bounceとintoxicate

keith yoshida

2023年10月19日 11:33

久し振りにタワーレコードに行ってきた。
が、店内をグルッと一回りして終わり。
何も買わなかった。
で、掲題の2冊のフリーペーパーを手土産にして帰ってきた。
この2冊を手にしたのも久々の事で、
まぁ、お店に行っていないのだから当たり前。
タワーレコードが全国チェーンとして大きく飛躍してから、
行く度に手にしてきた2冊だが、
愛読していた訳じゃない。
で、この2冊と云うよりバウンスの方は、
記事を読む事は殆どなく、
ひたすらページを捲って眺めるだけだったな~、と。
今回手にしたのは通算478号。

CDバブル期を通過した当時の頃のモノと較べると、
そのページ数は半減した感じだ。
その半減前は、相当ヴォリュームのあるタダの雑誌って感じだった。
ふと当時の頃を思い出して思ったのが、
今のネット上のニュースに似ていると。
アプリなんかで読むニュースだ。
情報が多すぎて、
ヘッドラインと写真で“読むか?読まないか?”の判断をしている。
正しく、このバウンスの見方(読み方)の
眺めるだけだったに通じると。
そのバウンスに代わって読むようになったのがイントキシケイト。
クラシックやジャズなどが中心に掲載されている、
所謂、大人向けのフリーペーパーだ。
こちらも読むと云っても限られた記事だけだった。
タダって事で、そんなぞんざいな扱いをしていたが、
発行するにはそれなりにお金はかかっていただろう。
タダと云ってもネットもフリーペーパーも間接的にはお金を払っている。
ネットに繋げるのに払っているし、
広告主がユーザー代わりに費用負担している。
それと同じ事が音楽を聴く事でも起こっているのが、
今の時代のリスニングスタイルの一つだ。
だからタダで聴ける音楽もぞんざいな扱いになってしまうのかなっ?と、
考えても答えが見つからないような疑問が湧いてきた。
考えてもしょうがない。
それが時代の流れだから。
それにしても今回行ったお店は、
俺のように音楽そのものを求めている人には居心地が悪かった。
あれだけアイドルやらK-POPが大々的に展開されていたら、
音楽(文化)の臭いがしない。
まぁ、立地条件がファミリー層向けのお店だったのでしょうがない。
因みに、その後に行った紀伊国屋書店の居心地の良い事。
空気感が違って落ち着いて探し物が出来た。

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