さぽろぐ

趣味・エンタメ  |札幌市北区

ログインヘルプ


2017年03月25日

ポスター

CD時代が進むと同時にジャケットデザインに「気を使わないのか?」
それとも「金を使わないのか?」、そのどちらかは解らないが、
良いデザインのものに出逢う機会が激減した。
それこそアナログ盤時代は“ジャケ買い”と云う言葉が産まれたように、
ジャケット自体が良くて「思わず手が出ちゃった!」って云う盤もあった。
今は、そうしたモノに出逢う機会が殆どない。
如何せんCDは、あのサイズ。
グラフィックデザイナーが表現しようとしても、限度があるのかもしれない。
適当にポートレートをあしらっておいて、後は文字を入れれば完成!
んなぁ事もないだろうけども、何かそんな感じがする。
ジャケット同様、ポスターも同じだ。
ポスターは時代的に、そこから情報を発信する文化が廃れたので、
わざわざ、そこには金を掛けないと云う現実があるのかもしれない。
以前なら街中のいたる所で見かけたコンサートの告知ポスター。
これもライヴ会場へ行かなければ見る事がない。
いや、見ない事の方が多いかもしれない。
殆どのチケットがネット上のやり取りだけで売れてしまうのだから、
ポスターを作って告知する必要がない。
そんな状況だから、その存在を忘れていたが、
自分が観た記念すべきコンサートのポスターを、
ひょんなところ(勿論、ネット上)で発見した。
The Rolling Stonesが1989年に行った「Steel Wheels World Tour」のものだ。
ポスター
初来日の前年、“最後のツアー”との噂に踊らされ、
「来ないのなら観に行こう!」とL.Aまで観に行ったのだが、
その観に行った時のコンサートポスターが、ネット上にポコッと現れたのだ。
当時は今と違ってネット社会ではなかったが、
会場でも見なかったし、大体、ポスター自体がある事を知らなかった。
`89.10.21」が、まさしくその日で、ポスターに書いてあるように、
“Living Colour”“Guns’n Roses”も出演していた。
これを見た瞬間、最初は“?”となったが、
そうだよな!ポスターがあってもおかしくないはずだ、と。
この日のチケットは印字が薄れてしまったが、半券は手元にある。
公式なポスターなのかどうかは解らないが、是非とも現物が欲しい。
そう、併せ技で持っていたいのだ!!!
これがデザイン的にベストかと言うと、そうでもないが悪くはない。
まぁ、そのうち偶然にどこかで現物に遭遇する事を祈るしかない。
で、この帰りの飛行機の中で、
翌1990年の初来日決定のニュースを聞かされた。
日本じゃ観れない!からとL.Aまで行った訳だから、
何とも笑える話だが、海外で観ると言う貴重な体験をしたので、
それはそれで良かった。


あなたにおススメの記事

同じカテゴリー(音楽)の記事画像
黒人のカントリーチューン(!?)
再評価の波?
CD屋にて・・・
まさしく今年の人
サンプル盤=見本盤=テスト盤=白盤
ジャケ買いはしない!
同じカテゴリー(音楽)の記事
 黒人のカントリーチューン(!?) (2024-03-13 14:40)
 再評価の波? (2024-03-02 11:07)
 CD屋にて・・・ (2024-02-03 15:05)
 まさしく今年の人 (2023-12-07 15:10)
 サンプル盤=見本盤=テスト盤=白盤 (2023-11-23 22:04)
 ジャケ買いはしない! (2023-11-04 10:29)

Posted by keith yoshida at 15:41│Comments(0)音楽
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ポスター
    コメント(0)