さぽろぐ

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2014年10月29日

ジャックの想い出!

数ヶ月前に不謹慎な話として、
アーティストの訃報の事を書き、
誰が死んでも驚く事はないなどと書いたが、
その驚き程のものではないけれど、
ちょっと「えっ!」となったのはJack Bruceの死。
まだ71歳ですよ!!
ブルースと言うと、誰もがCREAMを真っ先に思い浮かべるだろう。
クリーム解散後のソロ活動などは、
それほどポピュラーな話題にはならなかったので、
当然と言えば当然。
と言うか、E.C.と較べると活動自体がそういうものではなかった。
クリーム時代のリード楽器のようなベース・プレイに惹かれた身としては、
そんな彼が解散後にリリースしたソロ作品“Songs For a Tailor”(1969年)に
飛びつかないはずがない。

当然、クリームで味わったスリル満点な内容を期待した訳だが、
中身はそんな感じじゃなかった。
ロックを聴き始めた頃の俺にとっては、
完全に肩透かしを食らった感じで、
それでも当時の音楽雑誌で高評価という、
ロック初心者には抗う事の出来ないものを信じて、
「これはスゲェー良いアルバムなんだ!」
と自分に言い聞かせて聴いていた。
そんな想い出深い作品だ。
勿論、収録されていた名曲「Theme For An Imaginary Western」や、
いくつかの曲を大好きになったのも事実。
ソロ2作目を飛ばして、
3作目に当たる“Harmony Row”も良く聴いた方だが、
これは馴染めなかった。
久し振りに両アルバムを引っ張り出してみたが、
「ソングス〜」の国内盤は、今では見かけない日本独自のジャケット。
(写真がそうです!)
邦題が「真髄」ってのは、すっかり忘れていた。
“ハーモニー・ロウ”は「ナンカナァ・・・」って相変わらずの印象。
だけど“ソングス〜”は、やっぱご機嫌なアルバムだ。
これとクリームの何枚かのアルバムは、
機会があれば今後も聴き続けるだろう。
Rest in Peace Jack
ありがとう!
  

Posted by keith yoshida at 15:51Comments(0)音楽