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2008年10月06日
名盤/ROD STEWART & 憂歌団
続・名盤を探しに行こう/あれも聴かなくちゃ!これも聴きたし!
Vol.39(1997年7月号掲載)
熱狂の云々は、コンサ・サポの間では伝説的な試合ですな~。
Jリーグじゃなくて“JFL”の時ですね。これは。
まだJ1やJ2のデヴィジョンがなかった頃の事です。ハイ!
もう11年も経っちゃって、相変わらず試合に通っています。
わが街のチームという事で、皆さんも応援に行きましょう。
“もうちょっと強かったら行く!って”、などとの声が聞こえそう。
ま、確かに。
夢のJ1は、ホントに夢のように1年で終わっちゃいそうだし・・・。
勝ち試合を観たい!!!
ロッドも全然聴かなくなったアーティストの一人。
近年はスタンダードっぽい作品を出しているんでしたっけ?
向こうじゃ、それで悠々食えるから、老体に鞭打ってロックする
必要無いか。
これと「アトランティック・クロッシング」と、更に遡ってMERCURY
時代の幾つかのアルバムなら、今でも聴けるかも・・・。
憂歌団も全然忘れ去られた存在。
改名後の木村さん、時々、ライヴなんかでお名前をお見かけする
けど、ほかのメンバーは何処へ。
前回に続いて今回も訃報が載っているが、そのロニー・レーンの
DVDを今年になって初めて観ました。
ま、ミュージシャンズ・ミュージシャンで、結構回りから愛されて
いたんでしょうね。
そんな事が伝わってくる映画でした。
“祝・リンダ・ルイス札幌公演!”には全然関係無い、リンダの美声とはうって
変わって“ダーティ・ヴォイス”の持ち主の話です。
“行ってきました!コンサドーレ!”って訳で、あの熱狂の川崎フロンターレ戦
を観てきました。
いやはや“生”サッカー初体験で、あの奇跡の逆転劇。もう止められません。
ハイ。なんか、“Jリーグ”のチームを応援している場合じゃないですヨ。貴方。
ま~んて言われたみたいで、やたらコンサドーレに力入ちゃう今日この頃です。
それにしてもチケットを買いに行ったローソンの対応、もうちょっと早くなないか
な~。(たまたまだったかも知れないけど。)俺、気が短いし、コンビニに長々と
いるのが恥ずかしいんだよな。(オジさんは!?)
それと競技場の音響設備どうにかなんないかな。折角、FM NORTHWAVEの
スタッフが選曲とかコメントで盛り上げているのに、音が割れてるんだもん。
ちょっと聞き苦しいんだよな。とは言うものの目指せJ・リーグって事で、当分、
いやいや今シーズンが終わるまでは、出来るだけ競技場へ足を運ぼうと思っ
ている次第です。
勿論、晴れて“J・リーグ”昇格後もネ。
さてサッカーって事で思い浮かぶアーティストと言えば・・・、そりゃ言わずと知
れた“ロッド・ステュワート”ですよネ。
なんせ一時は、サッカーを見たい!と言ってはコンサートをキャンセルして出掛
けて行った。なんて話があった位だし、ライヴではサッカー・ボールを客席に目掛
けて蹴ったりと、そのフリーク振りを如何無く発揮していた訳だから。
彼が世界的なスーパースターになったのは、それこそ78年発表のアルバム
「スーパースターはブロンドがお好き」に収録された「アイム・セクシー」の大ヒット
に依る所が大きいんだけど、本国英国を含めた欧米では、あのフェイシズとして
のバンド活動と並行して行っていたソロ活動で71年に発表したアルバム「エブリ
・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー」で火が点いていた。
その後もこの人、結構いいアルバムを出しているんだけど、転換期の名作と言え
ば75年に発表した「アトラティック・クロッシング」は外せないだろう。
サザーランド・ブラザーズの名曲のカヴァー「セイリング」の名唱は、この人の代表
曲として語り継がれている事が多いし、収録された曲が粒揃いで、それこそ
名盤と呼ぶに相応しい一作である。
この名盤の誉れ高い「アトランティック・クロッシング」に続いて発表した作品
「ナイト・オン・ザ・タウン」も、実に味わい深い作品に仕上がっているが、前作の
影に隠れて、いまいちアルバムとしての存在感が弱い。(と思っているのは俺
だけだったりして。)でも、本当にいいアルバムだと思うよ。

レコードで言えば「アトランティック~」とは反対にA面にソウルフルなバラード、
B面にロッキン・ロールなロッドが存在する。という作り。
そしてこれ以降、加速度的にロッドに人気は膨れ上がり、前述の「アイム~」で、
ひとつの頂点に達する訳。
だが、それと反比例するように、俺のロッドへの関心は萎んでいったのも事実。
やっぱり、ロッド・ステュワートは、この「ナイト・オン・ザ・タウン」までだよな。
でぇ、日本の嗄れ枯れ市場に目を向けて見ると、真っ先に思い浮かんだのが
上田正樹。でも、サウス・トゥ・サウス時代の作品がCD化されていないような
ので、同じ関西方面から憂歌団に登場してもらいましょう。
ショーボート時代のブルーズどっぷり!ってのが憂歌団。とコアなファンは仰る
でしょうが、80年代末の洗練された味わいの彼らもいいがに~。
88年にリリースされたアルバム「BLUE’S」は、作詞家としても活躍していた康
珍化(カン・チンファ)がプロデュースを手がけた一作。
この当時、康珍化とは確か何作か一緒に作ったはずで、適度にポップで肩の
力の抜けた憂歌団サウンドと、木村秀勝(改名前です)の嗄れ声が絶妙にマッチ
して、仲々の聴き心地なのです。
という訳で今月は嗄れ声も魅力!って話しでした。
最後に、先月に続いて悲しい知らせとなるが、先頃51歳という短い人生を終えた
ロッドの盟友“ロニー・レーン”氏のご冥福を心から祈りたい。
ROD STEWART/ A NIGHT ON THE TOWN
ファスト・サイドのロックするロッドも流石だが、ちょっと都会的な匂いがする
スロー・サイドの唄っぷりは絶品だ。「今夜きめよう」「さびしき丘」などの名曲
多数。「セイリング」と同位置に置かれた「貿易風」の熱唱も捨て難い魅力に
溢れている。
憂歌団/ BLUE’S
ツボを抑えた演奏とアレンジ、そして木村さんのヴォーカルが妙に心に沁みる
時があるのです。「働け、ブルース・バンド」って曲もあるけど、生涯ブルース・
バンドっていうのもいいんじゃない。スタンダード的味わいも素敵なアルバム。
Vol.39(1997年7月号掲載)
熱狂の云々は、コンサ・サポの間では伝説的な試合ですな~。
Jリーグじゃなくて“JFL”の時ですね。これは。
まだJ1やJ2のデヴィジョンがなかった頃の事です。ハイ!
もう11年も経っちゃって、相変わらず試合に通っています。
わが街のチームという事で、皆さんも応援に行きましょう。
“もうちょっと強かったら行く!って”、などとの声が聞こえそう。
ま、確かに。
夢のJ1は、ホントに夢のように1年で終わっちゃいそうだし・・・。
勝ち試合を観たい!!!
ロッドも全然聴かなくなったアーティストの一人。
近年はスタンダードっぽい作品を出しているんでしたっけ?
向こうじゃ、それで悠々食えるから、老体に鞭打ってロックする
必要無いか。
これと「アトランティック・クロッシング」と、更に遡ってMERCURY
時代の幾つかのアルバムなら、今でも聴けるかも・・・。
憂歌団も全然忘れ去られた存在。
改名後の木村さん、時々、ライヴなんかでお名前をお見かけする
けど、ほかのメンバーは何処へ。
前回に続いて今回も訃報が載っているが、そのロニー・レーンの
DVDを今年になって初めて観ました。
ま、ミュージシャンズ・ミュージシャンで、結構回りから愛されて
いたんでしょうね。
そんな事が伝わってくる映画でした。
“祝・リンダ・ルイス札幌公演!”には全然関係無い、リンダの美声とはうって
変わって“ダーティ・ヴォイス”の持ち主の話です。
“行ってきました!コンサドーレ!”って訳で、あの熱狂の川崎フロンターレ戦
を観てきました。
いやはや“生”サッカー初体験で、あの奇跡の逆転劇。もう止められません。
ハイ。なんか、“Jリーグ”のチームを応援している場合じゃないですヨ。貴方。
ま~んて言われたみたいで、やたらコンサドーレに力入ちゃう今日この頃です。
それにしてもチケットを買いに行ったローソンの対応、もうちょっと早くなないか
な~。(たまたまだったかも知れないけど。)俺、気が短いし、コンビニに長々と
いるのが恥ずかしいんだよな。(オジさんは!?)
それと競技場の音響設備どうにかなんないかな。折角、FM NORTHWAVEの
スタッフが選曲とかコメントで盛り上げているのに、音が割れてるんだもん。
ちょっと聞き苦しいんだよな。とは言うものの目指せJ・リーグって事で、当分、
いやいや今シーズンが終わるまでは、出来るだけ競技場へ足を運ぼうと思っ
ている次第です。
勿論、晴れて“J・リーグ”昇格後もネ。
さてサッカーって事で思い浮かぶアーティストと言えば・・・、そりゃ言わずと知
れた“ロッド・ステュワート”ですよネ。
なんせ一時は、サッカーを見たい!と言ってはコンサートをキャンセルして出掛
けて行った。なんて話があった位だし、ライヴではサッカー・ボールを客席に目掛
けて蹴ったりと、そのフリーク振りを如何無く発揮していた訳だから。
彼が世界的なスーパースターになったのは、それこそ78年発表のアルバム
「スーパースターはブロンドがお好き」に収録された「アイム・セクシー」の大ヒット
に依る所が大きいんだけど、本国英国を含めた欧米では、あのフェイシズとして
のバンド活動と並行して行っていたソロ活動で71年に発表したアルバム「エブリ
・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー」で火が点いていた。
その後もこの人、結構いいアルバムを出しているんだけど、転換期の名作と言え
ば75年に発表した「アトラティック・クロッシング」は外せないだろう。
サザーランド・ブラザーズの名曲のカヴァー「セイリング」の名唱は、この人の代表
曲として語り継がれている事が多いし、収録された曲が粒揃いで、それこそ
名盤と呼ぶに相応しい一作である。
この名盤の誉れ高い「アトランティック・クロッシング」に続いて発表した作品
「ナイト・オン・ザ・タウン」も、実に味わい深い作品に仕上がっているが、前作の
影に隠れて、いまいちアルバムとしての存在感が弱い。(と思っているのは俺
だけだったりして。)でも、本当にいいアルバムだと思うよ。

レコードで言えば「アトランティック~」とは反対にA面にソウルフルなバラード、
B面にロッキン・ロールなロッドが存在する。という作り。
そしてこれ以降、加速度的にロッドに人気は膨れ上がり、前述の「アイム~」で、
ひとつの頂点に達する訳。
だが、それと反比例するように、俺のロッドへの関心は萎んでいったのも事実。
やっぱり、ロッド・ステュワートは、この「ナイト・オン・ザ・タウン」までだよな。
でぇ、日本の嗄れ枯れ市場に目を向けて見ると、真っ先に思い浮かんだのが
上田正樹。でも、サウス・トゥ・サウス時代の作品がCD化されていないような
ので、同じ関西方面から憂歌団に登場してもらいましょう。
ショーボート時代のブルーズどっぷり!ってのが憂歌団。とコアなファンは仰る
でしょうが、80年代末の洗練された味わいの彼らもいいがに~。
88年にリリースされたアルバム「BLUE’S」は、作詞家としても活躍していた康
珍化(カン・チンファ)がプロデュースを手がけた一作。
この当時、康珍化とは確か何作か一緒に作ったはずで、適度にポップで肩の
力の抜けた憂歌団サウンドと、木村秀勝(改名前です)の嗄れ声が絶妙にマッチ
して、仲々の聴き心地なのです。
という訳で今月は嗄れ声も魅力!って話しでした。
最後に、先月に続いて悲しい知らせとなるが、先頃51歳という短い人生を終えた
ロッドの盟友“ロニー・レーン”氏のご冥福を心から祈りたい。
ROD STEWART/ A NIGHT ON THE TOWN
ファスト・サイドのロックするロッドも流石だが、ちょっと都会的な匂いがする
スロー・サイドの唄っぷりは絶品だ。「今夜きめよう」「さびしき丘」などの名曲
多数。「セイリング」と同位置に置かれた「貿易風」の熱唱も捨て難い魅力に
溢れている。
憂歌団/ BLUE’S
ツボを抑えた演奏とアレンジ、そして木村さんのヴォーカルが妙に心に沁みる
時があるのです。「働け、ブルース・バンド」って曲もあるけど、生涯ブルース・
バンドっていうのもいいんじゃない。スタンダード的味わいも素敵なアルバム。
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