さぽろぐ

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2015年09月24日

これって、カット盤?

1円CDの続編ではないが、アマゾンで買ったCDに
「BENJAMIN BOOKER」のデビュー作(多分)がある。

米国の業者が出品していた物で、「中古ながら、ほぼ新品!」
と、出品者が書いていたような気がする。
モノが届いて良く見てみると裏ジャケットのバーコード部分に
1cm強のま〜るい穴が!
とっさに思ったのは「カット盤か?」って事。
カット盤は、アナログ盤時代に輸入盤で良くあった物で、
新品のジャケットの四つ角のどこかが欠けていたり、
今回同様、隅の方に穴が空いているなどしている物。
当然、盤面に影響はなく、聴くには問題がない。
これについては、
当時、お店の方から「売れなかったレコードに損傷を加えて、
不良品として低価格で売る為」と、そのような説明を受けた記憶がある。
それが本当かどうか解らないが、日本と違い、
売れ残り品をレコード会社に返品出来ない販売業者が、
苦肉の策で少しでも元を取ろうとした結果の産物ってところか。
そんなカット盤には相当お世話になった。
輸入盤屋に行けば、バーゲン品以外でもエサ箱の中に結構あった。
売れなかったものが中心なので、マイナーな作品が多い。
そのマイナーな作品こそ、こっちが探していたもので、
名盤と言われる盤を含め、数々の作品を手に入れた。
それも安価で!
CDが売れない国になったアメリカでは、作ったはいいが、
こうして処分される盤が一杯あるのだろう。
でも、新品のCD自体が値崩れしている現状を考えると、
お店はカット盤を仕入れる必要がない。
だからアナログ盤時代と違い、日本では見掛けないのだろう。
思わぬところに話がいってしまったが、
ベンジャミン、ちょっと面白いかも・・・。
  

Posted by keith yoshida at 09:38Comments(0)音楽