ストーンズのリリックビデオ

keith yoshida

2020年02月25日 09:48

知らなかったがストーンズがリリックビデオを連発している。
おっとここで“”ストーンズと書くと、ガキタレの“SixTONES”
と勘違いされてしまいそうだ。
このように変なローマ字表記であれば差別化できるが、
カタカナ表記だとローリングストーンズ・ファンには「?」となってしまう。
The Rolling Stones自体、
日本では略してストーンズと言う事も多いし、
テレビ欄などには、
それこそストーンズと書かれている事も多かったはず。
でぇ、ガキタレの方ですが命名した人は「恐れ多くも・・・」とならなかったのかと疑ってしまう。
命名された本人達は知らなくてもしょうがないけど!
さてビデオの話に戻そう。
公開元はストーンズと言うより古巣の“ABKCO”
知ったのはついこの間アップされた「What A Shame」の時。
何でこんなアルバムの収録曲なんだろうと思って、
公開元のABKCO Music & RecordsのYouTubeチャンネルを
視てみると、リリックビデオがやたら一杯あったので、
これは結構以前から始まっていた事らしい、と。
音楽の聴き方自体が変わってきている事に対処した結果の事か?
いわゆるミュージックビデオを音楽ソフト替わりにして聴いている輩がいる。
それでなくては再生回数が億単位の数字は簡単に産まれない。
億単位とは、例えばNIRVANA“Smells Like Teen Spirit”
再生回数が10億回を超えたとかである。
こうしたYouTubeで数億回とか数十億回の再生回数を誇る作品は、
毎回その映像を視る事なく曲を聴くだけの為であって、
それ故数字を稼ぐ事が出来る。(憶測ですが!)
映像を提供する側は、ストリーミングサービス同様、
YouTubeでの再生から収入を得たい訳だ。
如何せん検索したら簡単に辿り着くのだから。
聴く人達は無料だが、提供した側は僅かながらYouTubeから使用料が入る。
その僅かな金額も“塵も積もれば!”である。
ABKCOは、その塵をストーンズから一杯集めたいし、
まだまだ商売になる存在と踏んでのビデオ制作だ。
でぇ、そのストーンズのリリックビデオを視るかと云うと、
「ナンカ~」である。
以前にも書いたが元々映像を視ながらの音楽鑑賞をする習慣がないので、
視ようとは思わない。
それでなくともネット上には映像が溢れていて、視るモノには困らないし、
手元にある映像作品も充分に視たとも言えない。
動くアーティストに飢えていた時代から音楽を聴き続けた者にとっては、
ある意味、まぁ、何とも贅沢な時代となったもんだ。

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