keith yoshidaの新・飯がわりに1枚！（Again）

気が付くとTower Records PIVOT店がなくなっていた。
今月、向かい側にあるPARCOの中で移転オープンするという。
偽タワレコから始まった札幌のタワーレコード史。
随分長い付き合いだが、この数年、
コロナ禍云々に関係なく足が遠のいている。
思い起こせば、
町の小さな音楽情報発信源と機能していた頃から、
色々なレコード店に通ってきたが、
やはりタワレコの進出は大きな出来事だった。
如何せんタワレコは憧れのレコード店だったので、
ハワイでもロスでも行ったもな〜。

行けば知らないレコードやCDに出会えたし、
置いてあったレゲエやブラジル音楽などのフリーペーパーから、
色々な情報を得る事が出来た。
メガストア化してからは、良い時間潰しの場所としても重宝した。
そうした事は、今は全てサイバー空間に委ねられている。
タワレコに限らず今のCDストアでは、
アイドル・ショップ宜しく、CDに限らず色々なグッズが売られている。
ま、商売って言えば商売ですから。
アイドルやアニメは、今やCOOL JAPANの代表的なもので、
日本文化の一つとして世界に発信しているが、
なんかな〜、である。
俺が通ったレコ店はカウンターカルチャーに出会える場所だったが、
そうした文化の臭いが消えた場所になってしまった。
足が遠のいたのは、そんな理由からかもしれない。
無理だろうが、昔あった輸入盤専門店のように、
こじんまりしたお店で構わないので、
思わず通いたくなる音楽専門店出来ないかなッ！

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