再評価の波?

keith yoshida

2024年03月02日 11:07

あれから40年も経ったのか!と、
思わず遠くをみてしまったのが、
Talking Headsの映画「Stop Making Sense」4Kレストア版の公開記事を見つけた時だ。


80年代のロックシーンを体現してきた、
恐らく殆どの人が、
この映画を観たか、
噂を聞いたか、或いは何らかの情報に接しているはずだ。
ヘッズは、誰もがそうだったように「Remain in Light」でやられた人が多いはず。
それまでニューヨークのパンク、ニューウェーヴシーンの代表格的存在から、これで完全に抜け出して、
バンドそのものがロックシーンの中で確立した感がある。
勿論、その前のBrian EnoDavid Byrneのコラボアルバム
「My Life In The Bush Of Ghosts」や、
アルバム「Fear of Music」で、
目敏く予兆を見逃さなかった人も居たとは思うが!
それにしても40年とは・・・。
個人的には遠くても20年前のような感覚でいたので、
ちょっと驚いた訳だ。
記事を読んで、
当時の映画を観た時の衝撃や、
追体験としてのサントラ盤にのめり込んだ事を思い出した。
そのサントラ盤は、拡張版でCD化された際は、
あまり話題にならなかったように記憶している。
やはり映像があっての事なので、
このタイミングで評価する波が押し寄せているんだろうか?
で、何でも「Stop Making Sense」のトリビュートアルバムも発売されるらしい。
それにしても今の若い世代が、
あの映画を観た時にどう反応するのだろうか?
まぁ、観に行っているのは熱心な音楽ファンだけだとは思うが・・・。

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