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2009年07月08日
名盤/ N with C & HARY & MAC
続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.69(2000年 1月号掲載)
ちょっと前にNHK-BSでC,S & Nのライヴ映像を放映していた!
当然、珍しいのでDVDに収めておいた。
が、ちょっとだけ観て、後日改めて観よう!なんて思っていたけど、
そのまんまほったらかしになっています。
ま、映画とかもそうだけれども、結局、映像って、押さえても観ない
事の方が多い。
よっぽど暇になったら観るのだろうけど・・・・・。
そうそう、去年か今年にリリースされた4人が揃ったライヴ盤も、
なんか今更な~なんて感じで、試聴機で何曲か聴いて終わっちゃた。
ま、そんな事はおいておいて、この二人のこのアルバムですが、
相当愛聴しました。併せて、当時のそれぞれのソロも!
これらは、未だに時折引っ張り出して聴く事がある。
とは言うものの、この三人と言うか四人では、今となっては完全に
ニール・ヤングの一人勝ちなので、それと比較しちゃうと、聴くと
言っても本当にたまにの事。
一緒に載り上げた細野さんと久保田さんのアルバムも、これまたすっかり
ご無沙汰(失礼!)って感じ。
いけないと思いつつ、なかなか沢山音楽を聴く時間を作れなくなっている
今日この頃。
良くないな~と思い、日々反省!です。ハイ!
男同士の友情に溢れた名作アルバム!
クロズビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(C,S,N&Y)が、10数年振り
に新作を発表したのが話題になっている。
以前に彼らの名作「Déjà vu」を、ここで載り上げた事があるが、あれが
1970年の作品だから、間に「AMERICAN DREAM」があるものの30年間で、
オリジナルが僅か3枚という超貧作さ。
とは言うものの、各々がソロ・アーティストとして充分に活躍している
ので、グループに固執する必要もない訳で、今回のリユニオンも、珠々
「久し振りに一緒に演ろうか!」なんていう、誰かのいい加減な一言が
発端だったりして・・・・・。
まぁ、ワールド・ツアーもやるらしいので、そこそこ本気のプロジェクト
かも知れない。
そんな彼らのアルバム「LOOKING FORWARD」は、変わる事のない、それぞれ
の役目をキッチリとこなしている。って感じで、尖り具合が年相応に取れた、
所謂円熟味溢れる一作。
同時代を生きてきた人達には、有り難い作品と言える。
それにしてもこの人達って、本当に友情で結ばれているんでしょうかねぇ。
ニールとスティヴンはどうもネ。なんて話は昔から聞く訳でしょ。
C,S&Nとしては結構やっているらしいし、本当のところはどうなんでしょ。
でも、間違いなく大の仲良しこよしがデイヴィッド・クロズビーとグレアム・
ナッシュのお二人さん。
この二人は間違いなく養老院まで一緒だよ。きっと。
C,S,N&Yに於いて、ニールとスティヴンの超個性派が放つ毒素を中和させて
いたかのような、この二人の存在。
その二人の仲良し振りが滲み出ているアルバムが1972年に発表した
「GRAHAM NASH/DAVID CROSBY」だ。

アルバムの冒頭を飾るのは「SOUTHBOUND TRAIN」。
“自由、平等、友愛”について歌ったもので、残り続けるアメリカの病巣を
題材にしたもの。
今聴くと、当時の時代背景を思い出してしまう。
全11曲収録中、グレアムが6曲、クロズビーが5曲と、まぁ、ちゃんと
シェアしているし、何よりもそのバランスが絶妙だ。メロディー・メイカー
で実にポップな肌触りを持つグレアムに対して、ブルージーである種の宗教
っぽさを漂わせ独自の世界を展開するクロズビー。
それがほぼ交互に並べられてアルバムは進行する。が、そこには全然違和感
などなく、まるで当然の如く二つの個性が収まっている。
これを聴いていると、何か出だしの「SOUTHBOUND TRAIN」のせいか、時が
ゆっくりと流れているような感覚に浸れる。
聴いて気に入った人は、是非それぞれのファースロ・ソロ・アルバムも
併せて聴いて欲しい。
友情と言えば、つい先頃発売された細野晴臣と久保田麻琴によるユニット
Hary & Macの「Road to Louisiana」は、20数年来の友情の賜物。

音的には先月紹介したDr.Johnのニューオーリンズ系。
男臭さとレイドバック感が、堪らなく心地好い作品。聴くべし。
Graham Nash & David Crosby / GRAHAM NASH/DAVID CROSBY (1972年度作品)
Hary & Mac / Road to Louisiana (1999年度作品)
Vol.69(2000年 1月号掲載)
ちょっと前にNHK-BSでC,S & Nのライヴ映像を放映していた!
当然、珍しいのでDVDに収めておいた。
が、ちょっとだけ観て、後日改めて観よう!なんて思っていたけど、
そのまんまほったらかしになっています。
ま、映画とかもそうだけれども、結局、映像って、押さえても観ない
事の方が多い。
よっぽど暇になったら観るのだろうけど・・・・・。
そうそう、去年か今年にリリースされた4人が揃ったライヴ盤も、
なんか今更な~なんて感じで、試聴機で何曲か聴いて終わっちゃた。
ま、そんな事はおいておいて、この二人のこのアルバムですが、
相当愛聴しました。併せて、当時のそれぞれのソロも!
これらは、未だに時折引っ張り出して聴く事がある。
とは言うものの、この三人と言うか四人では、今となっては完全に
ニール・ヤングの一人勝ちなので、それと比較しちゃうと、聴くと
言っても本当にたまにの事。
一緒に載り上げた細野さんと久保田さんのアルバムも、これまたすっかり
ご無沙汰(失礼!)って感じ。
いけないと思いつつ、なかなか沢山音楽を聴く時間を作れなくなっている
今日この頃。
良くないな~と思い、日々反省!です。ハイ!
男同士の友情に溢れた名作アルバム!
クロズビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(C,S,N&Y)が、10数年振り
に新作を発表したのが話題になっている。
以前に彼らの名作「Déjà vu」を、ここで載り上げた事があるが、あれが
1970年の作品だから、間に「AMERICAN DREAM」があるものの30年間で、
オリジナルが僅か3枚という超貧作さ。
とは言うものの、各々がソロ・アーティストとして充分に活躍している
ので、グループに固執する必要もない訳で、今回のリユニオンも、珠々
「久し振りに一緒に演ろうか!」なんていう、誰かのいい加減な一言が
発端だったりして・・・・・。
まぁ、ワールド・ツアーもやるらしいので、そこそこ本気のプロジェクト
かも知れない。
そんな彼らのアルバム「LOOKING FORWARD」は、変わる事のない、それぞれ
の役目をキッチリとこなしている。って感じで、尖り具合が年相応に取れた、
所謂円熟味溢れる一作。
同時代を生きてきた人達には、有り難い作品と言える。
それにしてもこの人達って、本当に友情で結ばれているんでしょうかねぇ。
ニールとスティヴンはどうもネ。なんて話は昔から聞く訳でしょ。
C,S&Nとしては結構やっているらしいし、本当のところはどうなんでしょ。
でも、間違いなく大の仲良しこよしがデイヴィッド・クロズビーとグレアム・
ナッシュのお二人さん。
この二人は間違いなく養老院まで一緒だよ。きっと。
C,S,N&Yに於いて、ニールとスティヴンの超個性派が放つ毒素を中和させて
いたかのような、この二人の存在。
その二人の仲良し振りが滲み出ているアルバムが1972年に発表した
「GRAHAM NASH/DAVID CROSBY」だ。
アルバムの冒頭を飾るのは「SOUTHBOUND TRAIN」。
“自由、平等、友愛”について歌ったもので、残り続けるアメリカの病巣を
題材にしたもの。
今聴くと、当時の時代背景を思い出してしまう。
全11曲収録中、グレアムが6曲、クロズビーが5曲と、まぁ、ちゃんと
シェアしているし、何よりもそのバランスが絶妙だ。メロディー・メイカー
で実にポップな肌触りを持つグレアムに対して、ブルージーである種の宗教
っぽさを漂わせ独自の世界を展開するクロズビー。
それがほぼ交互に並べられてアルバムは進行する。が、そこには全然違和感
などなく、まるで当然の如く二つの個性が収まっている。
これを聴いていると、何か出だしの「SOUTHBOUND TRAIN」のせいか、時が
ゆっくりと流れているような感覚に浸れる。
聴いて気に入った人は、是非それぞれのファースロ・ソロ・アルバムも
併せて聴いて欲しい。
友情と言えば、つい先頃発売された細野晴臣と久保田麻琴によるユニット
Hary & Macの「Road to Louisiana」は、20数年来の友情の賜物。
音的には先月紹介したDr.Johnのニューオーリンズ系。
男臭さとレイドバック感が、堪らなく心地好い作品。聴くべし。
Graham Nash & David Crosby / GRAHAM NASH/DAVID CROSBY (1972年度作品)
Hary & Mac / Road to Louisiana (1999年度作品)
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