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keith yoshidaの新・飯がわりに1枚!(Again) › 音楽 › もう光が当らない存在なのかなっ(!?)

2020年11月07日

もう光が当らない存在なのかなっ(!?)

今では彼の事を語る人もいないだろう。
と書いたら寂しいか“DONOVAN”!。
ドノヴァン、ダナヴァン、ドノバンなどとカタカナ表記される。
60年代末から70年代頭にかけて、
確かに日本では彼の音楽を聴いている人は居た。
ギター1本の弾き語りで、
武道館の10,000人の観客を魅了した最初のアーティストだ。
あの当時、Bob Dylanに対するイギリスからの回答とか、
吟遊詩人云々とか、The Beatlesとのインド旅行などなど、
何気に音楽関連のニュース・ネタとして名前が挙がっていたのも事実。
後年はアシッドフォークで名前が挙がったりもした。
彼のアルバムを最初に手に入れたのは「Greatest Hits」
もう光が当らない存在なのかなっ(!?)
音楽を聴き始めた初心者にとっては、
この手の代表曲を集めた作品は手を出し易い。
(ストーンズも最初はベスト盤だった)
このベスト盤以降、暫くは熱心に聴いた。
でぇ、いつからドノヴァンを追わなくなったのかと云うと、
手持ちのアルバムをみると、それが解る。
1974年の「7-TEASE」が最後で、
以後、恐らく偶然に手に入れたと思われる
「Lady Of The Stars」(1983年)があったが、
これは殆ど聴いた記憶がない。
この2作の間、そしてこれ以降にもリリースされていたのだろうが、
それに関しては不明。
更に俺が観たコンサートは何時の事かと思ってネットで調べた。
「ドノヴァン・来日公演」で検索すると、
今は“ドノヴァン・フランケンレイター”が次々と出て来て、
なかなか本命に辿りつかない。(笑)
で、結局、知らない人のblogのようなものに書かれていた1973年が、
どうもそうらしい!と。
場所は北海道(札幌)厚生年金会館。
2,300人も入る会場なのに300人位しかお客は居なかった。
胡坐をかいてのギター1本の弾き語り。
時折、客からの掛け声に応えつつステージは進行した。
もうそれだけで十分だった。
前述の武道館のコンサートは、
こんな感じのコンサートだったんだろうと、
観ながら思った記憶がある。
今は全くと言って良い程、ドノヴァンの情報を見たり聞いたりする事はない。
90年代2000年代を通して、“Barabajagal”がクラブシーンで、
そして“Sunshine Superman”がサンプリングでと、
ちょっとだけ話題になったが、
残念ながらドノヴァン本人を持ち上げるまでには至らなかった。
もう彼が演っている音楽は時代にフィットしなくなったのかもしれない。
そんな事はおいて置いて、
「Greatest Hits」はCD化の際、直ぐに買い直して、
今も時折聴いている。
当時の代表曲を集めただけあって、今更ながらに「いいな〜」と。
後にボーナスで収録曲が増えたようだが、
持っているのは、それ以前のモノだ。
その時折聴くのは“Catch The Wind”が聴きたくなっての事。
この浮遊感を感じさせる曲が昔から好きだった。
後年、何かの記事で読んで知った事だが、このアレンジは、
このアルバムの為にされたもので、今でいう再録音ものだと言う。
確かに、他のアルバムで聴いたものは弾き語りだ。
ただ、いくら「いいな〜!」と思っても、
新作を期待するまでには至らない。
HPを見た限りでは、今も活動中のようだ。
折角なので、前述した殆ど聴いた記憶がないアルバム
「Lady~」を聴いてみたところ、
「魔女の季節」と「サンシャインスーパーマン」をセルフカバーしていた。
「なんかな〜」である。
彼を再評価する時代は来るのだろうか?


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Posted by keith yoshida at 13:20│Comments(0)音楽
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