さぽろぐ

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2007年06月13日

名盤/Neil Young、遠藤賢司

あまりにもモロなお二人の登場だ事。まぁ、安全策と言えば安全策だけど。
カート・コバーン事件を知らなきゃ、自分で調べろ!とは、ちょっと強きな書き
方だ事。
60年代からの生き残りロッカーね。
それにしてもニールもキースも、未だにここで書かれている通りに支持され
続けている。(ストーンズじゃないぜ!って書き方は、多分、ミックとキースの
それぞれのソロ・アルバムの感触で書いたのかなッ?)
この時点で、ニールは来日さえすれば、どこかで観る事は出来るだろうと
思っていてそれが実現したが、まさかストーンズを札幌で観るなんて事は
想像もしてなんだ。
(そうそう、あのツアーのDVD BOXが近々リリースされるけど、その中に
1曲、札幌ドームの映像が入っているらしい)
裏名盤か・・・、いいすっね。こうゆうの。
何でも、例のアーカイヴ・シリーズの終着点は、CDが8枚とDVDが2枚の
ボックス物らしく、待ち遠しくもあり、いざリリースされたら聴くのが大変だな!
とも思っている。とは言うものの、相変わらず無抵抗でニールの新譜は買い
続けているので、リリース日には間違いなくCDショップに直行!
でもな、なかなかまとめて聴く時間がないもな。
④は「Borrowed Tune」と言う曲で、タイトル通り「借りものの曲」って事で、
ストーンズの「Lady Jane」なんだよな~、曲が。
それと遠藤さん。実は今まで一度もライヴを観た事がない~はず。ちょっと
自信がないけど、多分。
なんかのめり込むって事がなかったですな、この当時の日本のフォーク系の
音楽には。っうか、書いてある通り“疎い”のです。日本の音楽に。
聴かなかったもな~全然。
聴くようになったのは、音楽関係の仕事に就いてから。あぁ~そうそう、職業柄
しょうがねぇ!って訳。
だから、そんな人が書いている文章なんだから、適当に読み流す!ってぇのが
正しい!のではと自虐的に思っている。


名盤を捜しに行こう! Vol.10(1995年2月号掲載)

昨年のニルヴァーナのカート・コバーン事件(全く分からない人は、少しは自分で
調べろ!)は、思いも寄らぬところでニール・ヤングの下に火の粉が
ふりかかってしまった訳だけど、60年代から生き残ってきたロック・ミュージシャン
の中で、本当の意味で、今だにロックし続けているのは、ニールとキース・リチャ
ーズ(ストーンズじゃないぜ!)とか、ほんの数人しか居ないのかも知れない。
特にニールの場合、近年でも、オルタナティヴ系の若手からの支持が高かったり、
逆に、60~70年代をロックで食ってきたような、口煩い音楽評論家などからも
支持されちゃったりして、まぁ、やる事全てオーライ!状態なのです。
さて、そのニールさんが3年前に出した「Harvest Moon」は、名盤「Harvest」の
20年目の続編とかいって、おセンチになった親父共の涙を誘って大受け!
やっぱり、ニール・ヤングといったらこの「Harvest」か、その前作「After The Gold
Rush」に落ち着くのが正しい。と言えば、一方では、轟音ギターが鳴り響くライヴ盤
「Weld」こそニール・ヤングって声も聞こえてくる。
なんせこの人、元々は大雑把に言ってしまえばフォーク・ロック出身なんだけど、
気ままに好き勝手のし放題で、パンクにテクノにロカビリー、カントリーだのジャズ
だのブルーズだの、思いたったらすぐに実行の直情型。
そんなニールが今までリリースしたアルバムは30枚程。その中から、今回は彼の
“裏名盤”との言える「今宵その夜」(原題:Tonight’s The Night)
を紹介しよう。

この作品、「Harvest」で絶好調期を迎えていた彼が、セールス的な事を顧みず、
サントラ盤、そして新曲ばかりのライヴ盤と我儘路線を突っ走り始めた後の74年
にリリースされるはずだったが、レコード会社の反対に遭い、同年には別の作品が
リリースされ、日の目を見たのが翌年になったといういわく付きの一枚なのです。
いわくはそれだけじゃなくて、ドラッグで死んだ彼の最良のパートナー達とも言える
“クレイジーホース”のメンバーの一人とローディーに捧げられていて、何でも、
酔っ払いながらのレコーディングだったとか。
そんな訳で、ここに収録されたシンプルで生々しい演奏から、当時、より人間臭い
ものを感じ取ったのは、僕一人だけじゃないハズだ。
それにしても④みたいにタイトルもズバリで、歌詞の中で元ネタをバラしちゃっても
問題にならないのは、ニールの人徳のなせる業か。
でぇ~、ニール・ヤングと聴いて、日本のミュージシャンで遠藤賢司
真っ先に思い浮かべるなんて、長年の先入観か、日本の音楽シーンに疎いか
なんでしょうネ。
すっかり日本の国民食になった“カレーライス”を、ほのぼのとした名曲に仕上げた
彼の代表作「カレーライス」を収録したアルバム「満足できるかな」は、
そんなほのぼのした雰囲気を全編に漂わせながら進んでいく名作だ。

近頃、全くその名前や動向を聴かなくなった遠藤さん。何処で何をしているので
しょうか。
久し振りにアルバムを聴いたら、やたらと気になりだした今日この頃の私なのです。
  

Posted by keith yoshida at 13:47Comments(0)名盤を探しに行こう!