訳ではないが、あの「Music From Big Pink」と「南十字星」
の2枚は、早々と手に入れて楽しんでいる。
この「南十字星」は、ザ・バンドが1968年のデビュー作「~ビッグピンク」から7年もの
歳月をかけて成しえた一つの到達点。

リリース当時、あまりの完成度の高さにただただ繰り返し聴くのみのアルバムだった
し、後々もアメリカン・ロックの一つの頂点として、事ある毎に引っ張り出しては聴いた
アルバムだ。
冒頭の「Fobidden Fruit」の重量感がありながらも弾むそのサウンドに、一気に引き
込まれる。どちらかと言うとザ・バンドの作品って滋味溢れるモノが多くて、後々ボデ
ィブロー的に良さが分かってくるのが常だったが、このアルバムは最初からガッツンと来
た感じだった。それと当時としては実にクリーンで抜けのいい音で、それもこの作品
の評価にプラス作用したのも確かだろう。ロビー・ロバートソンの切れ味最高のギター・プレ
イなんて、今聴いても体が一緒にのけぞっちゃうもネ。
勿論、彼ら特有の滋味溢れる作風が楽しめる「It Makes No Difference」や「Hobo
Jungle」なんて涙モンだしネ。
一方のはちみつぱいは、その後アグネス・チャンなどのバックバンドを経て「鈴木慶一と
ムーンライダーズ」へと変身(!?)を遂げてアルバム「火の玉ボーイ」でデビューする。
実はこの作品、それまで洋楽一筋だった我が音楽人生の、言ってみれば邦楽童
貞を破った1枚で、それはそれで何やら思い出深い。
確かシングル・カットもされた「スカンピン」は涙が出るくらい美しいし、全編鈴木慶一氏の
趣味で溢れたと思えるその音楽は、はちみつぱい時代から経過した時間と比例し
て、より芳醇なサウンドを響かせていた。この「火の玉ボーイ」も最近デジタル・リマスターされ
ボーナス・トラック付でリイッシューされたらしい。
うぅ~ん、気になる。やっぱり買わなくちゃ駄目か!あぁ~今年も音楽三昧な金欠
病で苦しむのか・・・・・・・・・。
■資料■
THE BAND / 南十字星 / 1975年度作品
鈴木慶一とムーンライダーズ / 火の玉ボーイ / 1976年度作品
Vol.93(2002年 1月掲載)
THE BANDは、時折、いっぱい聴きたくなる時がある。
そんな時は、この「南十字星」よりは、やはり「Music From Big Pink」を!
そしてアナログ時代のベスト盤、あとはCDのBOXものをタマに!である。
ザ・バンドに限らず、次々とデジタル・リマスターされる作品を聴いて、その
音の良さに喜んでいた頃の話ですね。これは!
金欠病になるほど、以前はCDを買っていたけど、近頃は枚数が極端に
減ってしまった。
ま、気になる新譜が少ないのと、旧譜の買い直しを止めたのが、その大きな
要因。
これは俺だけじゃなくて、他にも同じような人が、それなりにいるって事だろう。
だからCD不況!になったって事か。
俺もその不況に一役買っているって訳ですかね!(笑)
手を変え、品を変えて売り上げを伸ばしたいレコード会社にとって、次の一手は
なんなんでしょうか?
紙ジャケも高音質・高品質それぞれのCDも、目新さがなくなってきているし、
USBや配信も、どうもイマイチ先が見えない!
何でもユニヴァーサルミュージックは、SACD+SHMの高額CDを出すらしい。
限りなく原音に近くて、アナログの質感だとか!
気持ちは動くが・・・・・です。ハイ!
あとムーンライダーズは、今年のRISING SUN ROCK FESTIVALに出演しますね!
観れたらいいな~とは思っています。
芳醇な音楽を奏でるバンドに成長した後の彼ら!
重複掲載の懺悔ついでにと言っちゃ何だが、振り返ると実に様々な作品を載り
挙げた事に我ながら感心する。まぁ、それはそれで置いておいても最初の掲載が
「THE BAND」と「はちみつぱい」ってえのが、どう考えても?なんです。
それがこの連載に相応しいと思ったのかどうか、今思い出してみようと思っても
記憶が曖昧過ぎて定かじゃないのです。ただ最終回は何を書く!って明確な目的
があったのは確かで、それは今も継続して頭の中にしっかりとしまい込んであるの
で、それはそれで最終回をお楽しみに!
さてそのザ・バンドですが、21世紀に入ってからオリジナル・アルバムがデジタル・リマスター
され、更にそれに数々のボーナス・トラックを加えてリイッシューされた。
その全てを買い揃えた訳ではないが、あの「Music From Big Pink」と「南十字星」
の2枚は、早々と手に入れて楽しんでいる。
この「南十字星」は、ザ・バンドが1968年のデビュー作「~ビッグピンク」から7年もの
歳月をかけて成しえた一つの到達点。
リリース当時、あまりの完成度の高さにただただ繰り返し聴くのみのアルバムだった
し、後々もアメリカン・ロックの一つの頂点として、事ある毎に引っ張り出しては聴いた
アルバムだ。
冒頭の「Fobidden Fruit」の重量感がありながらも弾むそのサウンドに、一気に引き
込まれる。どちらかと言うとザ・バンドの作品って滋味溢れるモノが多くて、後々ボデ
ィブロー的に良さが分かってくるのが常だったが、このアルバムは最初からガッツンと来
た感じだった。それと当時としては実にクリーンで抜けのいい音で、それもこの作品
の評価にプラス作用したのも確かだろう。ロビー・ロバートソンの切れ味最高のギター・プレ
イなんて、今聴いても体が一緒にのけぞっちゃうもネ。
勿論、彼ら特有の滋味溢れる作風が楽しめる「It Makes No Difference」や「Hobo
Jungle」なんて涙モンだしネ。
一方のはちみつぱいは、その後アグネス・チャンなどのバックバンドを経て「鈴木慶一と
ムーンライダーズ」へと変身(!?)を遂げてアルバム「火の玉ボーイ」でデビューする。
実はこの作品、それまで洋楽一筋だった我が音楽人生の、言ってみれば邦楽童
貞を破った1枚で、それはそれで何やら思い出深い。
確かシングル・カットもされた「スカンピン」は涙が出るくらい美しいし、全編鈴木慶一氏の
趣味で溢れたと思えるその音楽は、はちみつぱい時代から経過した時間と比例し
て、より芳醇なサウンドを響かせていた。この「火の玉ボーイ」も最近デジタル・リマスターされ
ボーナス・トラック付でリイッシューされたらしい。
うぅ~ん、気になる。やっぱり買わなくちゃ駄目か!あぁ~今年も音楽三昧な金欠
病で苦しむのか・・・・・・・・・。
■資料■
THE BAND / 南十字星 / 1975年度作品
鈴木慶一とムーンライダーズ / 火の玉ボーイ / 1976年度作品
Posted by keith yoshida at 13:36│Comments(0)
│名盤を探しに行こう!
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。