keith yoshidaの新・飯がわりに1枚!(Again) › 2011年09月26日
2011年09月26日
S-O/Asylum
書きかけておいて、相当ほったらかしにしていた
原稿を慌てて書きました。
これは初夏の事で、東京のライヴ・ハウスに
行った時に書きかけたものです。
前々から存在は知っていたけど、今年になってから
初めて伺う事が出来た。

写真はその時に写したお店の看板(!?)。
何でも改装したらしく、綺麗なお店でした。
多分、店名はTom Waitsの「Grapefruits Moon」から
とったものと思われ、勝手ながら、もう少し薄汚れた
イメージを抱いていたのですがね~。
(改装後だからね!)
トム・ウェイツの「グレープフルーツ・ムーン」と言えば
デビューアルバム「Closing Time」に収録された1曲。

名盤にはVol.22で登場していて、
読み返すと道新ホールでのライヴの事とか、
夜の世界を教えてくれたとか、うだうだと書いてある。
それをここでぶり返してもしょうがないので、
ここでは、この時代のトムが在籍していたレーベル
“Asylum”の事を、ちょっとだけ書いておこう。
当時(1970年代)のアメリカン・ロック系ファン、
そしてシンガー・ソングライターのファンにとっては、
そのレーベルの信用度の高さと言ったら・・。
どう書いたらいいのだろう。
とにかく絶対の信頼度を誇っていた。
例えばジャズのBlue Noteなどのように、
そのカテゴリーを代表するようなレーベルがあるが、
アサイラムは70年代のL.A.の音楽シーンを、
見事に反映していた。
Jackson Browneを筆頭に、次々と輩出される
アーティスト、シンガー・ソングライターたちは、
新人と言えども、アサイラムから出ると言う事だけで、
同時期にリリースされる他のアーティストを、
1歩も2歩もリードしていたように思うし、
それこそ聴く前から胸が踊らされた。

このレーベルマークが付いているだけで「買い!!」
という信用のマークで、何の疑いもなく、
そのレコードに手を伸ばした。
トムやジャクスン以外、移籍組を含めると、その顔ぶれは
Terence Boylan
Steve Goodman
Joni Mitchell
Linda Ronstadt
David Blue
J.D.Souther
Ned Doheny
Warren Zevon
Judee Sill
Andrew Gold
Bob Dylan
Eaglesなどなど。
ネェ!ざぁーと書いただけでも、錚々たる
面々でしょう!
今の時代に当てはめると何処だろう?
最近自身のレーベルを立ち上げたWilcoが、
その配給を委ねたANTIとかNONESUCH辺りだろうか。
と言うか、今時、そんなレーベルに拘って
聴いている人なんているのかなっ?
でぇ、その後、70年代末のロス周辺を含めた
アメリカン・ロックの衰退と共に、その手を
聴かなくなり、すっかりアサイラムの事には
疎くなってしまったが、未だにレコードに
手を伸ばすと、結構、アサイラムのモノが多い。
CD化の時代になって、旧譜の音源自体が
色々と動いているので、オリジナルリリースが
何処かが分らない部分も多いが、中古レコード屋で
アメリカン・ロックやシンガー・ソングライターの
盤を見つけたら、ちょっとだけレーベルにも
目をやって欲しい。
結構、アサイラムものがあるから・・・・・。
原稿を慌てて書きました。
これは初夏の事で、東京のライヴ・ハウスに
行った時に書きかけたものです。
前々から存在は知っていたけど、今年になってから
初めて伺う事が出来た。
写真はその時に写したお店の看板(!?)。
何でも改装したらしく、綺麗なお店でした。
多分、店名はTom Waitsの「Grapefruits Moon」から
とったものと思われ、勝手ながら、もう少し薄汚れた
イメージを抱いていたのですがね~。
(改装後だからね!)
トム・ウェイツの「グレープフルーツ・ムーン」と言えば
デビューアルバム「Closing Time」に収録された1曲。
名盤にはVol.22で登場していて、
読み返すと道新ホールでのライヴの事とか、
夜の世界を教えてくれたとか、うだうだと書いてある。
それをここでぶり返してもしょうがないので、
ここでは、この時代のトムが在籍していたレーベル
“Asylum”の事を、ちょっとだけ書いておこう。
当時(1970年代)のアメリカン・ロック系ファン、
そしてシンガー・ソングライターのファンにとっては、
そのレーベルの信用度の高さと言ったら・・。
どう書いたらいいのだろう。
とにかく絶対の信頼度を誇っていた。
例えばジャズのBlue Noteなどのように、
そのカテゴリーを代表するようなレーベルがあるが、
アサイラムは70年代のL.A.の音楽シーンを、
見事に反映していた。
Jackson Browneを筆頭に、次々と輩出される
アーティスト、シンガー・ソングライターたちは、
新人と言えども、アサイラムから出ると言う事だけで、
同時期にリリースされる他のアーティストを、
1歩も2歩もリードしていたように思うし、
それこそ聴く前から胸が踊らされた。
このレーベルマークが付いているだけで「買い!!」
という信用のマークで、何の疑いもなく、
そのレコードに手を伸ばした。
トムやジャクスン以外、移籍組を含めると、その顔ぶれは
Terence Boylan
Steve Goodman
Joni Mitchell
Linda Ronstadt
David Blue
J.D.Souther
Ned Doheny
Warren Zevon
Judee Sill
Andrew Gold
Bob Dylan
Eaglesなどなど。
ネェ!ざぁーと書いただけでも、錚々たる
面々でしょう!
今の時代に当てはめると何処だろう?
最近自身のレーベルを立ち上げたWilcoが、
その配給を委ねたANTIとかNONESUCH辺りだろうか。
と言うか、今時、そんなレーベルに拘って
聴いている人なんているのかなっ?
でぇ、その後、70年代末のロス周辺を含めた
アメリカン・ロックの衰退と共に、その手を
聴かなくなり、すっかりアサイラムの事には
疎くなってしまったが、未だにレコードに
手を伸ばすと、結構、アサイラムのモノが多い。
CD化の時代になって、旧譜の音源自体が
色々と動いているので、オリジナルリリースが
何処かが分らない部分も多いが、中古レコード屋で
アメリカン・ロックやシンガー・ソングライターの
盤を見つけたら、ちょっとだけレーベルにも
目をやって欲しい。
結構、アサイラムものがあるから・・・・・。