さぽろぐ

趣味・エンタメ  |札幌市北区

ログインヘルプ


2011年03月30日

ANNIE LEIBOVITZ写真集、いやいや写真展(!?)

中古レコード屋ほどとはいかないまでも、
たまに古本屋に入る事がある。
とある一画を歩いていて気がついたが、
元からあった古本屋が、結構無くなっている。
頻繁に入っていた訳じゃないので、そういった
お店が、どのくらい昔からあったのかは
解らないが、町々の小さな古本屋は確実になく
なっているような気がする。
替わりに誰もが知っている“あの店”が・・・。
だからどうしたって訳じゃないけど、そんな
小さな町の古本屋で見つけた一冊。
「ANNIE LEIBOVITZ 1995/アニー・リーボビッツ
写真展」


写真集じゃなくて写真展ってのがミソで、この本
は、開催された写真展のカタログ本。
これを記憶していたのは、その写真展開催時の記事
を読んでの事か、はたまた、かのRolling Stone誌の
表紙を飾ったJohn & Yokoの、この有名な写真で記憶
していたのか、いやいやストーンズを撮った人って
事で、その名前を記憶していただけなのかは
定かではないが、まぁ、こうした形で入手出来たなんて、
予想外!
彼女は、何度も写真展を開催しているので、その度に、
こうした本が作られているのかもしれないけど・・・。
ここに収められたのは、彼女の家族写真から、戦場の
死体が入った死体袋まで、その被写体は広い。
とは言うものの、何と言っても彼女を一躍有名に
した、俳優やミュージシャン、そして政治家などの
数多くのセレブ達のポートレイトが素晴らしい。
同じポートレイトでも、全然、撮られている表情が違う。
ミュージシャンで言うと、David Byrne、Tom Waits、
Patti Smithなどなど。
もちろん、ストーンズ関係も何点かあり。
カタログ本なので、一般書店には出回ってはいない
とは思うけど、いくつかの写真集も出ているようなので、
ここに収蔵されている写真と同じものが、それで見る事が
出来るかも知れない。
それにしても、このサイズでこれだけ訴えてくるものが
あるのなら、展示会場の拡大された写真なら、
相当の迫力で凄いだろうな~、と想像してしまう。
この一冊のお陰で、久々に、一枚の写真の向こうに
あるものを想像する楽しさを味わっている。
  

Posted by keith yoshida at 10:12Comments(0)音楽