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2010年01月02日

名盤/S.Stills & No.1 SOUL SET

続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.86(2001年 06月掲載)


去年中に完了予定だったこの再掲載!
完了出来なかったのは、諸々の事情などと言える程、上等な言い訳が
ないくらい怠けていたのが実情で、まぁ、こういう強制力のないモノは、
結局はそういう事でいいんだ!と勝手に解釈している。
さてさて、スティヴンかスティファンか、あるいはスティーヴンかと、
この人のカタカナ表記は迷う事が多かった。
年末に、なにやらマナサス時代を含めた未発表曲を集めたアルバムが
リリースされていたが未聴です。
未聴と言えばニール・ヤングのBOXも買えずじまいで、聴いていない。
ニールのライヴは、結局、この何年か後に武道館で観る事が出来た。
2daysの初日を観た訳で、翌2日目は当日券を売っていたらしいが、
横浜にサッカー観戦に出掛けた為、観なかったのが、今となっては
悔やまれる。
そんな事を思い出しつつ、新作とアーカイヴ的なライヴ盤がゴッチャ
になって多数リリースされている最近のニールには、正直、ついて
いくのが大変!
今年も往年(失礼!)じゃなくて、大御所アーティスト達が多数来日
しそうで、Carole KingとJames Taylor、Jackson BrowneとSheryl Crowの
それぞれのジョイントコンサートや、嘘か真かBob DylanのZepp ツアー
などなど目白押し!
あぁ~、札幌には来ないだろうな~。

ニールの良きライヴァルだったスティヴンが残した名作!

 今年の「Fuji Rock Festival」にニール・ヤングの出演が決定した。念願の生ニールだから
「こりゃ~観たいぜ!何が何でも」って感じだけど、状況を考えると相当な
エネルギーを使わなきゃ観る事が出来ないので、非常に困ってます。
 東京での単独公演だったら即決で「行く!」なんだけどな~。どうなんでしょう。
やる訳ないよな。絶対。何か、間違えてそのまま居続けて「R.S.R.Fes」に出ちゃう
なんて仰天するような事件が起きないかな。と、あり得もしないような事を願って
いる春のうららかな一日。
 そのニール・ヤングについては数有るアルバムの中から、以前に裏名盤的な一枚「今宵その
夜」を紹介した事があるのですが、今回、そのニールの好敵手的存在だったスティヴン・スティ
ルス
のアルバムを紹介します。
 ニールがポピュラーな存在になる過程で、決して外せないキャリアとして”クロズビー、スティルス、ナ
ッシュ&ヤング”の存在がある。いわずもがな70年代のアメリカン・ロックの隆盛を語る時に不可
欠なスーパー・グループだ。個性のぶつかり合いと調和の危うさがこの長ったらしい名前の
グループの魅力だった。
 このグループの二大スター(!?)こそ、このスティヴンとニールだった。が、この二人、
この寄り合い所帯的なC,S,N&Yの前にバッファロー・スプリングフィールドというバンド時代に理由
有りな関係で、バンドの解散劇の主役を演じた仲なのです。
 まぁ、そんなゴシップ的な話は抜きにしてスティヴンのファースト・アルバム「Stephen Stills」が発
表されたのがC,S,N&Yの「デジャ・ヴ」が大ヒットを続けている最中の1970年の事。
名盤/S.Stills & No.1 SOUL SET
 アルバムの冒頭を飾るのは「愛への賛歌」。この曲は多くのアーティスト達にカヴァーされて
いるので、オリジナルのスティヴンのヴァージョン以外で耳にされている方も多いだろう。
アコースティック・ギターのリフが実に印象的な名曲だ。
 アルバム全体を包むのはC,S,N&Yで聴かせたフォーク・ロック的なものより、より黒っぽさを
増したパワフルなロック・サウンド。
 彼の絶頂期を示すかのようにエリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスといった豪華なゲスト・ミュー
ジシャンの存在も見逃せない。そんな訳でクラプトンやジミ・ヘンのファンは是非チェックを!(もうチ
ェック済みか!)勿論、正しくアメリカン・ロックを追求されている方にはマスト・アイテムです。ハイ!
 前述の「愛の賛歌」の印象的なリフを頂いてヒット曲を作っちゃったのがTOKYO No.1
SOULSET
の皆さん。
名盤/S.Stills & No.1 SOUL SET
彼らの「黄昏’95~太陽の季節」がそれで、この曲を収録したアルバム「トリプル・バレル」には、
他にスティーヴ・ミラーの「FlLY LIKE AN EAGLE」をサンプルした曲も収録。
まぁ、いいものはリサイクルしてもイケる!って見本です。
サンプリングねぇ、便利な世の中になったもんだ・・・・・。

■資料■
Stephen Stills / スティヴン・スティルス (1970年度作品)
TOKYO No.1 SOUL SET / TRIPLE BARREL (1995年度作品)


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