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2008年12月04日

名盤/STONES & SLIDERS

続・名盤を探しに行こう/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.49(1998年05月号掲載)


十代の頃に目覚めた音楽、そしてアイドルとなったストーンズ。
よく考えると、こうして何十年もアイドルとして存在しているモノが
あるって事は凄い事なんじゃないか、と。
40数年もバンドを続けるのも凄いけど、それをいまだに追っ掛けて
いる人が大勢いるってのがね・・・。
ま、この長い年月の積み重ねは、いい存在に出会えた人だけが
味わえるというか分かる、ある意味勝利でしょうね!これは!
そして、これは3度目の来日に併せて書いたのかなっ?
センターステージは、いまや日本のアイドルまでにも普及している、
大会場には欠かせない演出道具の一つ。
動員が悪いってのが書いてあるが、初来日の東京ドーム10日間
50万人動員ってぇのがバブルで、当時、多分日本じゃ、その十分
の一くらいしかアルバムが売れていなかったんじゃないかな、
ストーンズは!
その後の来日で福岡に行ったりして、動員が駄目で・・・。
(もしかしたらこの時かも?)
そんな事知っているから札幌公演の入りを心配したんですよ。
見事に当たっちゃたけど・・・。
で、タイミング良く今週末から映画「SHINE A LIGHT」が全国で公開
される。
以前だと、もうそれだけでワクワクしたけど、今はなんと言うか、頻繁
にDVDが発売されているのもあって、そんな事もなくなったな~と。
所謂満たされている!状態で、映像にそれ程飢えていない。
公開タイミングで東京出張があるので、どこか大きなスクリーンの
映画館で観ようかとも思ったが、スケジュール的に無理そうなので、
さっさとそれを諦めて、シアターキノで前売り券を買ってきた。
オマケで付いてきたでっかいポストカード、使い道もなければ飾るには
デザインが・・・・・です。
観終わって、気が向いたら感想を書きますね!

やっぱり来日記念に書かせて貰います。
我が永遠のアイドル“ザ・ローリング・ストーンズ”について


何かここんとこオリンピックみたく何年かに一度来日している、恒例
“ローリング・ストーンズ日本公演”に、これまた恒例で行って来ました。
東京公演の最終日だったんだけど、驚く程客が入ってなくて、我が目を
疑って、何度も会場全体を見渡してしまった。
あぁ~、あの人気はバブルと共に去ったのネ。なんて思うのと同時に、
これで正常な状態に戻ったな。と変な安心感を抱いた。
まぁ、内容についてはそれなりにマスコミが取り上げているので、どうの
こうのとは言いたくないが、見事なエンターテイメントであり、伝統芸、
ってとこかなっ。なんて言うか“お決まりのフルコース”って訳。
でもその中で光っていたのが、今回の売りの一つ“センターステージ”
(詳細は自分で調べて)での演奏。
これだけはブッ飛びました。本当に体は思わずのけぞったし、涙は溢れるし、
これがストーンズだ!俺が愛したストーンズだ!な~んて世界に入り込ん
じゃった。
演ったのはチャック・ベリーのカバー「Little Queenie」と「Crazy Mama」。
そして「Like A Rolling Stone」の3曲。
最後のディランのカバーは全然ツマらんくてシラケちゃったけど、あとは
流石年季もんの凄さだった。
でぇ、今回そのベリーを取り上げようと思って何軒かのCD屋に行ったけど、
全然CDが売っていないの。
そんな訳で、ストーンズ公演からもう一つの涙モンだった「Memory Motel」
の話でもしようかなっ。と・・・・・。
これは今回の公演のもう一つの売り、インタネットを使ったリクエスト集計に
よる“日替わりメニュー”の1曲。
で、何とこの日は、長年ライヴで聴きたかった前述の「メモリー・モーテル」。
この曲が収録されたアルバム「BLACK AND BLUE」は、ツアー・ギタリスト
としてかり出されていたロン・ウッドが正式メンバーとして迎い入れられた
記念碑的作品。
名盤/STONES & SLIDERS
当時のレイドバック的風潮を反映してか、どことなくユル~イ感が漂う作品で、
あの「悲しみのアンジー」より遙かに美しいナンバー「メモリー・モーテル」と
「愚か者の涙」を収録。
他にもストーンズ・ファンならずとも、分かる人には分かる名曲名演揃いの、
隠れ名盤の誉れ高いアルバム。
さて、そのストーンズを追随するバンド多数あれど、この時期のユルさ加減
を、と言ったらそうはいない。
先頃、15年目にして初のベスト盤「HOT MENU」をリリースしたストリート・
スライダーズ
が、もしかしたらそんなユルさ加減を追求していたのかも知れ
ない。
抜こうにも抜けないユルさの表現を、デビュー以来もがき続け、やっと彼ら
なりに完成に近付けたのが「SCREW DRIVER」辺りか。
名盤/STONES & SLIDERS
タイトながらも、そんなユルさの気配が漂った力作と言える1枚だった。
ところで、以前この名盤で紹介したストーンズの名作ライヴ盤「LOVE YOU
LIVE」が、現在廉価で再発中。最高のライヴ・バンドと言われた頃の凄さを
是非その耳で確かめて。

The Rolling Stones / Black And Blue(1976年度作品)
The Street Sliders / Screw Driver(1989年度作品)


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