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2008年10月21日
名盤/Jefferson Airplane & PINK
続・名盤を探しに行こう/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.41(1997年9月号掲載)
前回書いていて何か変だな~と。
そうか本文中、そうそうバービーを書いているけど、肝心のアルバム
「1st OPUTION」については、本文で触れていない。
なのに名前が出てきたところでジャケットを差し込んでいる。
この形チョット不自然だ!と漸く気付いた。
掲載時は、最後のアルバム・メモのところにジャケット写真を掲載している。
あっ、そう!そうすればいいんだ!って事で、今回から、そういう形にします。
それが掲載最後まで続いたかどうかは調べてみないと分からんけど。
それとそのメモに発表年度も記していたのに書いてない!
もう、肝心なものが抜けている。
遡って書くのは面倒(ゴメン!)なので、書き込みはしませんが、お許しを。
こうしてやり直しても間違える。人間の駄目さ加減と云うより、俺の駄目さ
加減を表している。
PINKのところの岡野ハジメの間違い!スデェーな。チョー失礼!
校正してないんですか?と自虐ギャグが思わず出てしまう。
QUADRAPHONICSが廃盤ね。分かりづらい文章だこと。
JeffersonnはStarshipになってから、全く聴かなくなった。今でもAirplaneは
聴くけどStarshipは聴かないというのは変わらない。
毎朝、テレビ番組のオープニングで使われている曲もあるが、全然馴染めない。
DATE OF BIRTHのCDは行方不明、何処にいったんだろう?
書き直しながら、スッゲー聴きたくなった。
音楽は皮膚感覚で覚えましょう。そうするとサイケなんて一発で分かるから・・・。
久々に夏らしい暑さが続いた今年。如何なもんでしょうか、皆様は。
な~んて書き出したって、さっぱり分からんわな・・・。
要するに、夏は夏らしく過ごせたでしょうか。って事ですよ。
なんせ“SUMMER OF LOVE”、恋する季節の夏ですから・・・。と、キィワード
を一つ投げ出してから本題に入ります。
この夏は、先月のCD ATRANDOMで載り上げたDATE OF BIRTHのアルバム
「FOLK SONG」にハマりっぱなしで、デケェー音出して日々聴き入っていました。
殆どロックらしいロックを聴かなくなって久しいが、あの作品は、悪く言ってしまえば、
ロック黄金期の焼き直しというか、それが体に染み付いた人の“手癖”的手法で
作っちゃったもの。とも思えるのです。
だから逆に、そういったものが体に染みついている俺みたいのがフッと聴いて、
自然に体が反応した。みたいな図式が成り立つ訳で、あの当時の感覚的な
ものを喚起された感じなのです。
この間隔のより戻しは、先行シングル「クレイジーなジンクス」を聴いた時から
あって、このサウンドの感触って何だっけ?と答えを捜していた時にアルバム
が届いた。
あぁ~、サイケデリックなんだわ。これは。きっと。
サイケデリックって、今時聴くにはちょっと新鮮で、音楽の新しいキィワードかなっ。
なんて気にさせる今日この頃。
このサイケデリックという言葉、一体どんな意味かな~と思って、ものの本を
調べたら、60年代中頃からサンフランシスコを中心に流行した言葉で、ドラッグ
によってトリップした精神状態を指す・・・云々。とあって、「psyche」と「delicious」
をくっつけた造語らしい。とある。
そして、そのサイケデリック・ロックの代表がJefferson Airplaneと書いてあった。
そうか「クレイジーな~」を聴いて感じていたモゾモゾ感は、結局のところジェファ
スン・エアプレーンに辿り着く為だったのか。と納得。
閑話休題。
ヒッピー文化の聖地と持て囃された60年代後半のサンフランシスコが生んだ
サウンドがサイケデリック・ロックで、このジェファスンやグレイトフル・デッド、
クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスらの名前が上がる。
では、そのサイケデリック・ロックのスタイルってどんなんだ!と言われれば、
言葉に窮する。
ドラッグ体験がもたらすものがなきゃ駄目。なんて事はないが、当時、ライヴ会場
では、そうしたドラッグ体験を視覚的に訴える為のライト・ショウ(とは言っても、
30年も前の事、たかが知れている)が盛んだった。それが幻想的で、サイケデ
リックと言われる理由にもなった。という説もある。
とは言うものの、例えばこのジェファスンにしても、ブルーズやフォークをベース
にブリティッシュ・ビートや今でいうワールド・ミュージックなどの刺激を受け、当時
としては斬新なミクスチャー感覚を実践して、新しいポップ・ミュージックを築き上げ
ていた訳で、前述のシスコ在住のアーティストらの活動振りなどと併せてシスコ・
サウンド=サイケデリック・ロックと呼ぶようになったらしい。
まぁ、ジェファスンを聴くというか、この元祖サイケデリックを聴くのなら、67年の
「シュールリアリスティック・ピロー」~69年の「ヴォランテアーズ」の間にリリース
された作品をお薦めする。間違っても改名後のスターシップが付いたものは聴か
ないように。
さて、80年代に堂々と「PSYCHO-DELICIOUS」なるアルバムを発表したバンドが
居る。“PINK”、もう皆さんの記憶の隅にも残っていないバンドだろう。
彼らが80年代的に、サイケデリックを具現化しようとしたかは定かではないが、
デビュー以来聴かせていた無国籍感覚やビート感、そしてポップ・ミュージックを
新たに構築しようとしていた姿勢などなど、もしかしたら、あの時代のやり方の
サイケを狙っていたのでは・・・・・。と思っているのは俺だけかしらん。
そんな訳で、ヒッピーな街シスコで興ったムーヴメントは、20年後、世界でも有数
なヒップな街“東京”でも興った。って事ですよ。な~んてネ。
Jefferson Airplane / Surrealistic Pillow(1967年度作品)
「Somebody to Love」の強烈なインパクトは今聴いても変わりません。
ジャニスかグレースか。ってのが当時のシスコの女王争い。
サイケデリック・ロックの第一歩はこのアルバムがよろしいのでは。
そして皮膚感覚で覚えましょう!サイケを!

PINK / PSYCHO-DELISIOUS(1987年度作品)
彼らの3rdアルバム。デビュー作程の新鮮さや衝撃はないけれど捨て難い1枚。
サウンドのサイケ感は丘のハジメとSALON MUSICの吉田仁のユニット
“QUADRAPHONICS”の方が凄い。が、すでに廃盤になっていた。ん~、残念。

Vol.41(1997年9月号掲載)
前回書いていて何か変だな~と。
そうか本文中、そうそうバービーを書いているけど、肝心のアルバム
「1st OPUTION」については、本文で触れていない。
なのに名前が出てきたところでジャケットを差し込んでいる。
この形チョット不自然だ!と漸く気付いた。
掲載時は、最後のアルバム・メモのところにジャケット写真を掲載している。
あっ、そう!そうすればいいんだ!って事で、今回から、そういう形にします。
それが掲載最後まで続いたかどうかは調べてみないと分からんけど。
それとそのメモに発表年度も記していたのに書いてない!
もう、肝心なものが抜けている。
遡って書くのは面倒(ゴメン!)なので、書き込みはしませんが、お許しを。
こうしてやり直しても間違える。人間の駄目さ加減と云うより、俺の駄目さ
加減を表している。
PINKのところの岡野ハジメの間違い!スデェーな。チョー失礼!
校正してないんですか?と自虐ギャグが思わず出てしまう。
QUADRAPHONICSが廃盤ね。分かりづらい文章だこと。
JeffersonnはStarshipになってから、全く聴かなくなった。今でもAirplaneは
聴くけどStarshipは聴かないというのは変わらない。
毎朝、テレビ番組のオープニングで使われている曲もあるが、全然馴染めない。
DATE OF BIRTHのCDは行方不明、何処にいったんだろう?
書き直しながら、スッゲー聴きたくなった。
音楽は皮膚感覚で覚えましょう。そうするとサイケなんて一発で分かるから・・・。
久々に夏らしい暑さが続いた今年。如何なもんでしょうか、皆様は。
な~んて書き出したって、さっぱり分からんわな・・・。
要するに、夏は夏らしく過ごせたでしょうか。って事ですよ。
なんせ“SUMMER OF LOVE”、恋する季節の夏ですから・・・。と、キィワード
を一つ投げ出してから本題に入ります。
この夏は、先月のCD ATRANDOMで載り上げたDATE OF BIRTHのアルバム
「FOLK SONG」にハマりっぱなしで、デケェー音出して日々聴き入っていました。
殆どロックらしいロックを聴かなくなって久しいが、あの作品は、悪く言ってしまえば、
ロック黄金期の焼き直しというか、それが体に染み付いた人の“手癖”的手法で
作っちゃったもの。とも思えるのです。
だから逆に、そういったものが体に染みついている俺みたいのがフッと聴いて、
自然に体が反応した。みたいな図式が成り立つ訳で、あの当時の感覚的な
ものを喚起された感じなのです。
この間隔のより戻しは、先行シングル「クレイジーなジンクス」を聴いた時から
あって、このサウンドの感触って何だっけ?と答えを捜していた時にアルバム
が届いた。
あぁ~、サイケデリックなんだわ。これは。きっと。
サイケデリックって、今時聴くにはちょっと新鮮で、音楽の新しいキィワードかなっ。
なんて気にさせる今日この頃。
このサイケデリックという言葉、一体どんな意味かな~と思って、ものの本を
調べたら、60年代中頃からサンフランシスコを中心に流行した言葉で、ドラッグ
によってトリップした精神状態を指す・・・云々。とあって、「psyche」と「delicious」
をくっつけた造語らしい。とある。
そして、そのサイケデリック・ロックの代表がJefferson Airplaneと書いてあった。
そうか「クレイジーな~」を聴いて感じていたモゾモゾ感は、結局のところジェファ
スン・エアプレーンに辿り着く為だったのか。と納得。
閑話休題。
ヒッピー文化の聖地と持て囃された60年代後半のサンフランシスコが生んだ
サウンドがサイケデリック・ロックで、このジェファスンやグレイトフル・デッド、
クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスらの名前が上がる。
では、そのサイケデリック・ロックのスタイルってどんなんだ!と言われれば、
言葉に窮する。
ドラッグ体験がもたらすものがなきゃ駄目。なんて事はないが、当時、ライヴ会場
では、そうしたドラッグ体験を視覚的に訴える為のライト・ショウ(とは言っても、
30年も前の事、たかが知れている)が盛んだった。それが幻想的で、サイケデ
リックと言われる理由にもなった。という説もある。
とは言うものの、例えばこのジェファスンにしても、ブルーズやフォークをベース
にブリティッシュ・ビートや今でいうワールド・ミュージックなどの刺激を受け、当時
としては斬新なミクスチャー感覚を実践して、新しいポップ・ミュージックを築き上げ
ていた訳で、前述のシスコ在住のアーティストらの活動振りなどと併せてシスコ・
サウンド=サイケデリック・ロックと呼ぶようになったらしい。
まぁ、ジェファスンを聴くというか、この元祖サイケデリックを聴くのなら、67年の
「シュールリアリスティック・ピロー」~69年の「ヴォランテアーズ」の間にリリース
された作品をお薦めする。間違っても改名後のスターシップが付いたものは聴か
ないように。
さて、80年代に堂々と「PSYCHO-DELICIOUS」なるアルバムを発表したバンドが
居る。“PINK”、もう皆さんの記憶の隅にも残っていないバンドだろう。
彼らが80年代的に、サイケデリックを具現化しようとしたかは定かではないが、
デビュー以来聴かせていた無国籍感覚やビート感、そしてポップ・ミュージックを
新たに構築しようとしていた姿勢などなど、もしかしたら、あの時代のやり方の
サイケを狙っていたのでは・・・・・。と思っているのは俺だけかしらん。
そんな訳で、ヒッピーな街シスコで興ったムーヴメントは、20年後、世界でも有数
なヒップな街“東京”でも興った。って事ですよ。な~んてネ。
Jefferson Airplane / Surrealistic Pillow(1967年度作品)
「Somebody to Love」の強烈なインパクトは今聴いても変わりません。
ジャニスかグレースか。ってのが当時のシスコの女王争い。
サイケデリック・ロックの第一歩はこのアルバムがよろしいのでは。
そして皮膚感覚で覚えましょう!サイケを!

PINK / PSYCHO-DELISIOUS(1987年度作品)
彼らの3rdアルバム。デビュー作程の新鮮さや衝撃はないけれど捨て難い1枚。
サウンドのサイケ感は丘のハジメとSALON MUSICの吉田仁のユニット
“QUADRAPHONICS”の方が凄い。が、すでに廃盤になっていた。ん~、残念。

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