最近、ちょっと気になったのが、
Eric Claptonの新作アルバムの国内盤のリリース予定がないと、
某雑誌記事で読んだ事。
エリックと言えば、
長い間、日本では人気ナンバー1のギタリストであり、
シンガー(&ソングライター)でもある。
ギタリストとしては、
60年代末の
Cream時代から、その位置にいたアーティストで、
且つてのベンチャーズ宜しく、
とてつもない数の来日公演数を誇っている存在でもある。
そんな彼の新作の国内リリースがない。
ましてや武道館公演を今月に控えているのにである。
リリース元がインディーズって事が関係しているかもしれないが、
もうブツでリリースしても売れる見込みがないのかもしれない。
そう言えば、以前CDストアの店員に、
洋楽CDが売れないと零された事があった。
おいおい絶好調の
Bruno Marsがいるだろうに!
と、その時思ったが、
全体的に洋楽が不振らしい。
CD自体が売れないのだからしょうがないが、
洋楽ファンにとっては、
CDストア自体が、
わざわざ足を運ぶ程の魅力がある場所ではなくなったのかも、と。
且つてのCDストアは、
音楽ファンにとっては時間を掛けてでも行く場所であり、
その価値がある場所だった。
何故なら、ストアも音楽情報の発信地となっていたのだから。
が、今は、その殆どの店が、音楽とは別物に占拠されていて、
情報発信どころか、品揃いさえままならぬ店が多いのが実情とも言える。
洋楽ファンには、音楽マニアが多いので、
そんな場所なら足が遠のく。
今はネット上にアナログ盤やCDを手に入れれる所はいくらでもある。
豊富な品揃えで、探し物を見つけ出す事が出来るので、
わざわざCDストアに行かなくてもいい。
そんな事もあって、お店で洋楽が売れなくなっているのだろう。
加えて、且つて程、洋楽に依存しなくても、
J-POPと云う便利な言葉で括られる音(邦)楽で、
ポップスファンが満足しているのかも・・・。
あの玉石混淆状態の中に、
洋楽ファンまでも取り込めるアーティストがいるのかもしれない。
J-POPはラジオから聴こえてくる分で間に合っている身なので、
その辺の事は良く分からない。
CDストアに話を戻すと、
俺は、新譜はアナログ、CD共々ネットで購入。
アナログ盤の旧譜は中古盤屋で手に入れているので、
CDストアに行く事は、殆どない。
あとストリーミングは試聴機替わりで使う事はあるが、
長々と音楽を聴く事もない。
さて、記事を読んだ後、
エリックの新譜の国内盤云々の話は追っかけていないので、
その後どうなったのかは不明。
Spotifyでは聴けるみたいだが、中々、その気にならない。
観に行きはしないが、
いよいよ来週から来日公演が始まる。