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2024年03月30日

音楽の神様

先日、Eric Carmenが亡くなったニュースを見た時、
少しだけ気持ちが揺らいだ。
何故だろうと思いながら、
頭の中で彼の音楽との付き合いを考えてみた。
その時、もしかしたらライヴを観たかも・・・という、
情けない程の薄っすらとした記憶が蘇ってきた。
札幌の厚生年金会館で、そういえば観たような気がするし、
考えれば考える程、それは確信へと変わっていった。
外タレのコンサートを観た記憶を何年か前から時折考える事がある。
ようするに誰を“生”で観たかだ!
このブログで何度も登場するThe Rolling Stonesは勿論の事、
The Who、Carole King、James Taylor、Eagles、
Pink Floyd、Santana、James Brown、Return to Forever、
Weather Report、Leon Russell、Prince、The Crusaders、
Tom Waits、Airosmith、Eric Clapton、Steve Winwood、
Stevie Wonder、Al Kooper、Queen、Neil Young、Oasisなどなど。
結構観ているつもりだが、
札幌在住故、当り前に東京や大阪在住の人には敵わない。
で、今ではレジェンドと語られ人も多いが、
その殆どは東京で観たもの。
運良く東京に出張で居合わせる事が出来たので観れた訳だ。
同じ居合わせても見逃したのがDavid Bowie。
東京ドームの前にデッカイ看板が立てられていて、
それを見て「今日、ライヴ・・・」となったが、
観なくてもいいか!となり、行かなかった。
今となっては悔やまれる。
これは理由がハッキリしていて、
当時、ボウイに興味がなかったからだ。
そんな外タレ歴だが、
観たのが誰かを思い出せないアーティストが一人居る。
浜松町辺りにあるホールで観たR&Bシンガーが誰だったのかが思い出せない。
何度も思い出そうと記憶を辿ったが駄目だった。
その度に思い出すのが、
俺の真後ろに音楽評論家の故・福田一郎氏が座っていて、
あまり騒いで観ない方が良いかなッ!と、
自主規制した事。
如何せん、大先生だからね。
関係ないと云えば関係ないが、
その前で騒いじゃね・・・駄目だよね。
一体、あれはホントに誰を観に行ったんだろうか。
もう一生思い出せないだろう。
そういえば、昔、札幌の大谷会館で観たブルーズシンガーも名前が出てこない。
これも同じように思い出せないないだろう。
因みにエリック・カルメンは名曲「All By My Self」ではなく、
アルバム「Boats Against the Current(邦題:雄々しき翼)」にヤラレテしまった。
音楽の神様
何処からともなく聴こえてきた表題曲に耳が持っていかれたのが始まりで、
このアルバムは結構聴いた。
勿論、Raspberriesは知っていた。
が、守備範囲外だったので、積極的に聴く存在ではなかった。
それでもエリックに出会えたのは巡り合わせだと思っている。
巡り合わせの音楽やアーティストは結構ある。
音楽を意識していない時に偶然、耳に、そして目にしたものがそうだ。
それは子供じみた言い方になるが、
音楽の神様が引き合わせてくれたものと思っている。
聴く必要があるから「これっ、聴きなさい!」と、
いつもと違う角度からプレゼントしてくれる。
ライヴもそうだ。
何気なく観ていたアーティストが、
突然ステージでとてつもないエネルギーを発しているのに気付く事がある。
それは僅かな時間で瞬間的な事だが、
引き寄せられたら、魔法に掛かったように釘付けにされる。
そんなシーンに何度か出くわした事がある。
そして、たまたまこれを共有した人と、
「分った!降りてきていたよね!」と会話を交わす事もあった。
そういう事を経験すると、
「やっぱり居るんだ!」となってしまう。
まぁ、経験しなきゃ信じられないと思うけどね。
案外、自分の音楽経験を振り返ってみたら、
何処かでそんな事があったのかもしれない。
ただ、それに気付いていないだけかも・・・。


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Posted by keith yoshida at 11:37│Comments(0)
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