ジャケ買いはしない!

keith yoshida

2023年11月04日 10:29

18年も間が空いたのだから、
一週間や10日くらいの差なら、
一度の瞬きより短いのと同じ。
と思って10/20発売のThe Rolling Stonesのアルバム「Hackney Diamonds」はアナログ盤で予約購入する事にした。

生産の都合なのか入荷の都合なのかは分からないが、
デジタル物の発売より遅れて手元に届く予定だ。
冒頭に書いた通り、その位であれば全然気にしなくていい。
予定通り10月末に届いた。
現物を手にしてネット上で見た際に書いた、
ジャケットデザインが良くないのを実感。
と云っても個人の好みだから、
「いいじゃん!」と思う人も居るかもしれない。
が、これじゃレコード時代のジャケ買いはしないだろう。
さて肝心の中身だが、思いのほか良かった。
ライヴ同様、ファンが描いている通りのストーンズの音だ。
今はロックには厳しい時代だ。
取り入れるべき新しい動きが無いような気がするからだ。
(俺が知らないってのもあるかもね!)
R・ストーンズは新しい動きをキャッチして、
それを咀嚼して自分達のモノにして、
その時代のロックを示してきた。
ある意味、この前の原点に戻ったブルーズがその答えだったのかもしれない。
あれからもう7年も経っているが・・・。
で、新作は今のところ充分に楽しんでいるし、
良くターンテーブルに乗る。
頻度で言うと「A Bigger Bang」以上かも!
それにしても時代とは言え、
あれだけネット上に曲を小出しにされると、
アルバムを初めて聴いた時の驚きや喜びが半減する。
これはライヴも同じで、
何であんなにセットリストが出回るんだろう。
知りたがるヤツが多いって事か?
ライヴって、チケットを手に入れた時から、
あの曲やこの曲演ってくれないかなっ、
と思い毎日を過ごしながら当日を迎え観に行くもんだろう。
それで好きな曲や聴きたかった曲が聴けたら嬉しいし、
感動が増す。
何かネット社会になってから、
そういたった事が失われているようだ。
セットリストは事前に知ってのライヴ。
若い世代はそれが当たり前と思っているのかしらん。
何かな~である。
ライヴと云えば、
「Angry」はBLMで封印された「Brown Sugar」の代わりになるんだろうか?
と云うより、ツアーをやるんだろうか?
リップサービス(!?)で日本にも来たい!とは言っていたようだが。
さて大量露出された情報の中に、
今回収録された曲数の倍以上の曲がレコーディングされ、
その多くが未完成のまま残されているらしく、
それでもう1枚アルバムが創れる云々の話。

なんか楽しみを残してくれているな~(笑)

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