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2021年11月02日

アランにまつわる想い出

年末に向けてとかではなく、溜まった物を色々と整理している近頃。
その最中、ふと出てきた6年前の雑誌の記事を読んでいた。
そこには亡くなったAllen Toussaintの記事が出ていた。
それで、すっかり手が止まってしまった訳だ。
ニューオーリンズの重鎮と言われたアラン。
彼を知ったのは何でだろう?っと記憶を辿ってみた。
The Metersか?
と、真っ先に名前が出てきたが・・・。
ちょっと思い出せないが、その記事に出ていたアルバム
「Southern Nights」との出会いは覚えている。

札幌市内の喫茶店で流れているのを聴いて、
「良いな!」と思い、その足で直ぐに近くのレコード店に買いに走った。
そんな想い出が出てきたが、
引っ張り出したアルバムを聴いていて、
更にGeoff Muldaurを思い出してしまった。
ジェフのアルバム「Motion」とセットで聴いていたような記憶がある。

でぇ、ジェフのアルバムも引っ張りだしてみると、
収録曲の「Southern Nights」「What Do You Want the Girl to Do?」の2曲が重複していた。
その「What~」が出てきたところで、
今度はアランを知ったのは、
もしかしたらBonnie Raittがこの曲を演っていたから、
とも思えてきた。
「What」はボニーのアルバム「Home Plate」に収録されていた1曲で、最初に手に入れた彼女のアルバムがこれ。

名前しか知らなかったので、
買うのを相当迷ったあげく購入した1枚だ。
これらのどのアルバムも1975〜1976年のモノ。
45年も前の事だ。
思い出せなくて当然と言えば当然だ。
それにしても1枚のアルバムに紐づいているモノが色々あるな〜と。
冒頭で書いた喫茶店の店内の様子や来ていた客たち、
店があった通りの事などが脳裏を横切る。
ストリーミング時代に入りつつある今はどうなんだろう。
こんな風に紐づく事はあるのかな?
そして曲にまつわる事などが記憶に残るのだろうか?
「この曲は、あの曲を聴いていたらレコメンドで・・・」
な〜んて感じなのかなッ。
何か味気ないな!と思うのは俺だけか?
ブツがあれば手に取った瞬間に色々な事を思い出す事が出来る。
さて、くしくも今月7日はアランの命日。
レコードを引っ張り出して、
偲ばなければ!

P.S.)昨今話題になる“シティポップ”は、
この辺の音楽も少なからず影響を与えたかもしれない。
  

Posted by keith yoshida at 15:31Comments(0)音楽