さぽろぐ

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2010年06月04日

EXILE~ Wah!

いつのまにか大名盤となってしまったThe Rolling Stonesの2枚組
アルバム「EXILE ON MAIN ST」

リリース当初は、Bob Dylanの「Blonde on Blonde」、そして
The Beatlesの「The Beatles(通称White Album)」と並んで、
駄作(!?)と書いたらなんですが、どちらかと言うと、その2作と一緒で、
2枚組に挑んで失敗!的な扱われ方をしていたように記憶している。
今回、こうしてデラックス版とかになって、何やら大騒ぎ!
まぁ、いいんですけど・・・。
注目のボーナストラックを集めたCDは、頭の4曲目まではスッゲーいい!
当時のトラックに大分音を被せたとかどうのこうのと言われているが、
確かにクレジットを見ると、今時なリサ・フィッシャーとかが入っている。
そんな事よりも、今のストーンズに、こんな音を創れと言っても、
創れるかどうか?(大体こんな音を目指しているかどうかも解らんし!)
ある意味、この再録音に携わった事が、いつ出るか分らない次作への
いい刺激となって、何らかの作用を及ぼす要素と成り得るかも知れない。
な~んて思ったりして~、これは!
後半に入っている、キースの如何にも仮唄な「Soul Survivor」や、
「tumbling Dice」のプロトタイプ「Good Time Women」などの
オルタネイトテイクは、「ま、そんなもんです!」と言った感じで、
ファンがニヤニヤしながら聴けばいいくらいのもの。
とは言うものの、予想以上に楽しめるには違いないが・・・。
さてさて、この後リリースが予定されている2本の映像作品など、
アーカイヴ作業が進むにつれて何が出てくるかは、ストーンズと一緒に
歳を取ってきたモンにとっては、ひとつ楽みが増えたと言える。
あの情報が少ない時代に、海の向こうから噂なのか真実なのか分らない
ネタが飛び込んできては、それを元に想像を膨らませていったストーンズ
の`60~`70年代の姿。
「さぁ~、何が出てきても驚かないぞ!」と言うよりは「何が出てきても
楽しめるって!今となっては・・・」と言う事ですよね。
  

Posted by keith yoshida at 18:37Comments(0)音楽