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2009年05月26日
名盤/ Los Lobos & Dr.StrangeLove
続・名盤を探しに行こう!/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.67(1999年11月号掲載)
`90年代の1枚ね!
確かにLos Lobosは相当嵌った!
思い起こせば`80年代から`90年代、そして現在に至るまで、
音楽を聴き始めた頃のようにはロックには惹かれなかった。
まぁ、`70年前後と比較するのもオカシイ事だけど。
PRINCE名義はナンのアルバム?さっぱり思い出せない!
変名で活動していた頃ですな~、これは!
プロデューサーを信じて、全く知らないアーティストの作品を
買う!ってのは、昔、相当有りました。
一生懸命、ジャケット裏のクレジットに目を凝らして、誰の
プロデュース?ってな感じで。
流石に近頃はそういう事は無くなってしまった。
ロスロボスは、新譜が出ると気になって直ぐに買いに行く
数少ないアーティストの一組。
Dr.StrangeLoveは、近頃、活動しているんでしょうか?
噂を聞く事がなくなりました。
90年代の1枚を選べ!と言われたら、もしかしたら、これを選ぶかも
しれない・・・・・。
まさに待望と言うに相応しいロス・ロボスの新作「THIS TIME」が届いた。
あの名作アルバム「Colossal Head」から実に3年振りである。
ちょっと前に“LATIN PLAY BOYS”が届いたばかりなので、本体(!?)ロス・
ロボスの新作が、これ程早くリリースされるとは思っていなかった。
まぁ、何というか「嬉しい!」の一言だ。
ロス・ロボスと言えば「ラ・バンバ」である。リッチー・ヴァレンスの
生涯を描いた映画の主題歌として大ヒットしたこの曲一発で終わるかと
思った彼らも、今や結成25年を超える大ベテラン。
そして、チカーノ(メキシコ系アメリカ人)を、いやいや、アメリカを
代表するバンドといって言い程、その存在感は増した。
そんな彼らが1996年に発表した前述のアルバム「コロッサル・ヘッド」
は、まさしく90年代を代表するロック・アルバムの1枚だ。

このアルバムで聴かれるのは、骨太でルーツ的臭いと時代性をしっかりと
咀嚼して飲み込んだようなサウンド・プロダクション。
勿論、ラテン・フレイヴァー溢れるロックを聴かせる訳だが、そのオリジ
ナリティー溢れる刺激度満点のサウンドには、病み付きの中毒性がある。
実際、筆者の廻りにも、一発でその中毒に掛った輩が何人もいる。
こうゆう中毒性の感触って、多分60年代~70年代の、あのロック黄金期
に味わったものに近い気がするが・・・・・、どうだろう。
また、このページで紹介している新譜の中にも、明らかに「コロッサル・
ヘッド」からの影響を受けたと思われる作品があり、そういった作品に
遭遇する度に、日本のミュージシャン達にも多大な影響を及ぼしている事
を実感させられる。
そんなロス・ロボスに誰が育てた?勿論、メンバー自身の成長もあるが、
前作「KIKO」から共同プロデュースで登場する“ミッチェル・フルーム”、
そしてこのアルバムでは“チャド・ブレイク”も加わっている。
と言う事は、まさしくこの二人が怪しいのだ。
ミッチェルとチャド。この二人を気になりだしたのが、このアルバムから。
これ以降、彼らの名前を見つけ出しては、その作品をチェックしている音楽
ファンも多いと思う。
そのチャド・ブレイクがDr.StrangeLoveの最新アルバム「twin suns」の
ミックスを手掛けた。

どちらかと言うと、ミュージシャンとしてよりプロデューサーとしての方が
知られている根岸孝旨と長田進の二人によるこのバンド。
相思相愛、類は友を呼ぶって訳じゃないけど、サウンド・クリエイター同志、
チャドとの相性バッチリ。
そのドッシリとした腰の座り具合と、トンがり具合が妙に気持ちいいロック
が満喫出来る作品に仕上がっているので、是非、ロス・ロボス・ファンにも
聴いて貰いたい。
そう言えば、何故かプロデュースがPRINCE名義のあのお方の新作が間もなく
届く。どこでどうなったか興味津々。
あぁ~、プロデューサーにも興味を持って聴く。ってのも楽しいヨ。って
話でした。
Los Lobos / Colossal Head (1996年度作品)
Dr.StraneLove / twin suns(1999年度作品)
Vol.67(1999年11月号掲載)
`90年代の1枚ね!
確かにLos Lobosは相当嵌った!
思い起こせば`80年代から`90年代、そして現在に至るまで、
音楽を聴き始めた頃のようにはロックには惹かれなかった。
まぁ、`70年前後と比較するのもオカシイ事だけど。
PRINCE名義はナンのアルバム?さっぱり思い出せない!
変名で活動していた頃ですな~、これは!
プロデューサーを信じて、全く知らないアーティストの作品を
買う!ってのは、昔、相当有りました。
一生懸命、ジャケット裏のクレジットに目を凝らして、誰の
プロデュース?ってな感じで。
流石に近頃はそういう事は無くなってしまった。
ロスロボスは、新譜が出ると気になって直ぐに買いに行く
数少ないアーティストの一組。
Dr.StrangeLoveは、近頃、活動しているんでしょうか?
噂を聞く事がなくなりました。
90年代の1枚を選べ!と言われたら、もしかしたら、これを選ぶかも
しれない・・・・・。
まさに待望と言うに相応しいロス・ロボスの新作「THIS TIME」が届いた。
あの名作アルバム「Colossal Head」から実に3年振りである。
ちょっと前に“LATIN PLAY BOYS”が届いたばかりなので、本体(!?)ロス・
ロボスの新作が、これ程早くリリースされるとは思っていなかった。
まぁ、何というか「嬉しい!」の一言だ。
ロス・ロボスと言えば「ラ・バンバ」である。リッチー・ヴァレンスの
生涯を描いた映画の主題歌として大ヒットしたこの曲一発で終わるかと
思った彼らも、今や結成25年を超える大ベテラン。
そして、チカーノ(メキシコ系アメリカ人)を、いやいや、アメリカを
代表するバンドといって言い程、その存在感は増した。
そんな彼らが1996年に発表した前述のアルバム「コロッサル・ヘッド」
は、まさしく90年代を代表するロック・アルバムの1枚だ。
このアルバムで聴かれるのは、骨太でルーツ的臭いと時代性をしっかりと
咀嚼して飲み込んだようなサウンド・プロダクション。
勿論、ラテン・フレイヴァー溢れるロックを聴かせる訳だが、そのオリジ
ナリティー溢れる刺激度満点のサウンドには、病み付きの中毒性がある。
実際、筆者の廻りにも、一発でその中毒に掛った輩が何人もいる。
こうゆう中毒性の感触って、多分60年代~70年代の、あのロック黄金期
に味わったものに近い気がするが・・・・・、どうだろう。
また、このページで紹介している新譜の中にも、明らかに「コロッサル・
ヘッド」からの影響を受けたと思われる作品があり、そういった作品に
遭遇する度に、日本のミュージシャン達にも多大な影響を及ぼしている事
を実感させられる。
そんなロス・ロボスに誰が育てた?勿論、メンバー自身の成長もあるが、
前作「KIKO」から共同プロデュースで登場する“ミッチェル・フルーム”、
そしてこのアルバムでは“チャド・ブレイク”も加わっている。
と言う事は、まさしくこの二人が怪しいのだ。
ミッチェルとチャド。この二人を気になりだしたのが、このアルバムから。
これ以降、彼らの名前を見つけ出しては、その作品をチェックしている音楽
ファンも多いと思う。
そのチャド・ブレイクがDr.StrangeLoveの最新アルバム「twin suns」の
ミックスを手掛けた。
どちらかと言うと、ミュージシャンとしてよりプロデューサーとしての方が
知られている根岸孝旨と長田進の二人によるこのバンド。
相思相愛、類は友を呼ぶって訳じゃないけど、サウンド・クリエイター同志、
チャドとの相性バッチリ。
そのドッシリとした腰の座り具合と、トンがり具合が妙に気持ちいいロック
が満喫出来る作品に仕上がっているので、是非、ロス・ロボス・ファンにも
聴いて貰いたい。
そう言えば、何故かプロデュースがPRINCE名義のあのお方の新作が間もなく
届く。どこでどうなったか興味津々。
あぁ~、プロデューサーにも興味を持って聴く。ってのも楽しいヨ。って
話でした。
Los Lobos / Colossal Head (1996年度作品)
Dr.StraneLove / twin suns(1999年度作品)
Posted by keith yoshida at 18:30│Comments(0)
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