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2008年11月12日
名盤/CREAM & BLANKEY JET CITY
続・名盤を探しに行こう/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.45(1998年01月号掲載)
カラー印刷化記念第二弾ってとこですね!これは。
本文中に書いてある通り、ホント、短絡。
クリームだって引き合いに出されて迷惑だちゅうのに。この程度で。
そうか、前回はカラー化の話を知らないままで原稿をかいていたの
か!って事で、Vol.44で書いた“グラムロック云々”って下り、まった
くの記憶違い。記憶違いがあっても当然の10年前だもんね。
クリームのアルバム、この時点で30年も前の作品。で、今では40年
も前って事か!ゲッ!
ま、何十年も聴き続けられるアルバムを、こうして一杯知っているのは、
幸せって事。
そういう時代をリアルタイムで生きてきた事を感謝しなくちゃ!と思う。
今の時代はどうなんだろう?
いわゆるJ-POPは、粗製濫造と、ちょっと前に捕まった人みたく、少ない
才能での大量生産。
一生聴き続けられる音楽をどれだけ作ったのかしらん?あの人は。
本当は、身近で一生ものの音楽が生まれているのに、なかなか出会う
機会がないのは残念な事です。
男三人寄ればナンパ(!?)じゃなくてバンド!バンドだよ!最小編成バンド、
3ピースバンドの底力を聴け!
突然のカラー版に刷新って事で、このページもきっと多少雰囲気が変わった
事でしょう。なんせ現物を見ないまま、この原稿を書き始めたので、カラー化
になった良さが、さっぱり分かりませんし、前回もカラー化の話が無い状態で
原稿を進めていたので、それに対処した名盤を選んでいなかった。
で、絵的に物足りなかったかなっ。なんて思いつつ、カラー版に合う名盤ねぇ。
と考えてみました。
とは言うものの、文字自体がカラフルになる訳じゃないし、結局はジャケット
だよな。そうなると一杯あるし・・・。と、唐突にクリームの「カラフル・クリーム」
のジャケットが目に浮んできた。

タイトルもピッタリだし、短絡とは思いつつ、年末進行で時間もない事なので、
今月はこれっきゃないですわ。
ところでCD化になってからでも、このアルバムはこのタイトルで発売されて
いるのかしらん。と心配になってCDショップに確かめに出掛けてみた。
なんと運良く廉価盤で\1,200という安さで国内盤が発売されていた。
なんでも特別限定価格だそうで、まぁ、何が特別でこうなったかは知らんが、
安く手に入れるチャンスには違いないので、こういったチャンスはモノにしよ
うぜ。
さて、この「カラフル・クリーム(原題:DISREAL GEAR)」が発表されたのは
1967年の事。もう30年も前の昔の話だ。
この年、ビートルズが「サージェント・ペッパーズ~」を、ストーンズが「サタニッ
ク・マジェスティーズ」をと、まだまだドラッグ文化が幅を効かせた時代だった。
クリーム自体、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー
の凄腕ミュージシャンによるトリオで、その評価はライヴの場にあったようだし、
残された音源もそっち方面に偏っている(活動期間が短かったという制約も
あるが)。
かくゆう我輩も、どっちかと言うと、そうしたライヴ盤の方を愛聴した。
この赤みがかったサイケ調のジャケットに包まれた作品は、彼らのスタジオ
録音の二作目。
代表曲の一つ「Sunshine Of Your Love」などを収録。ブルーズ色が濃かった
デビュー作と較べると、よりロック色を強めた一枚。生まれた背景が、ロックの
時代としては激動の時だっただけに、まさにその激動の瞬間を華々しく飾った
アルバムと言える。
国内に目を向けると、ロックらしいロック・バンドというと真先に“Blankey Jet
City”の名前が浮んでくる。

3ピースバンドの彼らが94年に発表した「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しい
ふりをする」は、そのロック臭さを嗅ぐ度に、日本のロックもまだ大丈夫!と
安心してしまう。ってとこで紙数も尽きたので・・・、まぁ、ロックのエネルギーを、
たった3人で表現した好盤の話でした。
THE CREAM / カラフル・クリーム(1967年度作品)
BLANKEY JET CITY / 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする(1994年度作品)
Vol.45(1998年01月号掲載)
カラー印刷化記念第二弾ってとこですね!これは。
本文中に書いてある通り、ホント、短絡。
クリームだって引き合いに出されて迷惑だちゅうのに。この程度で。
そうか、前回はカラー化の話を知らないままで原稿をかいていたの
か!って事で、Vol.44で書いた“グラムロック云々”って下り、まった
くの記憶違い。記憶違いがあっても当然の10年前だもんね。
クリームのアルバム、この時点で30年も前の作品。で、今では40年
も前って事か!ゲッ!
ま、何十年も聴き続けられるアルバムを、こうして一杯知っているのは、
幸せって事。
そういう時代をリアルタイムで生きてきた事を感謝しなくちゃ!と思う。
今の時代はどうなんだろう?
いわゆるJ-POPは、粗製濫造と、ちょっと前に捕まった人みたく、少ない
才能での大量生産。
一生聴き続けられる音楽をどれだけ作ったのかしらん?あの人は。
本当は、身近で一生ものの音楽が生まれているのに、なかなか出会う
機会がないのは残念な事です。
男三人寄ればナンパ(!?)じゃなくてバンド!バンドだよ!最小編成バンド、
3ピースバンドの底力を聴け!
突然のカラー版に刷新って事で、このページもきっと多少雰囲気が変わった
事でしょう。なんせ現物を見ないまま、この原稿を書き始めたので、カラー化
になった良さが、さっぱり分かりませんし、前回もカラー化の話が無い状態で
原稿を進めていたので、それに対処した名盤を選んでいなかった。
で、絵的に物足りなかったかなっ。なんて思いつつ、カラー版に合う名盤ねぇ。
と考えてみました。
とは言うものの、文字自体がカラフルになる訳じゃないし、結局はジャケット
だよな。そうなると一杯あるし・・・。と、唐突にクリームの「カラフル・クリーム」
のジャケットが目に浮んできた。
タイトルもピッタリだし、短絡とは思いつつ、年末進行で時間もない事なので、
今月はこれっきゃないですわ。
ところでCD化になってからでも、このアルバムはこのタイトルで発売されて
いるのかしらん。と心配になってCDショップに確かめに出掛けてみた。
なんと運良く廉価盤で\1,200という安さで国内盤が発売されていた。
なんでも特別限定価格だそうで、まぁ、何が特別でこうなったかは知らんが、
安く手に入れるチャンスには違いないので、こういったチャンスはモノにしよ
うぜ。
さて、この「カラフル・クリーム(原題:DISREAL GEAR)」が発表されたのは
1967年の事。もう30年も前の昔の話だ。
この年、ビートルズが「サージェント・ペッパーズ~」を、ストーンズが「サタニッ
ク・マジェスティーズ」をと、まだまだドラッグ文化が幅を効かせた時代だった。
クリーム自体、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー
の凄腕ミュージシャンによるトリオで、その評価はライヴの場にあったようだし、
残された音源もそっち方面に偏っている(活動期間が短かったという制約も
あるが)。
かくゆう我輩も、どっちかと言うと、そうしたライヴ盤の方を愛聴した。
この赤みがかったサイケ調のジャケットに包まれた作品は、彼らのスタジオ
録音の二作目。
代表曲の一つ「Sunshine Of Your Love」などを収録。ブルーズ色が濃かった
デビュー作と較べると、よりロック色を強めた一枚。生まれた背景が、ロックの
時代としては激動の時だっただけに、まさにその激動の瞬間を華々しく飾った
アルバムと言える。
国内に目を向けると、ロックらしいロック・バンドというと真先に“Blankey Jet
City”の名前が浮んでくる。
3ピースバンドの彼らが94年に発表した「幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しい
ふりをする」は、そのロック臭さを嗅ぐ度に、日本のロックもまだ大丈夫!と
安心してしまう。ってとこで紙数も尽きたので・・・、まぁ、ロックのエネルギーを、
たった3人で表現した好盤の話でした。
THE CREAM / カラフル・クリーム(1967年度作品)
BLANKEY JET CITY / 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする(1994年度作品)
Posted by keith yoshida at 11:12│Comments(0)
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