さぽろぐ

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2018年11月05日

周年記念盤花盛り・・・

ここのところ何某の周年記念のアルバムのリリースが目白押しだ。
思い起こせば1960年代末と1970年初頭はロックの黄金期。
50周年を迎える盤が次々とリリースされてもおかしくない。
そのリリースラッシュの中で気になったのが、
やはりThe Rolling Stones「Beggars banquet」

自分がリアルタイムで手に入れた最初のストーンズのスタジオアルバムだ。
で、このアルバムのお陰で、ドップリと音楽(ロック)にハマる訳だが、
その50周年記念盤が「何だかな〜」である。
リマスターやら、当時オマケで付いていたMick Jaggerのインタビュー
ソノシートの音源の復刻盤が目玉らしく、未発表曲やヴァージョン違いは皆無。
すでに何度かレコードやCDで手に入れて複数枚持っている身に取っては
「ちょっとな〜」である。
せめて「Rock and Roll Circus」、「One Plus One」の映像、
「Street Fighting Man」のシングルヴァージョン、
アルバムのMONO盤などをひとまとめにして
BOX仕様で出してくれりゃ〜、と思ったのは俺だけか?
未発表曲やヴァージョン違いは興味本位で聴きたいとは思うが、
それがその後に愛聴されるかと云うと、そうでもない。
もう何度もそういう経験をしているので、そこには期待はしないで、
単に手元ないモノを揃えておきたい一心での前述のBOXとなる訳だ。
で、「ベガーズバンケット」が発売された日、
俺が住んでいた北海道の街は、冬の嵐に見舞われた。
その為、交通が寸断されレコード店にアルバムが入荷されず、
日を改めて買いに行った記憶がある。
買いに行った小さなレコード店の店内に貼ってあったポスターを、
粘って交渉して貰ったりもした。
そのポスター、今もレコード盤に挟んであって、
今回、見直してみると、これも盤同様に輸入モノかも?と思えるもの。
紙質やサイズが日本のものと違うし、何よりも当時の発売元である
“キングレコード”のクレジットがどこにもない。
と云った具合。
今更ながらの発見か?
それとも50年経ったからこそ解る事なのか?
まぁ、どっちでもいい。
あのレコード店はとっくの昔に無くなっている。
これらは音楽に紐付いてくる記憶ってヤツだ。
それにしても50年もの長い付き合いをしてきたかと思うと、
何だか感慨深い。
たかだか2,000円程のお金で、これほど楽しませてくれて、
そして色々な事を教えてくれたモノは、他にそうない。
とは言え、今は聴くのはもっぱらCDの方だが・・・。
さて、来年は「Let It Bleed」の50周年モノか?
「ベガーズ~」もそうだが、「サタニック~」もそうだったように、
この時代(Decca)の事にはストーンズ自身が力が入らないのかも(笑)
だから「レット~」も期待する事なかれ!って事ですよね!
  

Posted by keith yoshida at 17:15Comments(0)音楽