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2008年10月14日
名盤/FLEETWOOD MAC & BARBEE BOYS
続・名盤を探しに行こう/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.40(1997年8月号掲載)
ブルーズと書いているがブルースって書くのが一般的。
バラッドなのかバラードなのか、カタカナ表記にすると色々と面倒臭い。
と云うより発音に似せようとするから、こんな表記になるのか?
ま、意味が通じればいいんだけれど。
マックは、この頃、割と夢中で聴きました。併せて書いてある通り、それこそ
通り道としてブルーズバンドの時も、ちょっと聴きました。
あっそうそう、夢中で聴いたのはスティーヴィ・ニックスが居たからかも。
だってカワイイかったもな~。
札幌公演の時、席が悪かったから、その可愛さを裸眼では観れなかったけど。
これも今となっては、殆ど聴く事がないアルバムとなってしまった。
思い出した時は、ベスト盤で済ませています。
バービー・ボーイズも然り。
こちらは今年再結成で話題を撒いたけど、どうなんでしょ。
ライジング・サン・ロック・フェスティヴァルで観たけど、コンタが変わらずの
唄いっぷりを聴かせたのには驚いた。
杏子は、ずぅーと現役だから、今更どうと言えない。
味をしめて、来年、ツアーなどをくれぐれも遣らぬよう。
お祭りの中の1シーンで充分!と思ったのは俺だけ。
それにしてもマックの全世界での数字、何て書き方をしてんだ!
おそまつでした!
女の力で大成功(!?)。マニアックなブルーズ・バンドがみせた大変身・・・。
ちょっと前の話になるが、縁があって山崎まさよしとハイロウズの甲本ヒロト
両氏の、それぞれ酒の席を同席させて戴きました。
まぁ、男同士が酒の席で話す内容なんて、例え相手がミュージシャンでも、
たかが知れている。な~んて書いたら、何やら変な想像をされそうなので、
その夜は割りと仕事っぽい話に終始していたように記憶している。と書いて
おこう。が、なんせ酒を飲んでの記憶なので定かではない。
とは言うものの、相手はミュージシャン。
当然音楽の話の一つや二つが出ても可笑しくはない。
って事で、記憶を依り戻してみると御両人が共通して話したのが“ブルーズ”
の事。
それも両人共かなり詳しそうな話っぷりで、広く浅く雑食的に音楽を聴いている
俺には、到底太刀打ちできる訳はない。
ヒロトのようにストーンズ直径のロックンロールを演っているミュージシャンだったら、
そりゃ正しく体系的に身に付けているな~ってのが分かるけど、山崎まさよし
だよね・・・。
まぁ、CD紹介でブルーズ的加速度なノリみたいな表現をしちゃった訳だけど、
あの時点で、彼のプロフィールやフェイバリットなものなんかの資料的知識は
ゼロで、聴いた感触があんな感じだったので、そんな風に書いた訳で、別に
深読みをしたんじゃないです。
その辺については、きっと然るべき人が、そうそう名のある音楽評論家の先生が、
きっと、きっちりと何処かで語ってくれるでしょ。
さてブルーズと言えば・・・、何でしょう。黒人ですよね。それが正しい答えなんで
すが、僕のように60年代後半からドップリと所謂洋楽にハマッた人にとって、
ブルーズの第一段階はホワイト・ブルーズって人が多いはずだ。
それは字を読んだ如く、白人達が演っているブルーズの事。なんかあの当時、
やたらとブルーズ・バンドが多かった。というか、ロック演るにゃ、どうしても通ら
なければいけない道だったのです。
まぁ、ロックと言われた連中の全てが、始まりは黒人音楽への憧れだった訳
だから。
そんな中にフリートウッド・マックというバンドが居た。バリバリのブルーズ・バンド
で、今だに語られる事の多い名ギタリスト“ピーター・グリーン”が在籍したバンドだ。
彼らの真摯にブルーズを追及する姿勢は、本場アメリカのシカゴへ乗り込んで
ウィリー・ディクソンやオーティス・スパンらとセッションした「BLUE’S JAM at
Chess」という作品にきっちりと残されている。
また、あのサンタナで有名な「BLACK MAGIC WOMAN」のオリジナルを収録した
アルバム「ENGLISH ROSE」は、ブリティシュ・ブルーズの名盤の1枚に数えられる
作品だ。
そん彼らが、ちょっと目を離した隙にアメリカに移住し、気が付いたら浦島太郎的に、
実にポップなロックを聴かせるバンドに変身を遂げていた。
77年に発表した「噂」は、そのピークの瞬間を見事に捉らえたアルバムだった。

それこそ前作「FLEETWOOD MAC(邦題:ファンタスティック・マック)」の全米での
大ブレイク振りの噂が、じわっじわっと我が日本にも浸透してきた頃にリリース
された快心の一発で、恐らくこれまでに、全世界で軽く、ん1,000百万枚を超す
セールスを記録したに違いない怪物的な作品。
このバカ人気、勿論音そのものの力も大きいが、ヴィジュアル的な貢献度は、
スティーヴィ・ニックスの魅力に依るところが大きいのでは・・・と。
このスティーヴィ嬢に負けず劣らず(!?)怪しい魅力を発揮していた杏子嬢を擁した
バンドが“バービー・ボーイズ”。

嘘か本当かは未確認だが、最近聞いて驚いたのは、あの東京ドームのこけら落とし
公演は、このバービー達だったとか。あれ~、そんな人気者だったのかしらん。
いやはやそれが本当だったら、俺ってすんごく無知。全然そんな認識ないもネ。
出会いは映画「台風クラブ」。そこで使われた曲が、やたらと耳に付いて離れ
なかったんだな。これが。
映画が導いた縁という訳です。
んなぁ訳で、ロックの源“BLUES”を聴きなさい!という話にしようと思ったけど、
ちょっと逸れたか。
FLEETWOOD MAC/ RUMOURS
ジャケットに写し出されたミック・フリートウッドの股間の二玉は、いまだ気に
なります。スティーヴィ・ニックス嬢のキュートさと、優れた作品を生み出す
リンジー、クリスティンらの才能。そのセールスが実証するように、永遠の名盤
に数えられる数少ない1枚。
BARBEE BOYS/ 1st OPTION
結構男女によるトゥイン・ヴォーカルはクセになりそうな程格好いいもんです。
アホバカなカラオケを、こんなデュエットで唄ったら、日本の未来も明るい!
な~んてネ。今聴き直しても好きな日本のロック・アルバムの1枚。
Vol.40(1997年8月号掲載)
ブルーズと書いているがブルースって書くのが一般的。
バラッドなのかバラードなのか、カタカナ表記にすると色々と面倒臭い。
と云うより発音に似せようとするから、こんな表記になるのか?
ま、意味が通じればいいんだけれど。
マックは、この頃、割と夢中で聴きました。併せて書いてある通り、それこそ
通り道としてブルーズバンドの時も、ちょっと聴きました。
あっそうそう、夢中で聴いたのはスティーヴィ・ニックスが居たからかも。
だってカワイイかったもな~。
札幌公演の時、席が悪かったから、その可愛さを裸眼では観れなかったけど。
これも今となっては、殆ど聴く事がないアルバムとなってしまった。
思い出した時は、ベスト盤で済ませています。
バービー・ボーイズも然り。
こちらは今年再結成で話題を撒いたけど、どうなんでしょ。
ライジング・サン・ロック・フェスティヴァルで観たけど、コンタが変わらずの
唄いっぷりを聴かせたのには驚いた。
杏子は、ずぅーと現役だから、今更どうと言えない。
味をしめて、来年、ツアーなどをくれぐれも遣らぬよう。
お祭りの中の1シーンで充分!と思ったのは俺だけ。
それにしてもマックの全世界での数字、何て書き方をしてんだ!
おそまつでした!
女の力で大成功(!?)。マニアックなブルーズ・バンドがみせた大変身・・・。
ちょっと前の話になるが、縁があって山崎まさよしとハイロウズの甲本ヒロト
両氏の、それぞれ酒の席を同席させて戴きました。
まぁ、男同士が酒の席で話す内容なんて、例え相手がミュージシャンでも、
たかが知れている。な~んて書いたら、何やら変な想像をされそうなので、
その夜は割りと仕事っぽい話に終始していたように記憶している。と書いて
おこう。が、なんせ酒を飲んでの記憶なので定かではない。
とは言うものの、相手はミュージシャン。
当然音楽の話の一つや二つが出ても可笑しくはない。
って事で、記憶を依り戻してみると御両人が共通して話したのが“ブルーズ”
の事。
それも両人共かなり詳しそうな話っぷりで、広く浅く雑食的に音楽を聴いている
俺には、到底太刀打ちできる訳はない。
ヒロトのようにストーンズ直径のロックンロールを演っているミュージシャンだったら、
そりゃ正しく体系的に身に付けているな~ってのが分かるけど、山崎まさよし
だよね・・・。
まぁ、CD紹介でブルーズ的加速度なノリみたいな表現をしちゃった訳だけど、
あの時点で、彼のプロフィールやフェイバリットなものなんかの資料的知識は
ゼロで、聴いた感触があんな感じだったので、そんな風に書いた訳で、別に
深読みをしたんじゃないです。
その辺については、きっと然るべき人が、そうそう名のある音楽評論家の先生が、
きっと、きっちりと何処かで語ってくれるでしょ。
さてブルーズと言えば・・・、何でしょう。黒人ですよね。それが正しい答えなんで
すが、僕のように60年代後半からドップリと所謂洋楽にハマッた人にとって、
ブルーズの第一段階はホワイト・ブルーズって人が多いはずだ。
それは字を読んだ如く、白人達が演っているブルーズの事。なんかあの当時、
やたらとブルーズ・バンドが多かった。というか、ロック演るにゃ、どうしても通ら
なければいけない道だったのです。
まぁ、ロックと言われた連中の全てが、始まりは黒人音楽への憧れだった訳
だから。
そんな中にフリートウッド・マックというバンドが居た。バリバリのブルーズ・バンド
で、今だに語られる事の多い名ギタリスト“ピーター・グリーン”が在籍したバンドだ。
彼らの真摯にブルーズを追及する姿勢は、本場アメリカのシカゴへ乗り込んで
ウィリー・ディクソンやオーティス・スパンらとセッションした「BLUE’S JAM at
Chess」という作品にきっちりと残されている。
また、あのサンタナで有名な「BLACK MAGIC WOMAN」のオリジナルを収録した
アルバム「ENGLISH ROSE」は、ブリティシュ・ブルーズの名盤の1枚に数えられる
作品だ。
そん彼らが、ちょっと目を離した隙にアメリカに移住し、気が付いたら浦島太郎的に、
実にポップなロックを聴かせるバンドに変身を遂げていた。
77年に発表した「噂」は、そのピークの瞬間を見事に捉らえたアルバムだった。
それこそ前作「FLEETWOOD MAC(邦題:ファンタスティック・マック)」の全米での
大ブレイク振りの噂が、じわっじわっと我が日本にも浸透してきた頃にリリース
された快心の一発で、恐らくこれまでに、全世界で軽く、ん1,000百万枚を超す
セールスを記録したに違いない怪物的な作品。
このバカ人気、勿論音そのものの力も大きいが、ヴィジュアル的な貢献度は、
スティーヴィ・ニックスの魅力に依るところが大きいのでは・・・と。
このスティーヴィ嬢に負けず劣らず(!?)怪しい魅力を発揮していた杏子嬢を擁した
バンドが“バービー・ボーイズ”。
嘘か本当かは未確認だが、最近聞いて驚いたのは、あの東京ドームのこけら落とし
公演は、このバービー達だったとか。あれ~、そんな人気者だったのかしらん。
いやはやそれが本当だったら、俺ってすんごく無知。全然そんな認識ないもネ。
出会いは映画「台風クラブ」。そこで使われた曲が、やたらと耳に付いて離れ
なかったんだな。これが。
映画が導いた縁という訳です。
んなぁ訳で、ロックの源“BLUES”を聴きなさい!という話にしようと思ったけど、
ちょっと逸れたか。
FLEETWOOD MAC/ RUMOURS
ジャケットに写し出されたミック・フリートウッドの股間の二玉は、いまだ気に
なります。スティーヴィ・ニックス嬢のキュートさと、優れた作品を生み出す
リンジー、クリスティンらの才能。そのセールスが実証するように、永遠の名盤
に数えられる数少ない1枚。
BARBEE BOYS/ 1st OPTION
結構男女によるトゥイン・ヴォーカルはクセになりそうな程格好いいもんです。
アホバカなカラオケを、こんなデュエットで唄ったら、日本の未来も明るい!
な~んてネ。今聴き直しても好きな日本のロック・アルバムの1枚。
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