keith yoshidaの新・飯がわりに1枚!(Again) › 名盤を探しに行こう! › 名盤/ジェフ・ベックとチャー!
2007年10月09日
名盤/ジェフ・ベックとチャー!
読み返す度に、その稚拙さに首がうなだれます。
プロのもの書きじゃないとは言え、成長の跡があまり感じられない。
なんてネ!
でも、これって某大手新聞に原稿を依頼されていた時に「中学生でも
分かるような文章が好ましい!」なんてアドバイスされた事に起因す
るんですよ。
確かにこの俺でも、音楽雑誌に書いている文章って難しくて、今は殆
ど読む事がないもな~。と云うか、音楽関係の記事って、何時の日か
らか読む気が失せたんだな~。
世の中には、もっと吸収しなきゃいけない事柄があるって事に気付い
た?はい!そんなところです。
評論家諸氏は、一般人とは違いをみせる為に難しい事を書かないと
商売上がったり!という事情がある。(多分)
だから難しいというか専門的な事を書く訳。
中には本当に役にたつ文面もあるんだけどね・・・。
まぁ、そんな事はおいといて、ジャケット写真の掲載間違いの謝罪から
入っていますね、この号は。
グワ~ワ~ンとかの擬音は、今じゃエアーギター的世界か?
このベックのアルバム、相当聴きました!と云うか、第1期を含めジェフ・
ベックって個人的にあまり聴かないアーティストの一人。
三大ギタリストで一番聴いたのは、もしかしたらジミー・ペイジの居たゼッ
ペリンかも・・・。
⑨は「Definitely Maybe」って曲で、ギターが泣くんだな~、これが。
全英ギター音楽博物館に永久保存だね!これは。(そんなものない!)
そうそう、このアルバム収録の「Going Down」を聴いてDon Nixを知り、
ちょっとの間、彼を追っ掛けたっけ!
久ぶりに聴いたけど、やっぱカッコイイ!CDを買っちゃおうかなッ!
チャーは相変わらずの活躍ぶりだと思います。
名盤を探しに行こう! Vol.17(1995年9月号掲載)
いつも一人ぼっちのジェフ君は、感性がおもむくままに弾く名ギタリスト!
まずはお詫びから!先月号のドゥービー・ブラザーズの「ドゥービー・ストリ
―ト」のジャケット写真が、何故か「トゥルーズ・ストリート」になっていました。
もし、ジャケットだけ見て買っちゃった人が居たらゴメンなさい。
こちらの単純ミスでして・・・・・。まぁ、「トゥルーズ~」もいいアルバムだから、
併せて聴いて戴けると、レコード会社もドゥービーズの連中も喜ぶし、何より
も買った御本人の音楽的財産が増えるという、実にすてきな現実が生まれる
訳ですから・・・・・。
今後はこのような事がないように充分気をつけますので、本当に御免なさい。
と、謝った後は、何となく思いっきりグワ~ワ~ンとギターでも弾きまくる、ノリ
のいいロックでも、たまにゃ~聴いてみようかなっ、て気になった私。
でぇ、レコードを引っ張り出しながらギタリスト、ギタリストと捜しながら、エリック
・クラプトンのところに来て、クラプトン~。まてよ、三大ギタリストで久しく名前
もレコードも聴いてないのがいたっけ。などと取り出したのが、先頃、レッド・
ツェッペリンもどき(すいません。音は聴いていません。噂を耳にしただけです)
を僚友ロバート・プラントとやっていたジミー・ペイジさんじゃなくて、天涯孤独を
貫き通す“木枯らし紋次郎”ばりの音楽界の一匹狼、ギターを持った気紛れ男
“ジェフ・ベック”様のアルバム“JEFF BECK GROUP”という1枚。

でも、もしかしたら新作を出したり、思わぬところで活躍していたりしているのか
しらん。ジェフって。
なんせ、何年か前に、ボックス物が出た時以来、名前も、その存在も、完全に頭
の中から消えていた人だからネ。(ジェフのファンの方々、本当に申し訳ない!)
さて、このアルバム“JEFF BECK GROUP”が発表されたのは1972年の事。
名ヴォーカリスト“ロッド・スチュアート”との第1期グループ解散後、不遇な交通
事故を経て、当時のジェフの理想のロック・バンド(注:後述)を組む前の、言わば、
臨時のバンドとも言える、この第2期のグループは、ジェフ以外、殆ど無名に近
いメンバーによるバンドで、2枚のアルバムと、僅か1年程の活動期間しかなか
った気紛れジェフの本領発揮(!?)のバンドの貴重な記録でもある。(理想のバンド
は、後にベック、ボガード&アピスとして成功する)
アルバムはノッケから緊張感が漂うスリリングな演奏からスタートする。
ガガガァ~ン、ギギギ~ンの飛び交うハード・ロックを期待しちゃ、実に渋過ぎる
し、ロック全盛期のあの当時としちゃ、実にソウルフルな仕上がりのこの作品。
プロデュースにはメンフィス・ソウルを支えた名ギタリスト“スティーヴ・クロッパー”
を迎え、選曲もオリジナルに拘った前作に較べ、ボブ・ディランやスティーヴィー・
ワンダーらのカヴァーを取り入れるなど、柔軟な姿勢で作られたようだ。
そんな事より、何よりもここで聴かれるジェフの表情豊かなプレイの数々は素晴
らしく、特にインストゥルメンタル曲⑨は、後の方向性を示しす名曲と言っていい
だろう。
75年に開催されたワールド・ロック・フェスティバルで真駒内アイスアリーナの
ステージに立ったジェフは、体調不調にも関わらず、ここで聴けるような感情剥き
出しの本物のプレイを披露、観客を熱狂させた事はいうまでもない。
さて、話を日本のロック・シーンのギタリストに向けると、真っ先に浮んで来るの
が“Char”。
ジェフというよりは、どちらかというとジミ・ヘンドリックスしちゃってるみたいなチャ
―なんだけど、JOHNNY,LOUIS&CHAR時代に残したアルバム
「tricycle」は、ギタリストのアルバムというより、当然、バンド・サウンド
に徹した作品。

でも、ギタリスト“チャー”の、渋くツボを押さえたプレイが随所で聴かれる好盤な
のです。
やっぱりロックの“華”はギターだぜ~!なんて思っちゃった今月の名盤でした。
プロのもの書きじゃないとは言え、成長の跡があまり感じられない。
なんてネ!
でも、これって某大手新聞に原稿を依頼されていた時に「中学生でも
分かるような文章が好ましい!」なんてアドバイスされた事に起因す
るんですよ。
確かにこの俺でも、音楽雑誌に書いている文章って難しくて、今は殆
ど読む事がないもな~。と云うか、音楽関係の記事って、何時の日か
らか読む気が失せたんだな~。
世の中には、もっと吸収しなきゃいけない事柄があるって事に気付い
た?はい!そんなところです。
評論家諸氏は、一般人とは違いをみせる為に難しい事を書かないと
商売上がったり!という事情がある。(多分)
だから難しいというか専門的な事を書く訳。
中には本当に役にたつ文面もあるんだけどね・・・。
まぁ、そんな事はおいといて、ジャケット写真の掲載間違いの謝罪から
入っていますね、この号は。
グワ~ワ~ンとかの擬音は、今じゃエアーギター的世界か?
このベックのアルバム、相当聴きました!と云うか、第1期を含めジェフ・
ベックって個人的にあまり聴かないアーティストの一人。
三大ギタリストで一番聴いたのは、もしかしたらジミー・ペイジの居たゼッ
ペリンかも・・・。
⑨は「Definitely Maybe」って曲で、ギターが泣くんだな~、これが。
全英ギター音楽博物館に永久保存だね!これは。(そんなものない!)
そうそう、このアルバム収録の「Going Down」を聴いてDon Nixを知り、
ちょっとの間、彼を追っ掛けたっけ!
久ぶりに聴いたけど、やっぱカッコイイ!CDを買っちゃおうかなッ!
チャーは相変わらずの活躍ぶりだと思います。
名盤を探しに行こう! Vol.17(1995年9月号掲載)
いつも一人ぼっちのジェフ君は、感性がおもむくままに弾く名ギタリスト!
まずはお詫びから!先月号のドゥービー・ブラザーズの「ドゥービー・ストリ
―ト」のジャケット写真が、何故か「トゥルーズ・ストリート」になっていました。
もし、ジャケットだけ見て買っちゃった人が居たらゴメンなさい。
こちらの単純ミスでして・・・・・。まぁ、「トゥルーズ~」もいいアルバムだから、
併せて聴いて戴けると、レコード会社もドゥービーズの連中も喜ぶし、何より
も買った御本人の音楽的財産が増えるという、実にすてきな現実が生まれる
訳ですから・・・・・。
今後はこのような事がないように充分気をつけますので、本当に御免なさい。
と、謝った後は、何となく思いっきりグワ~ワ~ンとギターでも弾きまくる、ノリ
のいいロックでも、たまにゃ~聴いてみようかなっ、て気になった私。
でぇ、レコードを引っ張り出しながらギタリスト、ギタリストと捜しながら、エリック
・クラプトンのところに来て、クラプトン~。まてよ、三大ギタリストで久しく名前
もレコードも聴いてないのがいたっけ。などと取り出したのが、先頃、レッド・
ツェッペリンもどき(すいません。音は聴いていません。噂を耳にしただけです)
を僚友ロバート・プラントとやっていたジミー・ペイジさんじゃなくて、天涯孤独を
貫き通す“木枯らし紋次郎”ばりの音楽界の一匹狼、ギターを持った気紛れ男
“ジェフ・ベック”様のアルバム“JEFF BECK GROUP”という1枚。
でも、もしかしたら新作を出したり、思わぬところで活躍していたりしているのか
しらん。ジェフって。
なんせ、何年か前に、ボックス物が出た時以来、名前も、その存在も、完全に頭
の中から消えていた人だからネ。(ジェフのファンの方々、本当に申し訳ない!)
さて、このアルバム“JEFF BECK GROUP”が発表されたのは1972年の事。
名ヴォーカリスト“ロッド・スチュアート”との第1期グループ解散後、不遇な交通
事故を経て、当時のジェフの理想のロック・バンド(注:後述)を組む前の、言わば、
臨時のバンドとも言える、この第2期のグループは、ジェフ以外、殆ど無名に近
いメンバーによるバンドで、2枚のアルバムと、僅か1年程の活動期間しかなか
った気紛れジェフの本領発揮(!?)のバンドの貴重な記録でもある。(理想のバンド
は、後にベック、ボガード&アピスとして成功する)
アルバムはノッケから緊張感が漂うスリリングな演奏からスタートする。
ガガガァ~ン、ギギギ~ンの飛び交うハード・ロックを期待しちゃ、実に渋過ぎる
し、ロック全盛期のあの当時としちゃ、実にソウルフルな仕上がりのこの作品。
プロデュースにはメンフィス・ソウルを支えた名ギタリスト“スティーヴ・クロッパー”
を迎え、選曲もオリジナルに拘った前作に較べ、ボブ・ディランやスティーヴィー・
ワンダーらのカヴァーを取り入れるなど、柔軟な姿勢で作られたようだ。
そんな事より、何よりもここで聴かれるジェフの表情豊かなプレイの数々は素晴
らしく、特にインストゥルメンタル曲⑨は、後の方向性を示しす名曲と言っていい
だろう。
75年に開催されたワールド・ロック・フェスティバルで真駒内アイスアリーナの
ステージに立ったジェフは、体調不調にも関わらず、ここで聴けるような感情剥き
出しの本物のプレイを披露、観客を熱狂させた事はいうまでもない。
さて、話を日本のロック・シーンのギタリストに向けると、真っ先に浮んで来るの
が“Char”。
ジェフというよりは、どちらかというとジミ・ヘンドリックスしちゃってるみたいなチャ
―なんだけど、JOHNNY,LOUIS&CHAR時代に残したアルバム
「tricycle」は、ギタリストのアルバムというより、当然、バンド・サウンド
に徹した作品。
でも、ギタリスト“チャー”の、渋くツボを押さえたプレイが随所で聴かれる好盤な
のです。
やっぱりロックの“華”はギターだぜ~!なんて思っちゃった今月の名盤でした。
Posted by keith yoshida at 14:28│Comments(0)
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