S-O/こんな作品もあった!

keith yoshida

2013年04月01日 11:32

この間のストーンズ・ネタのハイドパークでの
コンサートの噂を受けて、Brian Jonesを思い起こし、
彼が遺したアルバム「Joujouka」を十年振りくらいに聴いた。

当時は「あれっ!これナニ?」って感じで聴いた音楽だったが、
アフリカものなど、ある程度のワールドミュージックを
通過した今聴くと、何やら分るような気がするし、
これは今となっては、もの凄く貴重な音源ではないかと!
大体、当時まだロックを聴き始めたばかりのガキに、
この音楽に感じるものなんかないよね。
これはブライアンの作品だから、買わなくちゃ!
という一種の脅迫観念があって手にいれただけで、
確か雑誌か何かでその中身の事を読んで、
ロックとは程遠いモノとの覚悟をして買いに出かけたはず。
しかし、あまりにもロックじゃない音に、
前述したように「ナンじゃ、こりゃ~!」となり、
それっきりに・・・。
その後は何かの拍子に、ちょっとだけ確認の為に
聴く程度になっていたアルバムだ。
その何かの拍子が今回のような形なので、
まさに千載一遇のチャンスと言えばチャンスでもある。(笑)
ついでに書くと、最近、ストーンズの国内盤の帯を貼り付けた
いにしえのスケッチブックを発見!
案の定このアルバムの帯もそこにはあった。
国内盤のタイトルは「イン・マジカル・モロッコ」で、
コピーの文言の一部が
「400年の伝統を誇るロック・バンド???」である。
レコード会社が、如何にこの訳の分らない音楽を売るか!
に苦心していたかの様子(!?)が伺える。
もちろん熱心なストーンズ・ファンじゃないと、
絶対買わない作品だ。
加えてワールドミュージックという認識がない時代の話なので、
訳の分らない音楽って言い方は可笑しくない。
今の時代なら、こういった原初的な音楽は、
先進国の音楽的要素を取り入れて聴き易くする
などの工夫をしてからのリリースという事になるだろう。
多分、こうしてピュアな形のままで残っているのは
少ないのではと思っただけで、それで貴重かなっ、と。
ま~、近年のモロッコ音楽を聴いていないからの
感想かもしれないがね。
っつうか、アフリカものを聴いたと言っても、
モロッコ音楽は近年に限らずズゥーと聴いていないかも!(笑)
さてさて、この間、ストーンズの噂の中で再燃していた
グラストンベリー・フェスへの出演が6/29に正式に決まったようだ。
このフェスは、確か今年はネットで中継されるので、
日本に居ながらでも視る事が出来るハズ。
助かりますね!こういう時のネット環境は!
加えてストーンズのオフィシャルツイッターでは、
何やらカウントダウンが!!!
4/3にはついに発表が・・・・・。

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